E先生の大営業日記 2001年1〜2月
これは「おにょれえええ!!!」な日々を送る私の友人である「E」の酒と涙の営業日記である。

BACK   HOME

2001.2.27


またまた明日から出張である。
ここのところ毎週のように出張している。

「しょうちゅう」なら全く拒むところではないが、「しゅっちょう」はいい加減
ご勘弁被りたいなー。

<読書のコーナー>
「赤い砂塵」 デイビット・マレル 早川書房
→元軍人の主人公が、現在の職業画家として知り合った
 女性を守るために武器商人と死闘を繰り広げるという
 ありがちなパターン。ありきたりなストーリーではあるが、
 そこそこ読ませる。

「墜落事故調査官」 ビル・マーフィー 二見文庫
→ジェット機墜落の真相を探るNTSB調査官ロン。
 チームで一番若いロンがリーダーに指名された
 その訳とは・・・。

 定価829円(税別)分の価値は十分あり。

 尚、NTSB(アメリカ国家運輸安全委員会)は
 飛行機であれなんであれ、「乗り物事故」全般に
 絡む組織で、「えひめ丸」沈没に関しても調査をおこなっている。
 (事実、何年か前に同様の事故があった際に、NTSBは海軍に対して
  潜水艦浮上前に”アクティブ”の方のソナーを使え、と指示している。
  海軍は当然拒否していた)

2001.2.22


<本日のおにょれえええ!!!>
法律改正に伴うプログラム変更の真っ最中である。
制作もとからプログラムが届いているのだが、
バグだらけじゃっ!

中には変更履歴なしでロジックを変えていたり、
もっとひどいのは、何世代か前の古いプログラムを
送ってきたりしている。

やめてくれよなー。テストで大変であるぞ。

2001.2.15


今日は京都でロード作業。こけずに終了し感激する。

いやいや、感激してはいかんのだ。当たり前の姿なのだ。へんっ!

(作者注:この業界では「あたりまえのこと」が「あたりまえのように
 覆され裏切られ誰も責任をとらない」のである)

<読書のコーナー>
「雷撃深度十九・五」 井上 司 文春文庫
→太平洋戦争最終時期、伊58型潜水艦に極秘任務が下る。

 実際に、この潜水艦がフィリピン方面で米軍重巡洋艦インディアナポリス
 を撃沈し、なんとか生き延びて日本に帰還した史実をもとに、
 フィクション化した物語。

 MADがこの当時にあったのか・・・と知識を新たにした。

「容赦なき銃火」 アンソニー・ボーディン 早川書房
→マフィアの大ボスの狙撃依頼を中ボスから依頼された
 殺し屋の主人公ヘンリー。狙撃失敗後、ヘンリーと
 大ボスが同じ島に偶然いることから、中ボス放つ
 殺し屋と対決することに。

 まーまーですかな。

2001.2.14


<本日のおにょれえええ!!!>
東京にて朝からデータロードの仕事。
この前の日記で書いたとおり、
トラブルでまくりであった。

いきなしDB再編成でこけるし、第一メインのデータロードの
PGが動かないではないか。いったん全データ13万件を
ワークに落としてそこからDBに追加しにいくのだが、
13万件をワークに落とした後、うんともすんともいわずに
「更新件数:0件」で「正常に終了しました」だと。
ううーむ、テストで出た事象ではないか・・・。
解決したはずなのだが・・・。

・・・。怒る気力もなくいろいろやるが、
11時過ぎにぶち切れてしまい会社にTEL。
よほど「作ったやつ今からこっちきて処理してみろ!」と
言いかけるが、埒もないことなのでクールに話を聞き
結局なんかのタイミングでうまく動き出した。

わけわかんねー。しかしなー、この前のトラブルでもそうなのだが、
ノーマルエンドしないときはきちんとメッセージ出してこかせよなー。
こかしついでに現場で原因追及できるようなメッセージだせよなー!

きちんとしたデバッキング実務経験無いものに更新系PGつくらせんじゃねー!!!

まー、動いたから良しとするが、まったく、胃に悪いぜい。

結局社内に帰って聞いてみると、ワークファイルにたいして
OPENを2回かけているのが「あやしい」とのこと。

ベースPGは他社がつくったものなので誰を責めるわけにも
ゆかず、おそらく、いやほぼ間違いなく、というよりか
絶対確実にE先生は今夜も焼酎薩摩白波お湯割りに
身をゆだねて泣きくれるので、あらう。

民よーわしの人生を浪費するんじゃねー!!!

