470000カウント記念小説


470000カウントをGETしてくださったのは、雪狼さん。


お題は、


(1) 瞬ちゃんが敵に洗脳されて、優しい気質のまま氷河たちと対峙する。
(2) 氷河または瞬ちゃんが、あるいは両方が、狼男になる。
(3) 氷河の誕生日に瞬ちゃんが素敵なプレゼント、感極まった氷河が熱烈ハグ、キスのおまけつき。

――のいずれか。


「書かれたものがなければいいのですが…。既に書かれたものがありましたら、まだ こちらに来て日が浅いということでお許しください」

――とのことでした。

雪狼さん、リクエスト、どうもありがとうございました!


さてさて、そういうわけで3つのお題です。
私が雪狼さんからのリクエストメールを拝読して、最初に思ったこと。
(というか、目からウロコが落ちたこと)

私がいつも氷瞬話のネタに飢えているという事情もあるのですが、幣サイトのキリ番設定の間隔は かなり狭い方だと思います。
当然、キリ番は結構 頻繁に踏んでいただけているはずなのですが、なかなか お題をいただくことができません。

この理由を、私は、私の萌えツボが 大多数の氷瞬ファンの方々のそれと ずれているせいなのだと思っていました(『大多数』は『全員』ではないとは思っていますし、萌えツボが完全に一致する人間が存在し得ないこともわかっていますが)。
あと、氷瞬ファンの方々は総じて控えめ――というか、そういう行動に対して消極的な傾向が強いように思われるので、そのせいもあるのだろうと思っていた(幣サイトへの何らかの反応・ご意見、ごく稀にいただける ご感想等の3分の2までが他カップリングの方からのものなので)。

ですから、私としても、色々諦めていたところがあったのですが、もしかして私がキリリクを滅多にいただけないのは、
「書かれたものがなければいいのですが…」
↑ ここにも一因があるのではないかと思ったのです。
(決して、決して、自分のへたっぴさや 作品の面白くなさを棚に上げようというのではありません。ほんとです)
(と、強調するから疑われる)

ありえないことではないですよね。
既に書かれたネタと重複していることを懸念して リクエストをためらわれる方がいらっしゃる――ということは。
確かに、私は、普通のネタは大概書いてしまっている(かもしれない)。
今回いただいたお題だけをとってみても、
(1)は、ネタバレになるのでタイトルは挙げませんが、アナログコーナーにある某作品が これに該当。
(2)は、狼男ではありませんが、氷河が狼な話、狼になる話なら4、5本はありますし、瞬が狼な話、狼になる話も既にある。
(3)は、誕生日に限りませんが、プレゼント話も複数本。

雪狼さんは「きゃわに書けそうなものを」と考えてくださって、その結果として このお題になったのだと思います。
何と申しますか、優しさが にじみ出ている お題だと思いました。
特に(3)。これは、どう考えても、(1)(2)が無理だった際の救済策として追加された お題でしょう。雪狼さんの思い遣りの心が ひしひしと感じられます。
本当に申し訳ないです。

ですが、そんな お気遣いは全く ご不要。
むしろ、幣サイトのキリリクは、「きゃわには、これは書けないだろう」と思われるお題を突きつけていただいた方がいい。
たとえば、それこそ、「M78星雲・光の国からやってきたウルトラマンに憑依されたせいで、氷河が3分間巨大キグナス氷河になってしまう話」とか(↑ 今 思いついた)、そんなのでも全然OK。

「それで はたして氷瞬ファンの方々は萌えるのだろうか?」とは 自分でも思うのですが、でも、そういうお題をいただいたなら、私は結構平気で ウルトラマン氷河話を書くと思います。
いや、設定的には、北斗氷河と南瞬による合体ウルトラマン氷瞬Aの方がおいしいかも。
(↑ ウルトラマン氷瞬Aは、二人が喧嘩すると合体変身できないのです、もちろん)

そんな感じで、「きゃわに書けそうなものを」とお気遣いいただかない方が、絶対いい。
「きゃわに書けそうなもの」は(おそらく)大抵書いてしまっていると思われますから。

私は、難しそうなお題を、どういう詭弁を用いて逃げるかを考えるのが大好きな卑怯者ですし、リクエスト説明ページにも、
「私ごときには どう考えても そのお題で話を書くことができないと思われた場合には、大変申し訳ありませんが、リクエスト対応をお断りすることもあります」
の一文を置かせていただいています。
ですから、どんなお題をいただいても、私が困ることはありません。
それが氷瞬話である限り、多分 大丈夫だと思います。

──と、前置きが長くなりましたが、雪狼さんの優しさに感涙しつつ、今回は(1)で書かせていただきました。
『気質が優しい』というのが、どういうことなのか ちょっと考えてみたい気にさせる、興味深い お題でしたので。

星矢で洗脳といえば これだろうということで、『神々の熱き戦い』ネタ。
一輝兄さんの幻魔拳ネタとか、サガの幻朧魔皇拳ネタも考えたのですが、それらは ここ1年以内に書いていたので、ここはオーソドックスに。
(もし雪狼さんが『神々の熱き戦い』を未視聴でしたら、すみません。ですが未視聴でも、おそらく意味は通じる――と思います)

ちょっと話は逸れますが、以前 大変楽しく読ませていただいた『神々の熱き戦い』のレビュー
確かに、あの映画は、観ていて痛かった。
そして、ドルバル様のお声がビテイ骨直下型の超美声だった。
今回の話を書いている間、ドルバル様の あのお声が私の脳内でトグロを巻いていました。

そんな感じで ドルバル様のお声に すっかり腰を砕かれ(?)、ふにゃふにゃ状態で書いたため、今回の話は その出来に関しましては大いに不安があります。
ですが、そこは、「きゃわは雪狼さんの優しさと、ドルバル様のお声にヤられていたのだ」ということで、ご容赦いただけましたら幸いです。

雪狼さん、リクエスト、どうもありがとうございました!






470000カウント記念小説 入り口










MENUへ記念MENUへ9番目の花壇MENUへ