「い……生きてるのか、あいつ」 たれたれ氷河さんは、すごく心配そうです。 「だ…大丈夫かな……?」 たれたれ瞬ちゃんは、ちょっと心配そうです。 「あれぇ、氷河はどこに行ったのー !? 」× 15 小人たちは、現状把握ができていません。 果たして、氷の国の氷河の運命は !? 否、そもそも、彼は生きているのでしょうか !? 強きライオンの帰還を期待して、たれたれ氷河さんとたれたれ瞬ちゃんは固唾をのんで、崖の上に立っていました。 小人たちは、氷の国の氷河がどうなったのか、まだわかっていません。 そして、時間は、飴のように長く伸びるばかりで、一向に進まないのでした……。 |