2001.2.13


<ぬおおおお>
夕方から東京出張である。
ユーザーのところでマスター一括更新処理があるのだが、
INPが多いため、朝から処理しなければいけない。
日帰りで、「ノートラブル」なら丁度の処理時間なのだが、
わしは「ノートラブル」なんて言葉これっぽっちも信用してはいない。

<ゲームのコーナー>
週末「大航海時代4」をやりこめた。
つひに、交易人リル・アーゴットは必須イベント以外
全く交易せず、しかも館長室こもりっきりで、
ひたすら海賊行為にふけり七つの海を制覇したのであった。

交易人リルは女海賊に転びバテレンしたのであった。

まあ、前回と違い中盤以降は戦う必要のない艦隊とは
戦闘しなかったが(めんどくさかった。それにインド制覇時点で
資金が2000万越えたので、戦う意味がない。ナガルプルって
なんて金持ちなんだ)。

ふー、お次はリスボンのお坊ちゃんか・・・。こいつも腕っ節
弱そうやから前半苦労しそーやなー・・・
って、そいつでも海賊やる気かい。

2001.2.7


<本日のおにょれえええ!!!>
午後、あるユーザーで、月次処理がこけるという事象が発生。
夕方データをもらわないといけないスケジュールだったため、
原因追及におわれる。リミット近くで解決。
ひじょーに胃の痛む午後であったぞよ、民よ。

ってゆーかなー、制作元よ、エラーになるような
データ入力を許すプログラム作るなよなー!

それにそんな余裕のないスケジュールつくるんじゃねー!

<読書のコーナー>
「リンドバーグ・デッドライン」 M・A・コリンズ 文春文庫
→強烈な盛り上がりはなかったが、淡々粛々とけっこう
 まじめに読めたハードボイルド(かな?)もの。佳作。

 唯一、というか致命的な欠点は、題材を史実に乗っ取ってしまったことであろう。
 惜しまれる。

「鼠たちの戦争(上・下)」 D・L・ロビンズ 新潮文庫
→スナイパーものなので、すぐさまゲットした。
 第二次大戦スターリングラード攻防戦を舞台に、
 廃墟の町でお互い技量を尽くし戦うドイツの天才スナイパー「教官」と
 ソ連のエーススナイパー「兎」の直接対決の運命はいかに!?

 とかくとかっこよいのだが、あまりに「兎」側にたった戦争・人物史観のため、
 緊張感にかけてしまう。プロのスナイパー同士の、戦争を越えた
 英知の対決風に書いた方が、物語としてはおもしろいだろう。

 ラストの対決は、「おいおい」というぐらい盛り上がりなくあっけない。
 エピローグも、仕方ないから付け足した、という感じで、
 最後がとにかくダメ。スナイパーものとしてはS・ハンターどころか、
 J・C・ボロックやS・セイヤーにも到達していない。

<ゲームのコーナー>
「HUNTER×HUNTER」はとりあえずラスボスまでたどり着くが、
あっけなく負ける。あまりに圧倒的な負け方に、「仲間をかえよう・・・」
と再び修行の日々。「よーし、最後の修行、腕試しじゃっ!」と
飛び込んだ遺跡があまりに先行きの見えない階層で、150階までいったとこで
セーブしてやる気が失せた。

なので、

今はまた「大航海時代4」をリル・アーゴットねえちゃんでやっている。
前回ホドラムでプレイしたときは、ほぼ海賊風に目にする艦隊に
喧嘩売りまくって、地球上から他艦隊を抹殺した。今回は
腕っ節の弱い主人公なので、地道に交易しよーか、と思いつつも
いきなり地中海で複数の艦隊と交戦してしまい、あやうく
最初からやり直す羽目になりかけた。

まだ中盤であるが、戦列艦+キャロネード砲装備の無敵艦隊化しつつある。
「あの小娘リルちゃんも、とうとうここまで強くなったか・・・」と
感慨ひとしおの日々である。

ちゅうか、主人公変えたら変えたなりにプレイ方法も変えろよなーと
我ながら思う日々雑感であった。さー、帰ってプレイだ!

女海賊リル・アーゴットが7つの海を席巻する日ももうすぐだ。

2001.2.4


このまえ、このHP作者などとスキーに行って来た。
ゲレチュウを極めようと、今回なんと、小型升及び
荒塩を持参し、ゲレンデでワンカップ熱燗をわかし、
端に塩を乗っけた升で、遠き山々などを睥睨しつつ、
ぐびっ、ぐばっ、ぷふぁ〜と満足感に浸ったりしたのであった。

これで一通りゲレチュウも極めたか・・・と一人悦に入っていた
今日この頃であったが、昨日TVでいいものをみてしまった。

ゲレンデではなく、雪深い民家の庭であるが、大きな青竹に
焼きたてイワナをいれ、熱燗をドボドボと投入し、箸でイワナを
崩し、こんどは小さめの枝付き青竹にクポクポと骨酒を注ぎ、
雪をみながら飲んでいるのだ。

負けた・・・。升酒なんぞで天狗になっていた自分が間違っておりました。
我がゲレチュウ人生に一片の悔いあり!なのであった。

よーし! 来シーズンはゲレンデでイワナの骨酒じゃあああ!!!

