【いままでのゆいぼん】


2001.11.15

ども、由井です。今週ご紹介する本はこれ、宮部みゆきの短編集「人質カノン」です。93年から95年に発表された7編が収録されています。
一番気に入ったのは6番目の「生者の特権」で、OLと小学生がいじめっ子に隠されたプリントを取りに夜の学校に忍び込む、というお話。
冬の真っ暗になった学校の廊下を歩いていると、どこからともなく足音が近づいてきて、ドキドキしてたら正体は友達で、お互い怖かったとかいうのを思い出したりしました。
お墓より夜の学校の方が絶対怖いよね。みんなそう思いません?


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