7月の焚木(前)      △戻る  ▲TOP

  01/07/14(土)   風を受けながらU

4年前のこと。連日の残業の挙句に終電を逃した私はタクシーでの帰宅を許可されました。

いやいや、タクシーは冷房も効いてるしDOOR to DOORだしいいですね。初老で小太りの運転手さんも感じよいし、何と言いますかお大尽気分ですね。明日も仕事だけどさ。

・・・? どうしました、運転手さん。何か取り出して口にして・・・・・・薬?















救心

>効能    どうき,息切れ,気つけ










降ろしてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ(号泣)!


  01/07/13(金)   風を受けながら

大通りを、空車のタクシーが走っていました。















屋根に引っ掛かったブラジャーをなびかせながら。





運転手さんの身に一体何が。  ちょっぴり乗りたかったのは極秘。


  01/07/11(水)   不肖の息子

少し早めに帰宅。

夜が遅いと風呂に入っても身体を洗うだけになってしまいますが、今日はのんびりと湯船につかることができました。

極楽気分を味わいながら冷蔵庫の中のビールと枝豆に思いを馳せて一人笑いをするという極めておやじな楽しみを満喫していたところ、廊下の電話が鳴り始めました。

プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッ

「もしもし・・・はい、溝口です。」

居間にいた母が電話に出たようです。
この時間の電話・・・微妙なタイミングです。

「あ、会社の方ですか?息子がいつもお世話になっております。あいにく只今風呂に入っておりまして。」

会社から・・・やっぱりトラブルか。勘弁してくれよ。
せっかく風呂上りのビールという楽しみが控えていたのに、まったく。

息子がまた何か不始末でもしでかしたのでしょうか。すぐに折り返しさせますが。」


はーはーうーえー(泣)


そりゃ会社からトラブルの電話がよくかかってくるけど別にいつもいつもあなたの息子が原因なわけじゃありません、というか自分の息子をどう見ている・・・いえ、言わなくていいです。



風呂から出て折り返しの電話。

「もしもし、溝口です。ああ、お前か、って笑うなああぁぁぁっ(泣)


トラブルは電話だけで解決しました(涙)


  01/07/10(火)   取り扱い注意


[ご注意]
今回は下品なお話です。食事中の方はご遠慮ください。



朝、会社で猛烈な尿意。
急いでトイレに入り朝顔の前に立った私の目の前に凶悪な物体が置かれていました。



伊○園「お〜い お茶」ペットボトル。

中身入り。(しかもちょっと泡立ってる)



中身の液体が何か想像しそうになり慌てて意識を他に向けると、トイレで男が小用を足すにはあまりに不自然な方向に顔をそらし凶悪な物体を視界から追い払う。

私は何も見ていない、私は何も見ていない、私は何も見ていない

念仏を唱えながら用を終えると大急ぎでトイレから脱出しました。

誰だ、あんな物を置いた奴は。
きっと買ってきたときに持ったままトイレに入り、用を足すとき朝顔の上に置いてそのまま忘れたのでしょうが・・・。


朝からげんなりしつつ自席に戻った私を机の上で待っていたのは、出勤時にコンビニで買ってきたキ○ン「生茶」ペットボトル。


溝口 「・・・・・・・・・・」

生茶 「・・・・・・・・・・」    < 生茶とキックオフ


飲みました。終業間際。


  01/07/09(月)   処世術

私の会社では、新人は3ヶ月の研修の後、各部署に配属されます。私の部署にも男女各一名が配属されまして、今日は二人とお茶をしました。要はお互いの顔見世です。

なかなか話題が噛み合わなかったりするのですが、今年の新人さんは噛み合う話題を自分から探ってくれたりして、楽しい一時を過ごすことができました。

敬語を一生懸命使ったり、ちょこっとおべっかを言ってみたりして、それが的外れだったりする様も微笑ましいものです。ま、そんなのは少しずつ身につけてくれれば十分。

まだ学生っぽさが抜けきっていない新人さん。
昔は同僚たちと「新人なんて女の子だけで十分だよなー」とか言ってましたが、最近では男の新人さんも女の新人さんも素で「かわいいなあ」とか思う自分が居たりします。

