8800カウント記念小説 8800カウントをGETしてくださったのは、さかきさん。 お題は、 『宝塚の向こうを張る、男だけの“蔦葛(つたかずら)歌劇団”を書いてください』 「昔、『パタリロ!』にそういう設定(名前も?)の歌劇団が出てきたんです。 でも、最後には金に困ったパタリロが団員たちを身売りさせるという、 すごい展開になっていたような; 団員名簿はきゃわさんにお任せします♪」 とのことでした。 |
さかきさん、リクエストどうもありがとうございます♪ & お世話になっております〜♪ はい。そういうわけで、蔦葛歌劇団、なのですが(しかし、大胆奇抜なお題だわ)。 私、パタリロのそのお話、実は読んだことないのです;; とりあえず、お題をいただいた時に、パタリロの方の落ちはお知らせいただきましたので、それとは違う落ちにすればいいわね♪ という気分で書き始めたのですが……。 いやー。難しかった! 何が難しかったって、話を短くまとめるのが;; へたに団員数を増やすと長くなること必至ですし、劇中劇を入れなきゃ、せっかくの歌劇団ネタの意味が薄れるし、うーん、うーん、うーんと唸り続けていた私。 ほんとは主役の座を巡っての団員同士の争いとか(もちろん、カタキ役がダンスシューズの中に画鋲を入れるのだ!)、主役を逃したカタキ役が、ライトが舞台に落っこちるように細工をするとか、そういう王道なシーンを入れたかったのです。 入れたかったんだけど〜;; 長さという壁にぶち当たって、私、それは断念してしまいました;; 役柄的には、奇をてらったとこは全然ないかな。 ごく普通に、当然のキャラに当然のことをさせた感じ。 (まあ、男だけの歌劇団というところが既に普通ではないのですが) うーん。ちょっと、今いち、笑えるところが少ないかなぁ。 落ちも取ってつけたみたいなふうで;; うーん、うーん、うーん。 結局、書きあげてからも唸り続けている私だったりするのでした。 すみません〜;; ちなみに。 タイトルの『愛あればこそ』は、某宝塚歌劇団の歴史に残る名作『ベルサイユのばら』の中の曲から。 『○ それは強く ○ それははかなく〜♪』のあの歌です。 (○の中には、当然『愛』が入ります) 『 ああ ○あればこそ 生きる喜び ああ ○あればこそ 世界は一つ ○ゆえに 人は美し〜♪』 と続くのだ、あの歌は。 いや、ここまで『あい』を連呼する歌を、私は『アイアイ』以外に知りません(おサルさんの歌ね)。 さすがは、宝塚! 愛と夢とロマンを売る集団。 ウチの蔦葛は、足元にも及びませぬ〜;; |