しかしスキーに行ったにしてはよくもこれだけ「滑り」とか「雪質」とか
無視して書くものだ(HP作者は「水下痢」について主に書いていたし)。

<ふふふははは>
とーとー念願の会社MYマシン1号機再セットアップに成功した。思えば
長くつらい道のりであった・・・。

ごくごくシンプルなデスクトップやスタートボタンの中のアイコンをみながら、
「サラピンはえーのー」とにまにまする私E先生の土日はやはりつぶれてしまう
のでありました。かしこ。

2001.1.24


出張から無事帰社。

出張の晩はノーレートの雀荘で実に久しぶりに麻雀をした。

ルールはありあり東南戦で、ノーレートなので赤なしウマ無しのごくごく
ルールブックに近いものである。お金がいるのは場代のみで、
トップ100円、2・3着200円、ラス500円/半チャンを店に払う仕組みだ。
ノーレートでこういう着順払いなので、みんな大物手をねらわず
そこそこの手でさくさく早上がりしますな。ついていけん。
ハネ満で「すげー」という感じ。
(前回行ったとき偶然親バイつもったら場が”シーン”としてしまった)

じっくり手作りしてたらほとんどあがれませんでした。

半チャン5回やって、トップ・ラス一回ずつ、あとは配給点あたりの2・3着
で泣かず飛ばずだった。トップを取ったのもきちんと勝ったのではなく、
東パツに国士をであがりし速攻箱割れ終了しただけである。
(「すごっ」とか全く感想も出ず、ただただ皆無言で場代を払う重苦しい
 瞬間であった)

前も書いたが、今回も”500点棒”のとまどいが大きかった。

2001.1.20


にこにこ土曜出勤である。東京のユーザーがLAN環境変更したので、
WANしている当方のLAN周りの環境変更である。

来週も忙しい日々が続く。
週末にスキーに行く予定なのだが、丁度週の真ん中に
出張があるため、この土日で荷造りして、月曜にでも発送しなければならない。

火曜の朝から東京に行き、作業後泊。水曜日は東京の別のユーザーの所で
終日作業、晩遅く帰阪。金曜は京都方面で夕方まで作業、帰宅後折り返し
大阪駅からシュプールに乗る。

ARAIに行くのだが、どーも積雪量がものすごいらしい。500cmオーバーだ。
大丈夫であろうか・・・。

昨日アウトドア店で寒冷地用のボンベを購入
(チャンピングGAS製CV270スーパー)。

念のために粉末ホットココアも購入。

さー、ゲレンデで焼酎お湯割り飲むぞ!
って、ココアは飲まんのかいココアは。

<読書のコーナー>
「ホテル・ジャンキー」 村瀬千文 王様文庫
→プロローグに「この本はホテルに”こだわり”を持つ人のための本である」
 と書いてある通り、世界の5つ星クラスホテルの宿泊記であり、
 そういう「エクセレント」な人たちとしてのホテルライフが書かれている。
 「わしだって、ビジネスホテルにこだわってるがなー」というものの、
 そんなフツーのおっさんが読む本ではなかった。

 この本を読む限り、金持ちは金持ちで結構疲れるんだと思う。
 オフのリゾートでも格式を守ってるんやのー。

2001.1.18


東京名古屋、二泊三日の出張がおわった。
安いビジネスホテルは疲れる。

こういうホテルの嫌な点は、
1.掛け布団が薄い
2.特に冬場、乾燥がひどい
3.部屋が暗い
4.狭い

があげられる。
1については、個人の好みであるが、わしは掛け布団に”重量”がなければ
気に入らない。羽毛布団よりも綿布団のほうがスキなのだ。しかも
「入れるものなら入ってみろ!」と言わんばかりに
端をクッションに折り込んであるので、いかにも「封筒に入る」感じがするのだ。

2はみなさん経験があると思うが、暖房を強にしたりすると、翌朝喉をやられたり
するほど乾燥するのだ(ホテルによっては加湿器を貸してくれるところもある)。
一度懲りたので、寝る前にバスタブになみなみと湯をはって、WCのドアを開けっ
放しにして寝ることにしている。そうするといくらかましになる。それでも乾燥が
ひどいときは、濡れタオルを通風口の所にくくりつけてから寝る。

