松本さん、リクエスト、どうもありがとうございます〜vv さて、今回のお題・『氷河を騙す瞬ちゃん』で、最初に私が思い浮かべたのは、ちょうど前日に見たばかりの『その時、歴史が動いた』のジャンヌ・ダルクでした。 (↑ NHKなら絶対触れないだろうと思っていた、イギリス兵のジャンヌ陵辱シーンとかもあって、ちょっとびっくりした) まあ、私は、ジャンヌ・ダルクの聞いた神の声なんてのは、聖女と呼ばれる方々にありがちな、信仰心が高じたことが原因のヒステリー症状だと思っているわけです(でも、『何とかの一念、岩をも通す』で、彼女のしたことには意義があると思いますが)(歴史を動かしたわけですし、なんつっても。10代の少女が)。 あれも、自分を含めたフランス人全員を騙した大博打みたいなものだよなー……なんて、思ったの。 次に思い浮かべたのが、有馬皇子、ハムレット。 いわゆる 佯狂、○ちがいの振り。 あ、あと、大川周明にも、佯狂説がありますね。 似たようなので、織田信長に大石内蔵助。 うつけの振りに、色ぼけの振り。 そして、最後に『リボンの騎士』やシュバリエ・デオン。 王子の振りした王女様に、女装の外交官。 正直に言いましょう。 私は、このお題、ネタを書きに入ってからよりも、その前の段階で大変大変楽しませていただきました。 ■瞬ちゃん=ジャンヌ・ダルク話。 (ジャンヌ男性説。こじつけられないことはありません。瞬ちゃんが、フランスに危機が陥った時に現れると予言されていた“少女”の振りをしようとした――ってことにすればいい) ■瞬ちゃん=有馬皇子話。 氷河は天智天皇あたりですか? ■瞬ちゃん=ハムレット話。 氷河は、レアティーズあたり?(オフィーリアじゃないんかい)(それはちょっと……) ■瞬ちゃん=信長さま!(すごいーっっ!) ↑ これ、逆ならいくらでも考えたことあるんです。氷河が信長さまね。瞬ちゃんはもう、濃姫でも蘭丸でもいい。 逆は新鮮でした〜v 忠臣蔵は、ちょっとパスですが(仇討ちとか、そーゆーの嫌いなので)(当然、大川周明も危険なのでパス)(しかし、大川周明の周囲って、北一輝だの、神武会だの、車田チックじゃないですか?)(車田せんせーは神輪会ですが) ■瞬ちゃん=リボンの騎士話。 氷河がフランツ王子! リボンの騎士=瞬ちゃんと知らずに、リボンの騎士に焼きもちを焼く氷河v いいです〜v(あ、あくまでもアニメのフランツ・チャーミング王子です。原作のフランツはちょっと嫌) ■瞬ちゃん=シュバリエ・デオン話。 歴史上のデオンって、女装してロシア行ってますからね。設定には困りません。 ――等々等々、ほんとにほんとに楽しい妄想タイムでした。 で、この前振り文からして、さぞや壮大な歴史絵巻が……と思われることでしょうが、できた話は実に日常的 & こじんまりとした騙し話。 (すみません〜っっ!) でも、モーソーしてモーソーしてモーソーしまくったその果てに! 氷河×瞬で、最大 かつ 氷河がいちばんショックを受ける“騙し”といったら、やっぱこれだろうなー……と思ったの。 しかし、今回、いちばん苦労したのはタイトルでしょう。 結局、いいタイトルが思いつかず、こんな、どうとでもなるようなタイトルをつけてしまいました……; でも、まあ、『 Many a true word is spoken in jest. 』よりはマシかな〜と思う次第でございます。 & 今回も玩具にしてごめんね、一輝にーさん。 はい。 では、そういうことで、どうかお怒りにならずに、こじんまりとした氷瞬騙し話、読んでやってくださいませ。 ほんと、すみません〜; |