3日、僕は待った。
僕は氷河の携帯電話の番号なんて知らない。
氷河が携帯電話を持ち歩いてるなんて話、聞いたこともない。
帰ってこない氷河。
そして、僕は、氷河が携帯電話を置いていった訳に気付いた。
僕が知っている唯一の電話番号は、城戸邸のそれだけだった。
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