5200カウント記念小説


5200カウントをGETしてくださったのは、5100に引き続き、 たれたれぱんださん。


お題は、

『瞬をケモノにしてください』

でもって、

『ケダモノでなければOKです』

とのことでした。



ちなみに、たれたれさんは、このネタで、“獣に育てられた瞬を教育するサリバン先生氷河”話をお描きになられたことがあるそうな。

私も、アナログで、“瞬ぎつね”話は書いたことあるですが……。
(なんか知らん、↑ の瞬ぎつね話は、私が、書いて半年以上経っても読み返せる数少ない作品のうちの一つだったりする)

ともかく、そういうお題ですので、この話の中に出てくる『獣』という漢字は、『ケダモノ』でなく『ケモノ』とお読みくださいませ。


えー。今回の話の元ネタは、『美女と野獣』 及び 中島敦の『山月記』。


……中島敦で思い出したのですが、昔、うちの実家に『現代日本の文学』とかいう全集がございまして。
その中の一冊が、中島敦と梶井基次郎の作品集だったのですね。
高校生の頃、その目次をぺらぺらとめくってたら、中に、梶井基次郎の『交尾』っていう短編が収録されていて。
わくわくしながら読んだら、猫の交尾と蛙の交尾の話だった……;;

あの時、私は、堅く心に決めたのです。
人の期待を裏切るような人間にだけはなるまいと。 

その割りに逃げてばっかりいますけども……;;
すみません〜;;








5200カウント記念小説 入り口








MENUへ記念MENUへ1番目の花壇MENUへ