206500カウント記念小説


206500カウントをGETしてくださったのは、Bさん。


お題は、

『氷河か瞬ちゃんのヌードシーンのある話』


Bさん、いつもお世話になっております

リクエスト、どうもありがとうございます!

さて、こちらのお題、元はといえば、ドルバル様話に関する掲示板のやりとりから出てきたものです。
氷河の洗脳はいかにして為されたのか。昔々の某アニメでは、おーるぬーどの洗脳シーンなんてものもあったけど、氷河はどうだったのか? ――というような やりとりをさせていただいたのです。

ちなみに、わたくしめ、お題をいただいた時点で、「脱がせるのは氷河!」と決めておりました。
Bさんが氷河ファンということもありますが、瞬ちゃんはアニメオリジナルで既にシャワーシーンがありましたし、肌をさらすという点において全くサービス精神のない氷河をせめて二次創作では! と思ったわけでございます。
そして私は、「さーて、氷河を脱がすぞー!」と張り切って話を書き始めたわけなのですが。が。が。

なーぜーかー、お題をクリアできているようなできていないような、実にビミョーな話になってしまいました;
Bさん、申し訳ありません; こんなはずではなかったのにー!
これはやはり、私が清らかすぎるのがいけないのだと思います。本当にすみません。

という笑えない冗談はさておいて。
そもそも私は、氷河や瞬ちゃんの容姿の説明というものを申し訳程度にしか しない人間です。
『瞬ちゃんは可愛くて、氷河は綺麗』は、既にチューリップ畑のお約束。私は本気でそう思っていますので、私以外の方々もそう思っていると信じています(我ながら無茶苦茶言ってますが)。
でも、まあ、それが私の思い込みに過ぎなかったとしても、二次創作で登場人物の容姿説明はあまりくどくしないのが一般的でございましょう。作品をお読みくださる方々は、既に彼等の容姿をご存じなわけですから。
つまり、書く必要がない上に書き慣れていないという必然的な二重の怠惰によって、私は容姿の描写が超へたくそです。

ところで、氷河は原作・アニメではその肌をさらしたことがありません。わずかに、ハーデス十二宮編のOPで一瞬、肩のあたりを見せてくれたくらい。
要するに、氷河の裸がどんなものなのかを知る者は、この世に誰もいないのです。
そして、今回のお題は『氷河(か瞬ちゃん)のぬーど』。
当然のことながら、私は、私独自の言葉と文章をもって、氷河の裸体がいかなるものであるのかを読み手さんにわかるように説明しなければならないわけなのですがー。
が。

書けませんー!!

この際ですから、懺悔してしまいます。
私は、えっちシーンを書く時にすら、氷河と瞬ちゃんの裸なんぞ思い描いたことはありません。
(↑ “清らか”な振りをするための大嘘でもなければ、冗談でもないです。まじです)
その時私が思い描くのは、瞬ちゃんの腕であり、髪であり、瞳であり、氷河の肩であり、唇であり、指であり――つまり、とても断片的な部位にすぎないのです。体位なんてギャグでしか考えたことはないですし、性器なんてとんでもない! な状態で話を書いています。
(私の書くえっちシーンは、だから色気がないんですねー;)

無論、それは私が清らかだからではありません。私がこだわる部分が見えない場所だというだけのこと。
私がえっちシーンを書く時にこだわるのは、彼等が物理的にどう結合したかではなく、結合した結果、彼等が何をどう感じたか、なのです(ぶっちゃけてしまうと、『どう気持ちよかったか』です)。
『物理的にどう結合したか』に関する描写なんて、はっきり言って、文は絵に敵いませんよ。インパクトも表現方法も。
私は、とても諦めのいい人間です。そして、違う部分であがくのです。

で、そういう人間が『氷河の裸』を書かなければならなくなった時、こんなふうに逃げるのも致し方ないわけなのです。本当に“致し方”がなくて、こういう逃げをかましました。
我ながら非常に情けないのですが。
そして、大変申し訳ないとも思うのですが;

そんなわけでして、Bさん。
今回のお題クリア率は、わずかに30パーセント。
本当に本当に申し訳ありません。
本日ただ今から、望んだ時に望んだポーズの氷河の裸を思い描けるよう、私は精進を開始したいと思います。ごめんなさい〜!





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