・『常務と部長の間には』の続編 ・『聖家族』の続編 ・『第一回アテナ杯美男子コンテスト開催! 氷河は瞬ちゃんにイイトコ見せたくて大奮闘』 のいずれか。 ポッポさん、リクエストどうもありがとうございます! そして、そして。 人様にいただいたリクエストページ、その上 この遅れまくったタイミングで言うのも何ですが、300000ヒット、どうもありがとうございます! いかにも長い時間をかけて地道に少しずつ増えてきた数字(増やしていただいた数字)――という感じが幣サイトらしくて、ありがたくも愛しいです。 皆様、本当にありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします! はい。そういうわけで今回のお題は3択。 どのお題を選ぶか、もちろん私は迷いました。 結果を先に申し上げますと、私は結局3番目のお題を選びました。 既にある作品の続編を書く方が、キャラも設定も新たに考える必要がないので、楽なことはわかっていたのですけれども。 まず、『常務と部長の間には』の続編。 私は最初、このタイトルを『専務と常務の間には』にグレードアップして話を作ってみようと考えました。 で、ほどよく(すっかり)内容を忘れていた私、問題の話を読み返してみようと思ったのですが。 ……読み返せない。 読み返すことができなかったのですよ、私は。恥ずかしくて。 何が恥ずかしいと言って、氷河の苗字ですね。あれ(つまりオリジナル要素)が出てきた時点で、私は先に読み進んでいけなくなりました。 なぜ私はこんなところで引っかかるんだー! と思いつつ、読み返せないものは仕方がありません。 私は、社内恋愛話の続きを断念いたしました。 次に、『聖家族』の続編。 こちらは、話を書いたのはもう何年も前ですが、サイトにUPしたのはつい最近で、わりと鮮明にストーリーが記憶に残っていました。 そして、この作品に関しては、続きを書きたい気持ちがとても強かったのですが、何分オリキャラが多い話であるため、苦手な方も多いだろうということで、やはり断念。 長男主役話、書いてみたかったんですけどね。 二次創作におけるオリジナル部分というのは、本当に扱いが難しいものだと思いました。しみじみ。 そういうわけで、結局、300000キリリク話のお題は『第一回アテナ杯美男子コンテスト開催』ということになった。のですがーがーがー。 今回のキリリク話、私は、ポッポさんが期待されていたものとは全く違う内容のものを書いてしまったと、自信をもって断言できます。 ポッポさんが期待していらした『氷河の大奮闘』は、決してこういう意味での奮闘ではなかったでしょう。 それはわかっているのですが、どーにも氷河が私の進みたい方向に動いていってくれなくて、結局こんな奮闘になってしまいました; ただ、これだけは断言しておきますが、私は、青銅聖闘士の中で最も造形的に美しい男は氷河だと思っています(瞬ちゃんは『美しい』より『かわいい』の方)。 黄金様方と同年代だったなら、氷河は アテナの聖闘士の中でもいちばんの美貌の持ち主だろうとも思う。 あの金髪碧眼で、もう少し年齢を重ねて大人の男の色気が増したら(+馬鹿な言動を見せずに、クールな振りをしていたら)、彼に太刀打ちできる男なんてまずいないでしょう。 ええ、それは確信しています。 (あ、もちろん、これは“私の”確信であって、そうお考えにならない方がいらっしゃるのは当然のことです) 問題は。 私が、氷河の何が好きといって、それは何と言っても、自信満々で馬鹿な言動をしでかす上に、クールな振りもできない点。 氷河のその点にこそ、私は尋常ならざる好意と興味を抱いているということ。 困ったものです、ほんと。 ところで、今回お題にさせていただいた美男子コンテスト。 美というものは――人が何を美しいと感じるのかということは――、多分に個人の主観で決まるものです。 現実のミスコンなどでも、今は、主観で判断せざるを得ない姿形の美醜より、ある程度客観的に数値で比較できる資格や教養のレベル、スポーツの実績等に判断基準が移動していますよね。 肉体の美は、結局いつかは失われるもの。 だからこそ、『地上で最も清らか』な瞬ちゃんに、瞬ちゃんのその部分(設定)に、私は価値を見い出すわけです。それが永遠不変のものだからというのではなく、永遠に失われない可能性があるものだから、です。 美男子コンテストではなく、美人(美人間)コンテストなら、私は文句なく瞬ちゃんを優勝者にすることでしょう。 今回のお題は『美男子コンテスト』だったため、こういうことに相成りました。 どうかお許しください。 でもでも、リクエストしてくださった方の期待を裏切る美男子コンテスト話の主役(?)がアフロディーテなのは、ある意味妥当なのかもしれないとも思う私です。 (↑ 言い訳です。すみません;) それからそれから。 今回の話に出てくる神様方の自称が、原作&アニメでは『余』だったものが『私』になっている部分があります。 これは、『余(予)』は相対的に身分の高い人が格下の者たちに向かって使用する自称(そうでないと今ひとつ格好がつかない自称)で、神様たちが群れているところで『余』を使うのは少々不自然かもしれないと思ったためです。 ご了承ください。 何度も何度も言い訳がましく書かせていただきますが、私は氷河は本当に いい男だと思っています。 しつこく繰り返すところが怪しいと思われるかもしれませんが、本当に心底からそう思っています。 ですので、(今回の話に限ったことではありませんが)多少(?)彼をコケにしている描写があったとしても、「きゃわって本当に愛情表現が素直じゃないなー」と笑ってお許しいただけましたら幸いです。 よろしくお願いいたします〜。 |