そういうわけで、氷の国の氷河はたれたれ氷河さんを見習って、氷河のたしなみにいそしむことにしました。

それにはまず、小人たちから××への恐怖心を取り除いてあげるのが第一です。
小人たちが××をリリィちゃんのように恐がっていては話になりませんからね。


そこで、氷の国の氷河は情操教育から始めることにしました。
氷の国の氷河は、小人たちに、『あったかいところキッチン基地防衛隊の歌』をプレゼントして、士気を高めるために、それを毎日歌うようにと指示したのです。



↓ 以下がその歌です。
『ちょうちょ』の節でどうぞ(ちなみに、『××』は『ばつばつ』とお読みください)


×× ×× ××は楽し
××は恐くない
××は気持ちいい
大人になって
心が通じ合ったら
××するのがたしなみなのだ〜♪




…………。
歌の意味するところはともかく、氷の国の氷河に詩才がないのは確かなようでした。