27500カウント記念小説


27500カウントをGETしてくださったのは、ゆうさん。


お題は、

『 ブロンズ5人がモデルになった話 』

『 氷河と瞬のラブストーリーで、ちょっとギャグっぽいもの。
リリィちゃんみたいなテイストでお願いします 』



とのことでした。



ゆうさん、リクエスト、どうもありがとうございます〜vvv

思いっきりお待たせしてしまいまして、本当に申し訳ございません;;
これはもう、ひとえに私の怠惰の為すところなのでございますが、モデル業界というものを、私が知らなさすぎたせいでもあります;;
そして、そーゆー派手な世界に疎い私は、例によって、逃げることを考えました。

逃げるとしたら、どんなふうに?
私は、国語辞典で『モデル』を引いて、思案したのでございます。


ちなみに、『モデル』を辞書で引きますと、

(1)自動車や機械などの型式(かたしき)。「98 年型のニュー〜」
(2)模型。「〜ガン」
(3)商品や事柄の標準となるもの。模範。見本。「〜ルーム」
(4)画家・彫刻家・写真家などが,製作の素材や題材とする人物。
(5)小説・戯曲などに描かれる人物の素材になった実在の人。
(6)ファッション-モデル。
(7)問題とする事象を模倣し,類比・単純化したもの。また,事象の
構造を抽象して論理的に形式化したもの。模型。「原子〜」


というような項目が並びます。

で、今回、私は(6)から逃げようとしているわけで、その代替になるとしたら、ここはやはり(4)か(5)でしょう。

そんなふうに、「うーん、モデル、うーん」と悩んでいたある日のこと。
氷河×瞬の方々数人とお会いする機会がありまして、皆様に、「モデルって、どんなのがあるの?」と尋ねた私。

親切な皆様方は、いわゆるファッションショーなんかでモデルをやっている方々は、『モデル』と呼ばれる人間の中のごく一部にすぎないこと。
雑誌モデル、手だけ、足だけのモデル、もちろん美術関係や写真のモデル、新聞のちらし広告に載ってる方々だって、通販カタログに載っている人たちだって、モデルなのだということを、私に教えてくださいました。
(え? そんなの常識ですか?)
(まあ、それが常識かどうかは置いといて)
(素直に無知を認めんかい!)


そして、私は、その際に、とても有益な情報を一つ得ることができたのです。


ふっふっふっふっふ……。

持つべきものは友!
↑ これは全くの真実です!
いや、まったくその通り! です。

皆様、お友達は大切にしましょう!
特に、自分の不得意分野を得意とする友人は、創作活動をする際には、とてもとても有難いものです。


さて、そんなわけで、そんな経緯を経て書かれた今回の話。
事前に知っておいてもらいたいのは、バイオスフィア2と、高村光太郎の『智恵子抄』から『あどけない話』
ちなみに、タイトルの『人類の泉』は、同じく『智恵子抄』のこの詩から。

高村光太郎は、私、『道程』みたいな教科書的な詩より、断然『智恵子抄』の方が好きですが、光太郎本人はあまり好きではありません。

『人類の泉』もね、引用しといて、こんなこと言うのは何ですが、
『あなたは私の為めに生まれたのだ』
だけでなく、
『私もあなたの為めに生まれたのだ』
というフレーズがあったらいいと思う。

(↑ このフレーズがないとこが、「高村光太郎、当時のフツーの男よね」と思ってしまう所以ですね)
(逆に、智恵子さんは好き〜v 彼女はほんとに恋のために死んだと思う)

たとえ惰弱・軟弱と馬鹿にされようが、氷河にも、恋のために死ねるくらいの男でいてほしいです。
(それって、軟派なことじゃないと思うのよ。すごく勇気のいることだと思う)
せっかく、瞬ちゃんほどの相手に巡り会えたんですからv

あああああ〜v
どりーむ・らぶだ〜vv



……というわけで(?)。
ゆうさん、逃げまくった私をどうかお許しくださいませ;;

(ちなみに、この話、『リリィちゃん』の続編になっています。キャラはかなり違ってしまいましたが;;)  





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