それからの毎日は、氷河王子にとっては、まさに天国の日々でした

毎晩、瞬王子と歓を交え、欲望の火を鎮めてもらえるのですから、これ以上の幸せはありません。

けれど、最初のうちはどこか浮き浮きしているようだった瞬王子が、日を追うごとに、沈んだ表情を見せるようになってきたのです。

能天気に浮かれていた氷河ガエルも、さすがに心配になってきました。






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