25000カウント記念小説 25000カウントをGETしてくださったのは、エミさん。 お題は、 『 苦労している氷河 』 『 ××でも、@@でも、☆☆でも何でも、とにかく瞬くんのことで苦労していてほしいの 』 とのことでした。 |
さて、24700カウントに引き続き、エミさんのリクエストです。
どうもありがとうございます〜vvv で、苦労している氷河、なのですが。 『 苦労 』 これは、実に微妙な言葉です。 世の中には、傍から見たら苦労としか思えないことを、苦労と思わずにやってのける人たちがいます。 私なんぞから見ると、実はエミさんもその中のひとりだったりします。 色んなテクニックや言語を覚えることは、私にすれば、ものすごい苦労であり、努力です。 それを、エミさんは、もちろんそれはとても大変なことなのでしょうが、とても楽しんでこなしているように見えるのです。 なぜ、そんなことができるのかと言えば、自分の苦労や努力の目的がはっきりしているからだと思う。 自分が何のために頑張っているのか、頑張ればどんな成果が得られるのか、それを明確に把握している人には、おそらく、苦労は苦労じゃない。 あるいは、苦労も楽しく感じられる……のじゃないかと思うのですね。 私が学生の頃、勉強が嫌だったのは、自分の学んでいることが何の役に立つのか、全然わからなかったからだった。 仕事を辛いと思うことがあるのは、自分のしている仕事を納得できていない時。 そういうものだと思うのです。 さて、では、氷河が瞬ちゃんのためにする苦労。 それは、氷河にとって苦労でありましょうか。 これはね、これはね、難しい問題でございます。 無論、時と場合にもよるでしょうが、瞬ちゃんのための苦労を喜んでしてこそ氷河だろ! と、瞬ちゃんファンの私は非常に身勝手に思うのです。 ですから、この話の氷河にも、一応苦労らしきことはさせていますが、彼が、自分のしていることを本当に苦労と思っているのかどうかは、書いた私にも疑問です。 そんな話になってしまいました。 一応、『もしかしたら報われないかもしれない苦労』にすることで、なるべく苦労らしくしようとはしたのですが……(←大嘘つき〜;;) なーんかねえ、人間の幸不幸が、その人の考え方次第なのと同じように、苦労を苦労と思うか否かも、苦労を辛いと思うか否かも、結局はその人の考え方次第のような気がしますのです。はい。 ちなみに、今回の元ネタは、『千夜一夜物語』。 粗筋だけでもどこかにないかと探したのですが、みつけられたのはここだけでした;; でもって、特別ゲストは、金ダライさんでございます〜vvv |