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Messerschmitt
M e 2 6 2 B - 1 a / U 1
Luftwaffe 10./NJG11, 1945
W.Nr111980 'Rot 12'
Revell 1/72





ええとこどり


横山センセイ他 皆さんから「レベルええでー買いやでー」と教えていただいた。
中身を見て超納得。
すげーよ。モールドだらけだよ。

とはいえレベルのキットにも、ちと頂けんところは、ある。

  ・ブ厚くレンズになってて、しかも湯流れ跡の目立つキャノピー
  ・一体成型になってて、ちとショボいエンジンのエアインテーク
  ・胴体下面に沿わず、ハの字についてしまうビーキンゲルシフ

など。
これらをちまちまとパテとプラ板で直すのもいいんだけど、キャノピーなんかは国産の方がデキがいいだろうとハセガワのも購入し、上記部分のパーツを流用。
実際に流用したのは上記3点のみ。それは、上記以外のところはレベルの方がデキがよかったってことでもあります。

あと、レベルのは2ヶ買って両方とも、胴体左側パーツに歪みが。これは胴体を張り合わせる前に熱湯等で真っ直ぐに修正しとかないと泣きをみます。
つか泣きました。1機目。

他には各翼の縁を薄く削いだくらい。
改造したとこはその程度なんで、本体部分はさくさくと組み立て完了。


色に悩む


塗装はW.Nr111980、赤の12で行くことに。
しかしこれ、主・尾翼上面色でえらく悩む。見る物によって全然違うことが書いてある。

  ・世界の傑作機とハセガワ塗装解説 → RLM75
  ・第二次大戦のドイツジェット機エース → RLM82
  ・レベル塗装解説 → RLM81とRLM82の2色迷彩

RLM75でもよかったんだけどなんか暗くなりすぎそうだったし、現存するオリジナルの「赤の8」はRLM82で塗ってあって、そんなにかけ離れた色も塗ってなかろーと勝手に想像。2色迷彩もたぶん違うんだろうなぁ、ってことで、RLM82ベタ一色で塗ることに決定。
胴体はRLM76に、RLM74と75でモットリング。下面は黒。
エンジンポッド上面は、写真で見る限り黒一色に見えなくもないんだけど・・・実際に黒に塗ってみたら浮きまくってかっちょわりーので、翼上面色をそのまま塗ることに。


やっぱスワスチカにはFLマスクかけとくべきなんだろーか?(笑)





で、こんな具合。
基本的に全部ラッカー系の筆塗りで、キャノピー枠と国籍マークだけマスキング+エアブラシ。
モットリングも初挑戦。筆でも結構なんとかなるもんだね。
翼上面をRLM82のベタ一色で塗ったら間延びするので、色を褪せさせたり濃くしたりして、退色・ハガレ・レタッチを表現してるつもり。
あとはデカール貼ってクリア吹いて筆ムラ消したらそれなりに見れる。はず。
機体下面の黒は、黒にグレーだの茶色だの青だのを混ぜながら地味に塗り分けたんだけど、パッと見 ぜんぜん分からん。もっと大げさにやった方がよかったかも。


なんか昆虫っぽいかも・・・



そうそう
このレベルのキット最大の謎、
「コクピットカプセルの裏面には気合の入りまくったモールドが彫られているのに、なぜか主脚収納庫が塞がってて見えない」
別に強度がどうのこうのって場所でもなさそうだし、なんでそんな設計になったのかマジ謎ですが、ともかくこの収容庫をくり抜くのは簡単で、かつ効果大っす。




パイロットの軍装の正しい色、誰か教えて!



透明度の高いハセガワのキャノピーを持ってきたので、中もまる見え。レベルのキットは計器板のモールドもすげーので、なぜか忘れられてる照準器をプラ棒の切れっ端でこさえる程度で実感でます。
同じくハセガワキットから、パイロット2名もトレード。首の角度をちょっといじって、酸素マスクつけてます。
シートベルトの色が白すぎて、なんか応援団のタスキに見えて萎え。


レベル vs. ハセガワ



奥が、ハセガワの余りパーツをメインに組み上げたもの。
この写真で分かるかどうか微妙だけど、レベルのはノーズが「前下がり気味」、ハセガワのは「そり上がり気味」なのです。
ハセガワのはデフォルメしすぎといえばしすぎ。でも ある角度から見ると、このハセガワのノーズの方が意外と実機そっくりに見えるのでした。

と、ここまでこさえたところで、手を滑らせて墜落。ノーズ内部のオモリが外れ、それを修復しようとしたら今度はボディを割るという大失敗。
あーあ、ったく・・・




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