ひょうがねこは はじめて 泣きました。
夜になって 朝になって また 夜になって 朝になって、 ひょうがねこは 100万回も 泣きました。
しゅんねこが 生きかえらないことは わかっていました。
生まれかわってこないことも わかっていました。
しゅんねこは だれかを しあわせにすることが できたのですから。
[ next ]