239000カウント記念小説


239000カウントをGETしてくださったのは、F6さん。


お題は、

「八岐大蛇が出てくる話 & 氷河か瞬のどちらかに『萌え〜』と言わせる」


238000カウントに引き続き、F6さんからのリクエストです。
F6さん、どうもありがとうございます!

さてさて、ヤマタノオロチ
「なぜ今ヤマタノオロチ?」と思いながら、ネタ探しにとりかかった私だったのですが。

ヤマタノオロチの正体に関しては諸説あります。

私は、↑ 上記リンク先にもあります、『ヤマタノオロチ=斐伊川周辺の河川の氾濫』説ぐらいしかなかったのですが、他にも『ヤマタノオロチ=タタラ製鉄法採用地域』説とか、あと、オロチ退治は敵対する部族間抗争だとか、ヤマタノオロチという名の盗賊集団がいたのだとか、諸説紛々なようで。

どの説を採用しようか悩むと同時に、どの説を採ってもそれなりの話はできそうだと思ったのですが、そんなことであれこれ悩むくらいなら、いっそ新説を打ち立てよう! と、私は雄々しくも決意したのです。
それで、『ヤマタノオロチ=○○○○』なんて、しょーもないことを言い出すあたり、我ながら ほんとに本気でしょーもないと思いますが、さすがにこんな珍説を打ち出したのは私くらいのものでしょうから、画期的であることに違いはないと思う次第でございます(『好きに言ってなさい』と自分でも思う;)。

この話は、もちろんSFですので、時代考証は全くしておりません。ご承知おきください。
なにしろ私が力説したいのは、あくまでもどこまでも『ヤマタノオロチ=○○○○』説なのですから!(全く理由になっていません)。


それにしても。
「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他によって生き、他の光によって輝く、病人のような蒼白い顔の月である」と言ったのは、かの平塚らいてう。
太陽神が女神で、月神が男性神なのは、日本神話最大の特徴だと思います。
他の神話では、派手な太陽神はだいたいが男性の神様ですよね。

のわりに、人間世界では、派手に着飾るのは男性ではなく女性の方。
動物の世界では逆なのに――と、私は常々不思議に思っていたのですが、実はこれって不思議なことでも何でもなかったのですね。
要するに、自分を飾り立てるのは、力のない方、主導権を握っていない方。
そう考えてみると、昨今の男性陣が外見を飾るようになってきたのは、男女平等の見地からすれば、非常によいことなのかもしれません(外見だけ磨いているのはナンセンスですが)。

で、その外見。
日本が舞台の歴史パラレルを書くたびに思うのが、「この時代では、氷河と瞬ちゃんは美形に分類されるのだろうか」ということ。
瞬ちゃんなんて、お目々がころころ大きくて澄んでいるのが、見た目の最大の特徴だと(私は)思っているのですが、それって昔の日本では(昭和初期頃まで?)、美の定義から大きく外れていたわけです。
日本では、他人を見詰めることは失礼にあたるとされていましたから、見られてる感を感じさせる大きな目は醜かつ下賎、切れ長の細い目の方が美かつ高貴。
瞬ちゃんは、どう考えても日本人的には美形じゃないんですよね。

もちろん、どんなことになっても、どんなシチュエーションであっても、私は『瞬ちゃんは美しい』と書きますけども。
何といっても、瞬ちゃんが美しいのは顔だけのことではありませんから。はい。

――と、変に脱線してしまいましたが、そんなふうに脱線しつつ書いた、きゃわの『ヤマタノオロチ=○○○○』説、ご立腹なさらずに読んでやってくださいませ。


話がちょっと長くなりましたので、2部に分けました。お時間のある時に適当に分けてお読みください。





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