プルーストの質問状への回答
2002.11.05 瞬分・氷河分を追加
2002.11.06 一輝分を追加
2002.11.07 紫龍分・星矢分を追加

■ 拙宅の氷河と瞬 ■




……について語る前に。

私には、瞬のことを『瞬ちゃん』と呼ぶ癖がついております。
そして、原作・アニメ・よそ様はともかくも、自分が創作した話に出てくる瞬までを『瞬ちゃん』と呼ぶことがあるのは、自分でもどうかと思っていたりする。
なるべくそういうことのないようにしようと心掛けてはいるのですが、私がついうっかり自宅の瞬を『瞬ちゃん』と呼んでしまいましたら、その時には どうか寛大なお心で目をつぶってやってくださいませ。
はっきり言って拙宅の場合、瞬ちゃんの“ちゃん”は、敬称でも尊称でも美称でもなく、言ってみれば……何なんでしょ。
まあ、癖なんです。要するに。




◆ 瞬 

“ウチの瞬”と言いながら、拙宅の瞬には、設定というものがありません。
年齢・身長・体重・性格・職業、容姿、時には生い立ち・家族構成から生きてる時代、名前までてんでんばらばら。
聖闘士だったり、普通の男の子だったり、普通じゃない男の子だったり。
もーう、作品ごとにころころ変わります。
変わらないのは……えーと。
変わらないもの、何かあったかな。
でも、私の書く話には必ず、“『このキャラは瞬』だと暗示・明示してあるキャラ”が出てくるのです。
そのキャラはいつも私にいちばん愛されていて、氷河にもいちばん愛されているのだ。
そして、瞬ちゃんは、いつも一生懸命生きてるの。
↑ これがウチの瞬のアイデンテティかも。




■ プルーストの質問状への答え 〜拙宅の瞬の場合〜 ■





◆ 氷河

“ウチの氷河”と言いながら、拙宅の氷河には、設定というものがありません。
年齢・身長・体重・性格・職業、時には生い立ち・家族構成から生きてる時代、名前までてんでんばらばら。
聖闘士だったり、普通の男だったり、普通じゃない男だったり。
もーう、作品ごとにころころ変わります。
変わらないのは……えーと。
変わらないもの、何かあったかな。
あ、金髪碧眼は変えたことがないぞ、今まで一度も(って、それがウチの氷河のアイデンテティかい!)
ともかく、私の書く話には大抵、“『このキャラは氷河』だと暗示・明示してあるキャラ”が出てくるのです。
そのキャラはいつも瞬ちゃんに一番目か二番目か、あるいは、他のすべての人間と同じくらいに強く深く愛されていて、そして、ただそれだけの理由で、私の書く話の中では結構いい目を見ることになっています。
そうですね。とにかく、その人徳(説明するまでもなく、←の“人徳”は瞬ちゃんの人徳です)のために、いつも役得しているキャラだと申せましょう。




■ プルーストの質問状への答え 〜拙宅の氷河の場合〜 ■





◆ 一輝

一輝は、氷河や瞬ちゃんよりも性格設定とかは確立しているかもしれません。
すなわち、“瞬ちゃんのいいおにーさん”。
例え瞬ちゃんに兄としてでない感情を抱いていたとしても、決して“いいおにーさん”からは逸脱しない、見上げた好男子。この説明だけで終わっちゃいそうなくらい“いいおにーさん”。
兄としてであれ、そうでないものとしてであれ、尋常でない愛情を瞬ちゃんに注いでおります。
だから、かえって、動かしにくいキャラでもありますね。“いいおにーさん”でない一輝を書けないんですもの、私。ギャグができないと、私の世界では目立てないのです。その点が彼には不利なような、幸せなような……。
いずれにしても、私は氷河v瞬ですから、まあ、その、ね。
でも、あまりカッコ悪くは書けないです。一輝にーちゃんは。
だって、一輝にーちゃんは、瞬ちゃんのいいおにーさんだから。



■ プルーストの質問状への答え 〜拙宅の一輝の場合〜 ■





◆ 紫龍

紫龍は、私にとって最高に使えるキャラです。
多分、ほとんど、私の分身。
星矢キャラの誰かになれるとしたら、私は迷うことなく紫龍を選びます。
そして、一段高いところから、氷河と瞬ちゃんを見守りつつ、おちょくって遊びたい。
拙宅の紫龍は、城戸邸でいちばんの氷瞬ファンかもしれません。
普段は理屈好きで、氷河を正論でいじめてみたり、諭してみたり。それが彼の趣味。
彼は、原作・アニメでは、切れると「力が正義というのなら、その力をもって示してみせよう」などという、理のない理を展開させる とんでもキャラですが、拙宅ではまず切れることはありません。
彼が切れる前に、氷河が切れてしまうから。
切れることを忘れてしまった紫龍。それが拙宅の紫龍であると申せましょう。



■ プルーストの質問状への答え 〜拙宅の紫龍の場合〜 ■





◆ 星矢

紫龍が氷河のおちょくり役なら、星矢は瞬ちゃんのいいお友達。
いつも元気で、大らかで、明るくて、紫龍とは別の意味で有効利用できるキャラ。
星矢は、氷河さえいなければ、瞬といちばんの仲良しさん。ですが、当サイトでは氷河がいるので、必然的に紫龍とつるんでいることが多いかも。
とにかく、まっすぐ一直線で熱血漢。
紫龍が理屈で氷河をいじめるのが趣味なら、星矢は、お陽様のように真っ当な(でも、あまり深く考えていない)一言で、ずばずば瞬ちゃんに切り込んでいくのが趣味(かもしれない)。
そして、拙宅の瞬は、実は、そんな星矢に憧れているところがあるのでした。



■ プルーストの質問状への答え 〜拙宅の星矢の場合〜 ■




◆ アルビオレ先生

好きすぎて、滅多に私の書く話には登場させられないお方。
センセは、私の理想のダンナ様、です。
あのお綺麗な顔で、彼が背中に貼り付けている中間管理職の悲哀がたまりません!
彼が存在する――ただそれだけの理由で、私のパロのオリジナルは原作ではなくアニメです。
……ああ、だめ。センセに関しては、これ以上何も書けません。大好きだから、分析もできないし、したくもない。好きな理由を考えることや記述することに何の意味があるの? 私にそう思わせてくれるアルビオレ先生なのでした♪





私は、一人のキャラを真正面から見据えて掘り下げていくタイプのパロディ書きではありません。
このキャラをこういうシチュエーションに置いたらどーだろー? とか、こういう境遇に生まれ育っていたら、どういう人間になっていただろー? 等々、搦め手から迫るタイプ。
外堀から埋めていって、いつか本丸に辿りつけたらいいなー……と、思っています。
ですから、確かに核となる部分は守っているのですが、ほんとに話ごとにキャラは違います。
昨日清らかだった瞬ちゃんが、今日は氷河に迫りまくっていたり、昨日超強引してた氷河が、明日はじっと我慢の男だったり。
違和感覚えましたら、すみません。
でも、誰だって、昨日の自分と今日の自分は別の存在ですから(それは、話がちがーう!)。








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