そして、評決の時は来た。


「僕、『ほも禁止令』反対です」
と、瞬。


「瞬が反対なら、俺も反対」
と、氷河。


「もうどっちでもいい! 俺は瞬の育て方を間違えた!」
と、泡を吹いて床に倒れ、天を仰いだままの一輝。


「うーん、俺も反対かなぁ。瞬が反対だって言うんだからなぁ」
と、星矢。


そして、
「俺も反対だ。チューリップ畑一の氷河×瞬ファンしては、当然だろう」
――というのが、紫龍の出した結論だった。





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