次は、食後のお遊びタイム。


「わーい、今日はたれたれ瞬ちゃんとケーキを作って遊ぶぞー!」
小人たちは、やっと甘いものにありつけると思って、大はりきり。

なのに、刺激計画遂行に燃える氷の国の氷河は、
「たれたれ瞬ちゃん、すまないが、今日のおやつ作りのメニューは、わさびせんべいにしてもらえないだろーか」
なんて、ひどいことを言うのです。

「やだー、辛いおせんべなんか、食べたくないー!」
「だめだ。子供のうちからやわらかいものばかり食べていると、顎が弱くなるんだぞ」

氷の国の氷河は、ひたすら父性を消し去れていません。



「…………」
たれたれ氷河さんは、氷の国の氷河はやっぱり何か間違ってると思っています。

「…………」
たれたれ瞬ちゃんは、わさびせんべいの作り方を知りませんでした。