第2問を聞いた220万1002人の大移動が始まりました。 本来ならイエスと思う人は西館に、ノーの人は東館にいれば、移動する人数は少なくて済むのですが、小人さん商店街出店部隊に新しい商品が追加されるのでは……とか、タイムセールがあるかもしれないという期待を胸に、小人さんフリークの足はショップモールへと進んでしまうのです。 優秀な小人さん商店街出店部隊のスタッフたちはフル回転で働きまくり、どうにか第2陣の商品を間に合わせることができました。 小人さん商店街出店部隊スタッフはみんな9号の大ファンで、たとえ労働の報酬が小人さん饅頭詰め合わせデラックス版だけのほとんどボランティアなお仕事でも大張り切りだったのです。 「1号店、準備完了!」 「2号店、準備完了!」 「3号店、準備完了!」 「4号店、準備完了!」 「5号店、準備完了!」 「6号店、準備完了!」 「7号店、準備完了!」 「8号店、準備完了!」 「9号店、準備完了!」 「10号店、準備完了!」 「11号店、準備完了!」 「12号店、準備完了!」 「13号店、準備完了!」 「14号店、準備完了!」 「15号店、準備完了!」 「よ〜し、儲けて儲けて儲けまくるぞ〜!」 「稼いで稼いで稼ぎまくるぞ〜!」 「9号ちゃんの笑顔のためにー !! 」× 15 それぞれのお店を任されたボランティア雇われ店長たちは、燃えに燃えていました。 |