翌年、美形同士のカップルをつれて江戸城に上った水瓶藩藩主は、居並ぶ大名たちの前で、大いに武士の面目を施したということである。


江戸、260余年の太平の世。
武士が刀の力にらずに生きることを余儀なくされた、武士の時代。
どんな時代にも人は恋をし、大切なものを守るために戦い、そして、懸命に生きていたのである。


今も昔も。
生き抜いてこその人生です。












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