どんな めすねこも ひょうがねこの およめさんに なりたがりました。

大きなさかなを プレゼントする ねこも いました。
上等のキャットフードを さしだす ねこも いました。
最新式の パソコンを おみやげにする ねこもいました。
もちろん、プリンターと スキャナーつきです。

ひょうがねこは 言いました。
「おれは 100万回も 死んだんだぜ。 おれに ふさわしい ねこなんて!」

ひょうがねこは だれよりも 自分が好きだったのです。






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