193000カウント記念小説


193000カウントをGETしてくださったのは、天真さん。


お題は、

『 映画「忍 SHINOBI」の世界観での氷瞬 』



今回が初めてのリクエストですね。
天真さん、どうもありがとうございます!


さてさて、そういうわけで、お題は忍者の世界です。
ちなみに、映画『忍 SHINOBI』を私は未見。
上記サイトさんを拝見して、お題を『伊賀・甲賀が相争う世界での氷瞬話』と解して、話を書かせていただきました。
映画と似てるのか、全然違ってるのか、全くわかっておりません。
それを確かめるためだけにでも、そのうち観に行くぞー! と思っていたりして。

ところで、こちらの映画、原作はかの山田風太郎氏。
『魔界転生』等でお馴染みの作家さんだと思うのですが、実は私、彼の作品もほとんど読んだことがなくて……。
現在私の本棚にある氏の著作は、『くノ一忍法帖』と『男性滅亡』の2冊のみ。
なぜ、どういう思考で、私がこれらの本を購入したのかは、今となっては憶えていないのですが、『くノ一忍法帖』なんて、はっきり言って、えっち対決シーンの連続で、しかもそのえっちシーンが、「子宮で男を食う」だの「(えっちで)男性の精気を吸い取ってミイラにしてしまう」だの「おなかの赤ちゃんを他の女性のおなかに移す」だの、どれもこれも尋常じゃなく、ほとんど妖怪と妖怪のえっち。
とても、氷瞬話の参考にできるものではありません。

そんなわけで、私は、山田風太郎さん方面からのアプローチを諦め、地道に『忍び』について勉強することにしました。
何と言っても、忍者と聞いて最初に思い浮かぶのが『科学忍者隊ガッチャマン』では話にならない!
今回は、時間配分だけなら、勉強 7:執筆 3 くらいだったと思います。
(んでも、すごくためになりました。忍びの世界って、ストイックで実に素晴らしいです)

まあ、書き始めたら、聖闘士と忍者ってあまり変わらないような気がして、結構違和感なくいけました。
ストーリーも、根幹部分はよくある氷瞬冥界編なような気がします。

瞬ちゃんは、もう完全に開き直ってピンクのミニ着物=カムイスタイルで突っ走らせていただきました。すみません。

タイトルの『万川集海』は『まんせんしゅうかい』もしくは『ばんせんしゅうかい』と読みます。
意味は、作品の中で説明しておりますので、ここではパス。

作品中、パンドラさんがくノ一として登場するのですが、さすがに『パンドラ』の名前で動かすわけにはいかず、でもどうしても名前が必要で、前述の『くノ一忍法帖』に登場するくノ一さんの名前をお借りしています。
(由比さん。由比正雪の由比です)

それと……最初に、時代がかった大河ラブロマンスを目指したのが間違いだったと思うんですが、数箇所、クサくてクサくて、書いてる最中に自分の鼻がひん曲がりそうになったくらいクサい氷河と瞬ちゃんのやりとりがあります。
自分で書いてて恥ずかしくて、「やだやだやだやだやだやだー」と駄々をこねたりしていたのですが、この恥ずかしさに耐えることが、やおい書きに課せられた宿命なのね。
ええ、私は耐え抜きましたとも。


――と、そんなこんなで何とか書き上げました氷瞬忍者話。
付け焼刃の知識で書きましたので、あちこち破れほつれもあるかとは思いますが、『ガッチャマン』と『忍たま』くらいしか知らないシロートが書いた話だということで、お許しいただけましたら幸いです。

天真さん、とってもためになるリクエスト、どうもありがとうございました!!





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