3・4にいたっては「早く寝ろ!」と言うことなのだろう。起きたまま読書できないほど
暗いホテルもあるし、文机のないホテルもあるのだ。こういうところでは
あきらめてベッドの上にあぐらをかいて、TVを見ながらひたすら酔うしかない。

実際東京のホテルでは狭くて薄暗い部屋だったので、ぼんやりとTVを見ながら
つまみをぼりぼりと囓り、ときおりビールをゴキュゴキュ飲んでは、
「ぷふぁー」というか、どちらかというと「はああ〜・・・」とため息をついたりした。
ゴンゴンとボイラー室のような空調の音に混じり、時折「ジャー!! ズゴーーー!!!」と
上階の用足しの音が聞こえる中で、一人ぽつねんとしている姿は余りにみじめであった。

ううむ、わしは将来ビルGみたく出世して、一泊何十万のスイートにとまり、
何部屋もある広い室内をコツコツと思索に耽りながら散歩し、或いは
オーナーからの差し入れロマネコンティのつがれたグラスをゆるゆると動かし
周りにはべる美女数人、というのを絶対に、いや最後の美女はなくてもよいんだが、
そういう「エグゼクティブ」で「スーパーリッチ」な出張をするぞするぞ。
(でも出張理由はそれでも「MOコピー」とかなんやろなー・・・)

<読書のコーナー>
移動時間が多かったので、文庫本も結構読めた。

「雪の狼(上下巻)」 グレン・ミード 二見文庫
→「フォーサイスを凌ぐ迫力! 日本冒険小説協会 外国部門大賞受賞!」のオビに
 惹かれて買った。数十頁読んだ所で「うがっ!」と投げ出してしまった。
 いや、けっして内容がどうのこうのというのではなく、単に以前読んだことがあるためである。
 しまったー、またやってしまった。よほど感動しない限りタイトルも作者も憶えへんからなー。

「バーチカル・リミット」 メル・オドム ソニーマガジン文庫
→これは最近映画になったので、ご存じの方もいるだろう。
 山岳アクション小説としては詰めが甘いが、SFX映画ではかなり楽しめるだろう。
 またしても「北壁の死闘」ボブ・ラングレーを読みたくなったではないか。

「江戸の犯罪白書」 重松 一義 PHP文庫
→江戸時代の犯罪、というよりも処罰・法務体制を、ごくごく大学教養講座風に
 法制・文化・歴史的に論ずる本。カテゴリーの広さに対するページ数の
 圧倒的不足により、表面的な解説に終わるのが残念。
 「えー、そうなんや」と思うところも多々あり、時代劇ファンにはおすすめ。

2001.1.15


体調悪し。鳩尾のあたりの胸と背中が締め付けられるように痛い。

明日から木曜日一杯まで京都・東京・愛知を巡る出張である。
だるい。

<読書のコーナー>
「白鯨(上下)」 メルビル 文芸文庫
 書評誌で「新訳!」となっていたので購入。「白鯨」は大昔に児童文庫みたいなので
 読んでおもしろかった記憶があるのだが、ホンモノは違いますな、モノホンは。

 だってなー! 各巻2000円弱するねんぞー、文庫でやで。新訳って高いのな。
 (新潮文庫の旧来の文庫は一冊800円台であった)

 読後感は、うーん、隠喩というか暗喩というか象徴の寓話というか、映画のような
 スピーディーな展開を期待するムキには全くお勧めしないぞ。

 幾度か「何が言いたいんやっ!」といらつきすらした。

 星新一やったら20頁ぐらいで書き切るぞ。

 値段考えると、「どうしても「白鯨」の新作が読みたい、読み比べたい」という
 マニア向き。

2001.1.11


うう、忙しい。たまんねーぞ!!!新世紀早々仕事ずくめじゃ。

<本日のおにょれえええ!!!>
今日社外で仕事を終え、そのビルを出て歩いている途中で、突然尿意を催した。
しばらく我慢していたのだが、どーしてもままならぬようになったので、仕方なく
その辺の雑居ビルに入った。幸いすぐに便所が見つかったのでドアを開けると、
一人しか入れない小さな便所で、先客が「ジョー」と実に気持ちよさそうに
ションベンをしている。

