【いままでのゆいぼん】


2001.2.15

これは宮部みゆきの小説のなかで一番気に入っている作品。
ジャンルはミステリーなんだけど、自己破産というテーマを扱っていたりして、こういうのを「社会派ミステリー」と言うらしい。
ストーリーは、怪我で自宅療養中の刑事が親戚から頼まれて、そいつの消えた婚約者を捜す、という王道的な始まり方。どう自己破産がからんでくるかは読んでからのお楽しみ。
ラストはいい感じ、めっちゃオレ好みな終わり方。すっきり円満解決で終わればいいってもんじゃないよね。
そういえば熊本は自己破産率が全国でも1,2を争うとか。みんなも借金には注意しよう。
っていうかオレが一番危ない。


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