ロシアのお友達が見た、誰もが大爆笑のホームページとは、もちろん、ここここです。

この超爆笑サイトを笑いもせずにじっくり熟読吟味研究して、ロシアのお友達は、瞬ちゃんとの夜に挑んだのです。


ロシアのお友達と同じベッドに入るのをためらっている瞬ちゃんの目の前で、ロシアのお友達は突然おかしなことを始めました。

ロシアのお友達は、脚をがにまたに開いて、てけてけてけてけと光速のスピードで足踏みを始めたのです。

「氷河……? ど……どうしたの、急に?」
瞬ちゃんが尋ねても、ロシアのお友達は足踏みに夢中です。
「????」
瞬ちゃんが、首をかしげると、ロシアのお友達の動作が変化。

ロシアのお友達は、これまた光速の動きで『コマネチコマネチ』を始めたのです。


ここで解説をしておきますが、瞬ちゃんはもちろん『先行者』を知りませんでした。
ですから、次に氷河がどんな行動に出るのかも、わかりませんでした。
狂ったように『コマネチコマネチ』を続けるロシアのお友達を眺めて、瞬ちゃんは、ただただ瞳を見開いていたのです。


一方、ロシアのお友達は『コマネチコマネチ』をしながら、とても焦っていました。
この段階で瞬ちゃんが笑ってくれないと、ロシアのお友達は次のステップに進まなければなりません。
けれど、そんなことができるはずがないではありませんか。
ベッドの中でならともかく、こんなことで、そんな無駄使い!!

なので、ロシアのお友達はひたすら『コマネチコマネチ』を続けました。
ロシアのお友達は、他にどうしようもなかったのです。


いつまで経っても『コマネチコマネチ』を続けるロシアのお友達を見ているうちに、訳がわからないながらも瞬ちゃんは心配になってきました。
これはどう考えても病気です。
ロシアのお友達は病気になってしまったのです。


「氷河、だ…大丈夫なの !?  具合いが悪いのならベッドに横になって! ねっ、氷河、落ち着いて。氷河が病気で死んだりなんかしたら、僕も生きていられないよっ!」
心配で心配で、瞬ちゃんの瞳には涙があふれてきてしまいました。

「瞬……」
ロシアのお友達はがっかりです。
ロシアのお友達は、瞬ちゃんを楽しませてあげるために、必死で『コマネチコマネチ』をしたというのに!


ロシアのお友達の苦労は、このまま報われずに終わってしまうのでしょうか……?






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