91000カウント記念小説


91000カウントをGETしてくださったのは、空薫さん。


お題は、


『 “お正月”をテーマに、穏やかで、ふとした優しさ・暖かさに溢れた話 』

『 えっちは無しで、ちゅうをいっぱい 』


とのことでした。



空薫さん、タイムリーなリクエストをどうもありがとうございますー!
もしかしなくても、UP時期をご配慮くださったんですよね。
お気遣い、本当にありがとうございましたv


はい。そういうわけで、今回のお題は『お正月』。

『うんうん、お正月ね。おこたでおみかん食べて、お雑煮食べて〜♪』
と、実に、非活動的&庶民的なお正月風景しか思い浮かばない私は、正真正銘の庶民です;;

なにしろ、冬場は雪に閉ざされる北国育ち、お振袖も年始参りも無関係・未経験(というより、無経験;;)。
車は動くか、電車は止まらないか、雪で電線が切れたらどーすんべ? な環境では、旅行だの何だのという優雅な計画を立てることもありません。

それはトーキョーに出てきてからも同じで(学生の時分は帰省してましたし、就職してからは、最初の職場が、大晦日がいちばん忙しい会社のシステム部だったので、正月は倒れてた;;)、今更、その優雅な(?)正月の過ごし方を変えることはできそうにありません。
テレビで、大混雑の初詣での中継なんかを見ると、外に出る気も起こらないしなぁ……。
(2日3日になると、箱根駅伝がある上、お正月特別番組が重なることもあって、ビデオ撮りに忙しいせいもありますね)

なにせ、そーゆー奴ですから、私のお正月のイメージは!
誰もいない道路と、賑わうコンビニ、そして、ひとりものの友人たちからの長電話!

……うーん。
空しいぞ、結構;;


で、まあ、そんな貧弱なお正月イメージしか持っていないところに、
今回のお題は、『穏やかで、ふとした優しさ・暖かさ』。


あー……。
これは、実は、私の最も苦手な分野です;;(というか、書き慣れていないんですね)
私は、大体にして、
『 イントロ → 事件 → 展開 → 落ち 』の起承転結の、
『事件』部分(のネタ)に、話を作る能力の90パーセントを注ぎ込むタイプのものかきなので、『穏やか〜、ほんわり〜、ほのぼの〜v』というのが、ものすごーく下手。
むしろ、書き方がわかっていないと言った方が正しいくらい。

『キャラよりネタ』『表現よりネタ』なので、
「“穏やか”って何……? 起伏のある事件が起こっちゃいけないってこと?」
てな程度のことしか考えられないのです。

めっちゃ難しいぞ、『穏やか』!


……うん。
世の中には、こう、日常の一場面を切り取って、すごーく心温まるお話をお書きになれる方がおいでですよね。
そういう方って、普段から観察力・洞察力に優れてて、神経こまやかで、優しい気持ちでものごとを見ることのできる人なんだろうなー……と思うんです。
私みたいに、大雑把で、考えることを面倒くさがって、どちらかというと、何でもすぱっ☆ と割り切っちゃう(とゆーか、歳のせいもあって忘れる;;)タイプの人間には、それがもう至難の業。

しかも、その場合、その日常的でささやかな出来事を面白く書くだけの文章表現力が求められるわけで、そんなことができるのって、私なんかからしたら神です、神!


『泣かせる』『怒らせる』は、ある程度のテクを心得ていれば容易にできますし、
『笑わせる』はセンスでカバーできます(←これも私にはないなー;;)。
でも、『穏やかな気持ちにさせる』は、人柄がものを言うのではないかと思うんですね。
優しい視点でね、ものごとを見ることのできる人。

多分、私は、どちらかというと、厳しい視点の持ち合わせの方が多い。
その厳しさ自体も甘えを含んだ低レベルのものですけど、優しくはない……と思う(優しくない分、何事にも愛だけは持っていたいと思うんですけどね)(ここいらへん、日本語が微妙だな;; 意味は通じてますでしょうか)

うん。まあ、ですから、難しいのです。
そういう人間に、『穏やか・優しさ・暖かさ』という要素は。


なので、私は、どーも今回も沈没気味。、
正月早々、縁起が悪いったら、もう;;

ああ、私は、やらしーえっちは書けても(それも、まだまだ甘いですが)、ほんわりしたちゅうは書けないのかもしれないわ……(『かもしれない』じゃなかろー)。

触れるだけのちゅうで瞬ちゃんのココロをとろかすことのできるような氷河って、憧れちゃいますね〜。
我が家の場合、ちゅうの最中にも、氷河の手は、瞬ちゃんのあっちこっちに潜り込んでるから……。

ま、爪が切ってあって、清潔なお手々なのなら、それで何の問題もないわけですけど(そういう問題ではありません)。


ともあれ、結論は、『人には誰でも得手不得手がある』ということですv(←年頭から逃げ;;)


へへ;; こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします!



ちなみに、タイトルの『 A Wonderful World 』は、皆様、ご存じだと思いますが、もちろん、ルイ・アームストロングの『 What A Wonderful World 〜この素晴らしき世界〜 』から(こちらでアタマの部分だけ聞けます)(ほんとはフルコーラス聞いてほしい!)。
歌詞等は、もうお好きなサイトさんで、いくらでもご確認ください。和訳も解説も逸話もたくさんあります。感動します。

ちなみに、作中の訳は、『どっかからそのまま転載じゃマズいかな〜?』と思ったので、勝手に私が訳したものです。意味より(読んだ時の)リズム重視になってますので、変なところはご勘弁ください。
(そーいえば、横文字歌詞を和訳する場合の著作権問題……って、どういうことになってるんでしょう? こういうのもマズいのかしら……? とりあえず、このまま行ってみますが……)

(年頭から見切り発車ですかい;;)(すみません〜)
 





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