たれたれ瞬ちゃん、すごぉい! 背番号も見えてないのに、あれが8号だってわかるなんて! 背番号なしの僕たちの区別がつくのは、僕たちの氷河とたれたれ瞬ちゃんくらいのものです。 たれたれ氷河さんは……ん〜、『たれたれ瞬ちゃん』と『そうでない瞬』って区別しかついてないような気もするけど、ほんとのとこはどうなんでしょう? 氷河は、たれたれ瞬ちゃんへのお礼の『イチゴの花飾りケーキ』のタペストリーを作ったら、今度はたれたれ氷河さんへのお礼に、『お花畑にいる たれたれ瞬ちゃん』を作りたいらしいんだけど、たれたれ氷河さんは、たれたれ瞬ちゃんがモデルになる許可はもちろん、写真の1枚もくれないだろうから無理かなぁ……と、ぼやいています。 UFOサツマイモパイとアップルパイ、どうもごちそう様でしたーっっ !! たれたれ瞬ちゃんのアップルパイが極上なことは知ってたけど、サツマイモパイは初めてVv UFO型パイは、これまた僕たちのUFOにちょうどいいサイズで、僕たちはサツマイモパイの周りで、宇宙人ごっこをしてからUFOパイを食べました。 宇宙人ごっこは、最初はすごく楽しかったんだけど、そのうちに、 『僕たちがこのUFOにさらわれて、どこか遠くに連れていかれちゃったら、僕たちの氷河は一人ぽっちでどうするのかしら』 って空想しちゃったもんだから、途中からどよ〜ん★ ってなっちゃったの。 でも、氷河が、 「そんなことになったら、俺は、氷のUFOを作って追いかけて、必ずおまえたちを取り戻す!」 と真剣な顔をして言ってくれたので、ぼくたちはすぐ浮上しました。 そんなふうに言ってくれる氷河って、素敵v 僕たち、もしかして氷河にすご〜く愛されてるのかも。 えへへへへ〜v あ、そーだ。 僕たちの氷河、たれたれ瞬ちゃんからのお手紙を見て、「うーん」って唸ってましたよ。 「たれたれ家ほどの氷瞬家でも、まだ“初めて”するような技があるのか。××の道は果てしなく遠いんだな……」 って、何かを決意するみたいに呟いてました。 そんな顔してる氷河もすごく素敵v ほんとに、僕たちの氷河は何をしててもカッコいいです。 あ、それから、 「☆◆を△○する時のアドバイス、どうもありがとう。早速試してみるぞ」 って、伝えておいてって言ってました。 それからそれからね。 飴を舐める件なんだけど、実は僕たちも気になって…… あ、氷河が呼んで―― |