「行っちゃったね……」
「人騒がせな連中だったな」
「なんだか急に静かになってしまいましたね」
「平和が戻ってきたのさ……。さあ、家の中に戻ろう、日が暮れてきた」
こんな大事件がたった半日の間の出来事だったなんて、氷河にも瞬にもメイドロボたちにも、とても信じられませんでした。
彼等は、もう1ヵ月くらいも氷の国星の小人たちと一緒に暮らしていたような気がしていたのです。
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