Tips 

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  •  Tips あるいは、チョンボ

     
  •  インテーク・マニホールドの分離

       

    お約束のインテークマニホールドの剥離。エアクリーナーがキャブを押している状態で固定されているなら、そのまま走行可能。エアクリーナー側に引っ張られているなら、エアを吸って、極端に薄くなるので、走行不良になる。
    エポキシ接着剤とかで、合体できるのかもしれませんけど、¥3,000-ぐらいなので、O-リングと一緒に交換しましょう。ついでに、キャブも分解して、ガスケット、O-リングを交換すると安心です。 シート、サイドカバー、右側のサブフレームを外して、エアクリーナーを外すと、キャブが外れます。古い車両では、エアホース(Φ5mm)、ドレンパイプ(Φ5mm)もひび割れている場合があります。部品を入手してから、分解した方が無難です。エアホースのひび割れは、街乗りなら、取りあえずの問題は無いですが、オフに行く車両は、キッチリとしておいたほうが無難です。


     
  •  バッテリー上がりのTT-Rでも走行は可能

    TT-Rの点火方式は、CDI点火ですが、CDIユニットの電源はオルタネータから配線されており、バッテリーからの配線(給電)です。なので、バッテリーが上がった状態でも走行は可能です。(バッテリーが完全に死んでいると、ダメみたいですけど。コンデンサーでもつければOKかな)但し、ステーターの配線が完全に逝った場合には、CDIユニットが動作しない(電源が無い)ので、走行不可です。

     
  •  ウィンカーが時々、点滅しない。3つの内のいずれか

     ウィンカー・ボディーを止めているネジにGNDの〇端子が共締めされています。場所はラバーの中です。ボルトが〇の中を通っているか確認、
     ウィンカー上部の小さなコム片を無くした状態で雨中走行を繰り返していると、進入した水で、ウィンカー・バルブの端子が錆びでいる場合があります。ワイヤー・ブラシで錆びを落として、CRC-556を吹きます。
     シート裏で、ギボシ端子でウィンカー配線が接続されています。この端子が外れかけているか、泥で接触不良を起こして場合があります。

     
  •  セルのギア割れ

     結構、発生しているみたいです。 理由は知りません。 可能性が高いのは、左側のクランクケースカバー(ジェネレーターのカバー、セル・モーター本体、セル・モーター・ギアのカバー(YAMAHAのロゴ)の取り付け不良とかが原因か?

     
  •  ジェネレーターの焼損

     これも、結構、発生しているみたいです。 私の車両は、内側にはみ出していたステーター配線がローターと接触して、焼損していました。 自分で整備する場合には、寸法をチェックして、取り付けましょう。

     
  •  シリンダー上下からのオイル漏れ

     初期型には頻繁に発生。私の車両もシリンダー下側から、盛大に漏れています。原因は不明。 取り合えず、組む時には、クランクケースの面出しを丁寧にする。ガスケットへの液体ガスケットの塗布を均一にする。シリンダー下側のOーリングの当たる部分の液体ガスケットは丁寧に拭き取る。締め付けトルクの尊守ぐらいか?

    ガスケット交換後5,000km走行、漏れは無いです。 長めのオイルストーン(250mm程度)で面出し時には、上下共に広い範囲でなだらかな凸凹がありました。

     
  •  リヤサス・リンクの取り付け部の錆び

     リンクのフレーム側固定部のフランジ、軸は、錆びます。構造上、ここは泥を被るので仕方が無い様です。カバーもできないですし。 リヤ・リンクを分解する時には、必ず、ペイントでタッチアップします。

     
  •  エキゾースト・スタッドの錆び

     シリンダー・ヘッドのエキゾースト・スタッド+ナットは盛大に錆びます。温度変化が大きいので仕方がないです。エンジンを空ける時以外では問題とならないので、放置 するのが良いです。 外す時には、CRC-556などを、スタッドのエンジン部、ナットに盛大に吹き付けて、一晩放置しておき、普通のレンチで緩めます。コツは、ゆっくりと回さずに、コキッと、30°ぐらいまで回すつもりで、手を当てて、手でレンチの柄を叩けば、簡単に緩みます。それでもダメなら。慎重に。 無理に緩めずに、サンダー、ナット割でナットを壊して外すのが吉です。無理に緩めると、スタッドが折れる、あるいは、シリンダー・ヘッド側のネジ山が痛み、修正が大変になります。
     ステンレス・ネジ(ステンレスの全ネジを適当な長さに切る)を使用することも可能ですが、ステンレスは熱でかじる(ボルトとナットがかみ合う)ので、アンチ・シーズとかを塗っておいて、定期的(1年に一回ぐらい)に塗り直す必要があります。

     
  •  スプロケ・カバーの泥つまり対策(レースとかコース走行のみ)

    社外品の購入、あるいは、純正のカバーを加工して、スピード・センサーだけをカバーする形式にすることができますが、マディのレースでは必須ですが、林道走行程度、街乗りでは加工は不要です 。 スニーカーなどの紐付きの靴を使用する場合には、紐がチェーンに引き込まれる可能性が高くなりますので、加工しない方が無難です。 

     
  •  デコンプのメクラ・プラグ

    パーツ・リストのFig・5に記載されています。ネジは普通の5mm長のネジでOKです。 銅ガスケット、アルミ・ガスケットはエンジンオイルが漏れ が発生するので必須です。 一時期は、バスコークで蓋をしていましたが、オイル漏れは無かったです。 

     
  •  シリンダー上下からのエンジンオイル漏れ 面出しで解決。   

    原因は一つでは無いのかもしれませんが、私の車両の場合には、面出しで解決したみたいです。 
    盛大に漏れていたのをOH、やったことはオイルストーンでの面出し、都合、4ヶ所(クランク室上面、シリンダーの上下、ヘッド)、ストレート(工具店)で買った30cmの長さのを使用。 クランク室上面、シrンダーの上下は側はスタッドボルト部が凸、その他の部分が凹となっていました。
    スタッドボルトは再使用、規定トルクで締め付け、その後の走行 4,000km で漏れ無。 スタッドボルトの増し締めは行っていません。 

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