そうして、日常が戻ってきました。


あったかい国に帰っていったたれたれ瞬ちゃんは、まだしょんぼり状態が続いていて、たれたれ氷河さんは、今、残りの14人分のマスコット作りにいそしんでいます。


一方の氷の国では、たれたれ瞬ちゃんとたれたれ瞬ちゃんお手製のケーキを恋しがって泣く小人たちたちのために、氷の国の氷河が一発奮起して、おやつ作りに挑戦。
けれど、今のところ失敗作続きで、小人たちは氷河の作ってくれた真っ黒いケーキを見ては、
「たれたれ瞬ちゃんの作ったおやつが食べたいよ〜っ、あーん、あーん、あーん !!!! 」
という泣き声を氷瞬城に連日こだまさせています。