いや、別に変な意味じゃありませんよ?確かにお肌つやつやで美味しそうですが。

・・・考えてみたら私が入社した頃ってこの二人まだ中学生です。

先週は子供たちに「おじさん」呼ばわりされて涙に暮れました(7/5付焚木ご参照)が、私ももうそんな年なんですよね。
いい加減ちゃんと自覚して、よい「おじさん」になるべく努力するべきでしょうか。


「溝口さん?どうしたんですか、ボーっとして。」

「え?あ、ああ何でもないよ。」


いけない、いけない。つい遠い目をしてしまったようです。


「そういえば溝口さんってお年は幾つなんですか?」

「ん、もうすぐ3x歳だよ。」

「三十代前半だったんですか。思ったよりお若いですね。」



早く正しいおべっかの使い方を覚えてね(涙)

まっ、まさか本音!?いや、まさか。いやいや、しかし。いやいやいや・・・


  01/07/08(日)   文明の利器

本当は今日、「こどもたちといっしょ!」第二話「守りし者、守られし者」を追加予定だったのですが、上司から電話が入って急遽報告書を書かねばならなくなりました。

「急で申し訳ないが、明日朝一で提出しなければならないし、宜しく頼むよ。」

「(「宜しく」じゃねえ) XXの資料が手元に無いと書けませんよ。」

「ファクス・・・」

「壊れてます。」 <本当

「わかった。メールで送る。」

この上司、自宅にスキャナーまで備えていやがりました。
TIFFファイルとなった資料を続々と私のメールアドレスに送りつけてきます。
合計15メガバイト

私が会社向けに公開しているメールアドレスは、CATVプロバイダと契約しているメールアドレスに転送しているので助かりました。そうでなければ電話代が幾らあっても足りません。

ちなみにこの上司もCATVプロバイダと契約しているようです。
つまり、いくらでも送りつけられるわけです。
ブロードバンド万歳(やけ)


「ところで、なぜ私に御鉢が回ってきたのですか?」

「君なら引き受けてくれると思って。」

それは「お人好し」ということでしょうか、上司様?





月に吠える(曇ってます)


  01/07/07(土)   いま、そこにある危機

今日はお客様をお迎えしての会議でした。
休日出勤までして、と思いはしますが、大変なのは先方も同じ。仕方ありません。

資料も用意したし、あとは先方が来るのを待つばかりです。

どっこいしょ、と思いきり椅子に腰を下ろし


   ビッ!


(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) < 恐る恐るケツに手を当てている。


   ズボンのケツが破れました。


ってもうすぐ会議だよ!(汗)
仕方ない、恥をしのんで女性社員にお願いを


   休日出勤は野郎ばかり。


どどどどうする!?(汗) 先方が来ちゃ


   「溝口さん、XX社の皆さんがおいでになりました。」


「第三会議室にお通しして。Mさんと先に行ってて、私もすぐ行くから(汗)」

何か応急手当できるようなものはないのか、クリップじゃ無理だし・・・


   ホチキス


手もとのホチキスをひっつかむと、私はトイレの個室に飛び込みました。


   ガチャン、ガチャン、ガチャン


深く考えると人生に絶望しそうだったので何も考えず、ズポンの裏からほつれた縫い目を黙々とホチキスでとめて行きました。およそ20センチほど。

「大変お待たせ致しました。」

ちょっと遅れてしまいましたが、先方は気にしていないようでした。トイレに寄ってきたと思ったのかもしれません。その通りです。目的は先方の考えていたものと全く異なっていたでしょうが。

お辞儀をしたときはズボンが不自然に突っ張って、いつホチキスでとめた所が再びほつれてしまうか冷や汗物でしたが、なんとかもってくれました。

最後の難関は椅子に腰を下ろすとき。
そーっと、そーっと・・・よし大丈夫だ、と椅子に体重をかけ


   プスッ


のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?