「じじー早く終わらせろよな」と、結構下半身に痙攣を催しながらひたすら待つ。

待つこと数十秒ぐらいの間であったが、「便所がそこにある」という安心感からか、
わしの尿意は赤丸急上昇するのであった。

「ニューロ加速器作動!」なのである。

やっとオヤジが用を終えたらしいのだが、ごそごそちんたらとコートなどを羽織り
直している。
(コートなんかええやろ!)と思いつつ耐える。

オヤジ、手を念入りに洗う。かなりしつこく洗う。
(手なんか洗わんでもええやろ! 死にゃせんわ!!!)とかなりいらつく。

オヤジ続いてハンカチをごそごそと探す。
(外で拭けよ外で!早く便所からでろよなっ!!!)と段々本気で弱気になる。
「バイオニックコンデンサー上昇!」なのである。

ここでオヤジ、ああなんたることか!ハンカチの入っているポケットに入れていた
らしい雑多な硬貨をばらまき落とす。チャリンチャリンという音が便所に響きわたる。
ついでにわしの膀胱にもストレートにひびく。
(オヤジ、シバクコロス金あきらめて便所からでろお!!!)と、呪い殺す。

オヤジ、ゆるゆると硬貨をひらい、サノバビーッチ!又念入りに手を洗い始めるで
はないか・・・。
(ジバクシバク!絶対コロスー!!!!!!!!!!!)とこの段に至ってはもう
「イデの流速反転!」モードである。

わしの心の中では数時間も経ったと思われるほどの耐え難い時間を経て、オヤジよ
うやく便所を出る。

チャックを下ろす手も震え気味になりながらも、お漏らしすることなくイデオンガ
ンを気持ちよく発射するのであった。

ううむ、年明けからなんといふ高尚な話題であることか。

2001.1.7


いよいよ新世紀の幕開けである。

ついに「世紀末救世主」は現れなかったし、
ガンダムも銀河鉄道も実現しなかったが、とにかく
新しい時代が来たのだ。いや、平和やったら
それに越したことはない。街のあちこちで
「ヒデブ」とか「あべし」とかいう世の中は
いややし、空からコロニーが落ちてくる
時代も体験したくないし。

<本日のおにょれえええ!!!>
昨年最後のおにょれを。
31日、晩にこのHPの作者達と
寿司屋でふぐふぐ忘年会をやった。
満腹大満足し、帰り際に頼んであった
祝い用の睨鯛を受け取って表に出た。
プラスチックのすし桶に、ビニール風呂敷で
くるんであったのだが、「しっぽ折るなよ!」の
言いつけ通り、かなり「ルーズ」に結んであったようなのだ。

ほどなくスルスルッとほどけてしまい、あわれMy鯛は
ボゴーンと路上に落ちてしまった。すかさず拾い上げ、
「こんちくしょこんちくしょ」と死ぬほどきつく団子結びしなおしたが、
「道路に落ちた」という罪悪感というか敗北感というか、世紀末に
俺は何という失態をしでかしてしまったのかと愕然としてしまった。

たとえ世紀末救世主でもMy鯛をクリーンにする秘孔は知らないはずだ。

じくじょー、ぐやしー。

<「うわーすまんすまん許してくでー」のコーナー>
元旦。年賀状をみていて、「???」が一枚あった。
差出人に心当たりがないのだ。かといって、セールスや
へんてこな勧誘ではなく、型どおりに「本年も・・・」と至ってシンプルに
書いてあり、差出人に会社とかそういう肩書きもなく、自分の住所も
きちんと書いてある。悩みましたな。差出人が女性なので、
「女の人は結婚すると名字変わるからなー」と下の名前で
記憶を引きずり出したが、該当者が浮かばない。しばらく「う〜んう〜ん」と
やや泥酔気味のおつむを発熱させたがまったく心当たりがない。

こういうときフツーの人は返事を出さずにそれで終わってしまうのであるが、
慈愛に満ち満ちたわしはなんとか返事を出した。

正月明けの初出勤の時に同僚に言うと、「私も来ましたその人から」というではないか。
「誰?」と聞いたら、なんとなんと、今年同じ部に入社した女子社員ではないか。
ううむ・・・。顔は当然知ってるが、わしは人の名前を覚える努力を一切しないからなー。
その女子社員の名前も全く知らなかった。

わし返事なんて書いたかなー、と考えたら、確か正直に

・済まないが、君の名前に心当たりはない
・とりあえず本年も宜しく、ということにしておく

となんともまータカピーというかふんぞりかえったというか、本当に
下々の民草宛風なことを書いたのであった。

うぎゃー、すまんすまんすまぬうううううううう!!!!! と
正月早々からその女子社員に平身低頭謝りまくるわしであった。

うぐっ、ぐすん。今年もこんなんかい、わしわ。

Copyright © 1998-2002 E

BACK   HOME