186000カウント記念小説


186000カウントをGETしてくださったのは、渚月舞夢さん。


お題は、

『日常ほのぼの喧嘩 年少組(瞬・星矢) VS 年長組(氷河・紫龍・一輝)』

『聖闘士聖矢はその作品柄 平和な時間の描写が少なかったため、彼らの何でもない日常的な風景を』ご覧になりたいとのことでした。
渚月さん、リクエストどうもありがとうございます!


お題をいただいて、
「おお、これは(チューリップ畑では)新しいパターン!」
と、ちょっと興奮してしまいました。
『愛した人は敵だった』ではなく、『氷河と一輝兄さんが手を組む』というところにv

で、『日常ほのぼの』ということでしたので、ストーリー自体は、これ以上ないくらいありふれた日常ネタでいくことに決めて、
「さあ、氷河と一輝兄さんにタッグを組ませるぞ!」
と意気込んで書き始めた私だったわけなのですが。が。が。

執筆開始から30分もしないうちに、私の部屋は、
「氷河ーっ、あんまり我を通すなーっ!」
「私の思う通りに考えて・・・ってばー!」
――てな感じの阿鼻叫喚の巷と化すことになってしまったのでした。
どーしてどーして、こんなことになるのだー!?

渚月さん、すみません〜;
私はまじで真剣に、アダルトに、セクシーに、カッコよくつるむ氷河と兄さんを書くつもりだったんです。きゃんきゃん吠える星矢ちゃんと瞬ちゃんを軽くいなす感じの、クールビューティー&セクシービューティーな2人を!
(紫龍は、半歩下がったところでオブザーバー風にして、氷河と一輝兄さんを熱くクールにつるませようと思った)

なのに、なのに、なのに。
ぎょーくーさーいーーー!

あー……何と申しますか、ウチの氷河は自己主張が強すぎます。ストーリーのために自分を曲げるということをしてくれない。
氷河がこんなに手のかかる男だったなんて、知ってるつもりで、私はその実まるでわかっていませんでした;
(いや、氷河にクールの役を振ろうとしたことが、そもそも無謀の極みだったとも思うんですけどね)(そして、振り回されてもいいと思えるオトコに振り回されているのは、なかなか愉快なことなんですけどね)

渚月さんには、二拝三拝四拝五拝して お詫び申し上げます。
本っ当にすみませんでした(でも、いちばん悪いのは氷河だもん)(責任転嫁はやめましょう)


ちなみに、今回の話の中に、お醤油の起源についての記述があります。こちらは諸説あるようなんですが、私は、とりあえず その中でも最も古そうな説を採用させていただきました。

あと、作中で一輝兄さんがちょっとセコい真似をしておりますが、私は彼はそんな(器用な)ことのできる男ではないと思っています。
ただ、氷河と違って一輝兄さんは、私の意思でストーリーに都合よく動かせる&変えられるキャラなので、こういう災難にも遭ってしまうのでした。
兄さんファンの皆様には、申し訳ありません;

ああ、でも、いちばん申し訳ないと思うのは、『日常ほのぼの』をリクエストしていただいたのに、
「これは日常ほのぼのストーリーです!」
と胸を張って主張できない話になってしまったことでしょうか。
こんな日常、私だったらちょっと嫌かも;

まあ、でも、氷河と瞬ちゃんの恋は いつもいつでも波乱万丈ということで。

チューリップ畑キリリク話を読むときの常備品『寛大なお心』を服用後、どうぞ呆れずに読んでやってくださいませ〜。






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