針がっ!ホチキスの針がケツに刺さっ


   「只今から会議を始めさせていただきます。」








その日、ケツにホチキスの針が刺さったまま会議に臨んだ男がひとり。


会議は紛糾しました。








ちょっぴりパンツに血がつきました。




タイトルは、トム・クランシーの著書名から拝借。


  01/07/05(木)   一撃必殺

今日は珍しく定時に仕事が終わったので、同僚と駅前のビアホールに寄ることにしました。

駅に向かう途中の公園では子供たちがサッカーに興じていました。蒸し暑いなか元気一杯です。

と、ボールが柵を超えてこちらに転がってきました。私は手で受け取ると、子供たちに向かって力いっぱい投げ返してあげました。

「ありがとう!おじさん!」





− ビアホールにて −

「溝口さん、ペース速すぎますよ。いくらビールだからって。」

「うるさい(泣)」


  01/07/04(水)   ポケットティッシュ

先日行われた会社の送別会。

私と若手T君はトラブル対応のため前菜の段階で中座したのですが、私の同期でもある無慈悲な幹事は私にも集金袋を回してきました。(6/30付焚木ご参照)

集金袋には出席者と支払金額が記してあります。

溝口五位(残念賞)  ¥6,000円

おおおおおおおおおおおおおおおお < 怒りの雄叫び

いつか、いつか復讐してやる(涙)・・・




ちなみにT君はまだ若いし、奥さんが身重ということで免除。
私の会社には、こういう場合、個人の抱える事情に配慮して割り振る風潮があります。

つまり、それなりの年次と給料で一人身の私はいいカモということで・・・

おおおおおおおおおおおおおおおお < 怒りの雄叫び

いつか、いつか必ず(涙)・・・


  01/07/03(火)   悦楽の午後

彼が会社の書庫によく出入りしているのは知っていました。

出入りすること自体はよいのです。仕事に必要な書類や機材があるのですから。

ただ、彼の場合、ちょっと頻繁な感じがしていたのです。

そして、私は見てしまいました。

書庫の奥、棚の陰で恍惚の表情を浮かべ快楽を貪っている彼の姿を!

しかも、あきれたことに行為に耽る際に使う自分専用の道具まで書庫の片隅に置いていたのです。


「やはり女性の多い職場ですから。」

「・・・・・・・・・・。」

「私の前の席もxxさんですし。」

「・・・・・・・・・・。」

「男性でも目の前でやられたら不快でしょう。」

「・・・・・・・・・・。」

「その点、ここなら人目に触れることもありませんし、遠慮なくできるというか。」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・何も見なかった事にしておく。」

「・・・・・・・・・・。」

「もうよせ。こんなところで耳かきをするのは。」

「・・・・・・・・・・はい。」




本当に。

二度とするなよ、6年前の私・・・いや、その、若き日の過ちというか (T_T)


  01/07/01(日)   起立

サッカー日本代表・廣山望を変貌させた「バイアグラの6カ月」

地下鉄で、光文社の新雑誌「DIAS」の吊り広告を見たらこんな記事が目に飛び込んできました。

サッカーは詳しくないので廣山さんという方は存じ上げませんが、これは一体・・・

バイアグラはさすがに知っています。一口飲めば男の角度急上昇というアレですね。

ドーピング?・・・そんなわけないか。

おとなしい選手で外国人選手の当たりに負けていたのだけどバイアグラで角度急上昇して自信満々。アレも性格もサッカーも攻撃的になり恋人もトルシエ監督も大満足。・・・なんだろうか。

・・・最近、年のせいか角度がいまいちなんだよね、実は。・・・こうしたことも考えねばならない年齢になってしまったのか、私も。


自宅に帰って光文社のHPにアクセスしてみました。

いきなり出てくる「30歳、キミは立っているか。」という「DIAS」の広告。

やはりそういう雑誌なのか・・・。
私は少しドキドキしつつ、「DIAS」の目次へと跳びました。

1カ月でスペイン語がペラペラに…
サッカー日本代表・廣山望を変貌させた「パラグアイの6カ月」


あった。
・・・スペイン語?

1カ月でスペイン語がペラペラに…
サッカー日本代表・廣山望を変貌させた「
パラグアイの6カ月」




・・・おやすみなさい(涙で枕を濡らしながら)



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