Clutch 

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  •  フレーム搭載状態での、クラッチのメンテナンス

     
  •  工具

     磁石付きのドライバー:クラッチ・ロッドの先のボールの取り出し
     
  •  消耗品

     
    クランクケースカバーのガスケット
    オイルポンプのガスケット (円筒状のゴム)
    クラッチ・ロッドのオイルシール
    クラッチ・センター・ボルトのロックプレート


    場合によっては交換

    オイルフィルターの3つのガスケット
    オイルラインの銅ガスケット

     

  •  準備

    車体左側を下にして、クラッチ側のカバーを外します。損傷しない為に、シフトペダル外してから、車体を土の上で、左側に倒します。 アスファルトよりは土の上が良いです。  出先など、シフトペダルを外さない場合には、ステップに部分の当て木をするか、古いタイヤを敷いて、シフト・ペダルが地面の当たらない様に養生をします。
     
  •  分解、エキパイ、オイルライン

    エキパイ(マフラーは取り外さなくて良い)、ステップ、キック・アーム、ブレーキ・ペダル(ブレーキ・スイッチは取り外さなくて良い)を取り外します。

    クラッチ・カバーのオイルラインのネジを取り外します。

     
  •  カバーの取り外し

    クラッチ側ケース、オイルフィルターの3つのネジを均等に緩め、カバーのネジと取り外します。オイルフィルターの2つのネジ(1つはカバーのネジと兼用)は緩めるだけで良いです。
     プラハン、あるいは、ショックレス・ハンマーで軽く叩いて、ガスケットを剥がして、取り外します。

     
  •  クラッチのチェック項目
     
    クラッチ・プレート 厚み、平面度、傷、歪み
    リフィクション・プレート 厚み、平面度、傷、歪み
    クラッチ・スプリング 自由長、傷
    クラッチ・ロッド 先端部の傷
    クラッチ・ロッドの先のボール

    リフィクション・プレートが粉剤、あるいは、焼損している場合には、クランクケース内の洗浄(安いオイルでの洗浄)を実施してから、組み立てます。

     

  •  ストレーナの掃除

    せっかくですから、ストレーナーの掃除をします。クランクケース側のスラッジがある場合には、キムワイプ等で拭き取ります。

     
  •  面出し

    合わせ面は、オイルストーンで面出しをします。 オイルポンプのガスケット(円筒状のゴム)が当たるカバー側も面出しをします。

     
  •  ダウエル・ピン(2)、オイルポンプのガスケット、カバーのガスケットの装着

    オイルポンプのガスケットは忘れずに装着

    ガスケットは大きいので、エンジン側にセットした後、ちゃんと装着されているか、確認します。
    特にキックアームの上側とかで、捩れて、ケース面がらはずれいないか確認します。

    カバー側も脱脂してから、取り付けます。 キックアームには、テープを巻いて、カバー取り付け時に、オイルシールのリップが傷付かない様に保護します。

 


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