そんなこんなで楽しく過ごしてきた1学期。
そろそろ夏休みも間近です。

学校がお休みの間、どうすれば瞬ちゃんと一緒に過ごせるようになるのかを、ロシアのお友達が真剣に考え始めていた、ちょうどその頃。

ロシアのお友達の担任のクリスタル先生は、アルビオレ先生と合作で、一度も3年生の授業に出ていないロシアのお友達の通知表を作り終えたところでした。


その連絡欄には、

『 自分の主張をはっきりと表現することのできる、しっかりしたお子さんです。
給食は、残してるんだか食べてるんだかわかりません。
仲のよいお友達には、とても優しく思いやりをもって接しています。
2学期には、もっとお友達を増やしてみましょう。
(以上、2年1組担任代筆)

夏休みに入ったら、2学年・3学年の教務主任 及び 2年1組担当教諭と家庭訪問に行きます(3年1組担任より) 』

と書かれていました。



ついに家庭訪問にまで発展してしまった、ロシアのお友達の恋!

果たして、ロシアのお友達と瞬ちゃんの恋の行方は !?
二人は楽しい夏休みを過ごすことができるのでしょうか?
それとも、心ない大人たちに引き裂かれてしまうのでしょうか。


それは、次のお話を読めばわかることなのです。






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