20800カウント記念小説


20800カウントをGETしてくださったのは、エミさん。


お題は、

『 浜崎あゆみさんの“Duty” 』



エミさん、リクエスト、どうもありがとうございます〜♪♪

エミさんには、ほんとにたくさんカウントゲットしていただいているのに、私がのろまなばっかりに……。

今回のお題にしたって、リクエストをいただいたのはバレンタインデー前日。
それが、なんと今は4月。
な…なんか、私がノロいというよりは、時間の過ぎるスピードが速すぎるという気がしないでもないのですが……。
(↑ こう感じるのは、歳をとった証拠らしい;;)


さて、ゲーノー音痴の私は、もちろん、浜崎あゆみさんなる女性を知りませんでした。
オーストラリアにいらっしゃるエミさんがご存じだというのに;;

そこで、てくてくCD屋さんに行って、買ってまいりました。
浜崎あゆみさんの“Duty”。

まず、ジャケットを見て、『な…なんだ、こりゃ?』。
エ…エミさんがお友達にお借りになったCDというのも、私の買ったCDと同じものでしょうか?
こう、豹のカッコをした女の子が、ほっぺに真っ赤なハートを貼っつけて、豹の耳と尻尾をつけたコスプレ(?)をしている……のですが……?
『こ…こんなコンセプトで作られた歌を、私に作品化(以前に、理解)できるのだろーか…?』
と、私は超々々不安;;

でも、実際に聞いてみたら、私にもわかる日本語で、ひと安心しましたがv

しかし、次に私の前に立ち塞がったのは、世代の壁。
これって、どう考えても思春期の女の子の感性ですよね?
いろんなことに不安で、迷ってたり、悩んでたり、傷付いてたり。

そんなん忘れたってばーっっっ!!
わ……忘れたことが悲し〜っっ;;

でも、なんか、ちょっと、面白かったです。
今時の女の子の大部分は、もっとお気楽にらぶらぶ〜な歌を聞いて、のほほ〜んと生きているのかと思っていました。
つーか、今の日本、傷付くのが得意な人間が多くて、恋に身を焦がす女の子なんかいないのだろーか。
恋って、ある意味、傷付くためにするようなものですしね。
こんなふうな歌に共感できる女の子が多いのなら、傷付くのが恐い臆病な女の子が、今の世の中には溢れかえっているということなのでしょうか?
いや、私にも、確かにそんな時期はあったような気はするんですけど……。
ああ、駄目だ。憶えてない。

漠然と不安な日々は確かにあった。
あったような気がするけど。
でも、何が不安で、何に傷付いていたのかを憶えていない。
(憶えていない程度のことだったんでしょうね、つまり、当時私が傷付いていたこと)(それを人は思春期というのか)
オトナな私は、多分、生きるために忘れちゃったのだわ、そういうこと。
いちいち傷付いていたら、きっついもん、長い人生生き抜くのは。

でもって、歌詞がそんなふうなのに、メロディは短調ではなく、歌い方も元気。
そのせいで逆に、なんか、なんか、なーんか、病める日本を感じてしまいました(それとも、そう感じる私の感性が古いのだろーか)。


いずれにしても、これは、私が既に通り過ぎた時代の歌。
今回の話は、ですから、この歌の趣旨に沿った話には、多分、なっていません(タイトルからして、“not duty”だし;;)。
(エミさん、ごめんなさい〜;;)

繊細、ナーバス、デリケート。
鋼鉄の無神経を持った今の私には、理解できないことなのかも。

でも、そんな私にも、毎日、感情を揺り動かすような事件は起こるわけで、人間が悟りを開くのは、ほんとは永遠に無理なのかもしれません。

若いお嬢さん方!
人生は長く、辛いです!
傷付くことを得意技にしていたら、多分、生き抜くことはできません!
前向きに! 強くなるのです〜!!
私も強くなりたーい!


えー。ところで。
浜崎あゆみさんのこの歌、知らなかったのは私だけ?  





20800カウント記念小説 入り口








MENUへ記念MENUへ3番目の花壇MENUへ