Front Tire 

             Prev  | Home | Up | Next


  •  タイヤ交換

    タイヤの取り外し、ビートストッパーの取り外し
    タイヤ、チューブ、リムバンドの交換

    以下の作業も合わせて実施します
    ホイールベアリングのチェック、交換
    ブレーキキャリパーのスライダーの清掃、グリスアップ(リアホイールのみ)
    アクスルシャフト回りのグリスアップ


    用語:ビート=耳、 口金=バルブ 虫:

     
  •  工具
     
    スタンド  
    板切れ タイヤ交換時のディスク・ローター、スクロケットの養生に使用。
    タイヤ交換時にディスク・ローター、ドリブン・スプロケットの下に敷く
    軍手  
    ダンロップ・タイヤレーバー 薄いタイヤレバー
    タイヤレバー 長めのタイヤレバー
    ビートワックス 代用:シリコンスプレー こっちの方がニートが出易い
    シリコンスプレー リム内側の防サビ
    チェーン、ブレーキ・キャリパーを吊っておく


  •  Tips

     
    ダンロップ
    タイヤレバー
    ダンロップでなくても良いのですが、タイヤを入れる時には、ダンロップ等の薄いタイヤレバーを使うと簡単に、かつ、チューブを噛まないで、できます。 安い、厚い、鋳物のタイヤレバー2本と、薄いタイヤレバーを準備しておくと簡単にタイヤ交換ができます。
    バルブの
    入れ方
    工具が無くても、チューブの口金をホイールの穴に入れる には、色々な法法があります。
    チューブを入れた後、バルブを「真上」にして、タイヤレバーで反対側から耳を広げれば、簡単に口金をホイールにセットできます
    チューブを
    噛まない
    1、手をいれて、リムの内側にチューブが入っているかを確認します
    2、軽く空気を入れてから、虫を外す
     チューブに空気を入れて、タイヤの内側全体に沿わせてから、空気を抜きます。
    3、ダンロップ・タイプのタイヤレバーか、大型のタイヤレバーの場合には「ストレート」の方を使います。 かぎ型の方は使わない方が無難です
    マッドフラップのチェック ホイールを外した時に、車体側のマッドフラップの取り付けネジ部でのクラックもチェックしておきましょう。クラックがあったら、ボンド などで修正
    チューブ オフ走行主体ならヘビーデューテイを、但し、空気が抜けるのが早いです。
    タイヤバンド オフ走行主体なら、タイヤバンドの替わりにガムテープを巻いた上でタイヤバンドをセットすれば、スポークの突き上げでのパンクを回避できます。  但し、劣化が早い
    口金のナット オフ走行で、ワイドオープン傾向なら、ビートストッパーは必須です。
    また、空気圧を落とした場合には、ビートストッパーがあっても、チューブが引っ張られて、口金部で裂ける可能性があります。
    口金のナットの替わりに「ゴム製」
    マッドカバー(DRC製)などを使うか、ナットを手で締める程度にします。 オン走行 オンリーなら、ナットは普通に締めて、固定します
    ビートストッパー 劣化すると、円周方向のゴムがリムに密着しないで、まくれてしまう場合があります。リムとビートストッパーの隙間にチューブが入って、裂けるので、ビートストッパーを新しくします。
    スポークの
    油磨き
    気休めにスポークはエンジンオイルを含ませたウエスで磨いて置きます
    所謂、「油磨き」です。防錆にちょっとは効果があります
    口金が斜め タイヤのビートを上げる時にはチューブの位置を確認します
    それでもズレて、斜めになった場合には、空気を入れる前にタイヤを立てて、タイヤを回す様にしながら、地面に叩きつけて修正します

      

  •  取り外し手順:

    1 バイクをスタンドに載せる。 不安定になるので、壁などに沿わせる
    2 Fタイヤを外す。
    3 木の台に載せて、ハブ、ディスク・ローターの傷を防止
    4 チューブの虫を外す
    5 ビートストッパーのナットを緩める
    6 タイヤに載って、耳を落とす
    7 裏返して、同じく、耳を落とす
    8 ビートストッパーを押し込み、自由に動くことを確認
    9 ディスク・ローターを上側にする
    10 ダンロップ・タイヤレバーでタイヤの一部を外す。
    11 別のタイヤレバーで元に戻らないようにする。
    (タイヤレバーの反対側をローターに引っ掛ける)
    あるいは、膝で押さえて置く
    12 手を入れて、チューブを取り出す
    13 ホイールを立てて、ビートストッパーを真上にして、押し込んで、取り出す
    14 反対側の耳を外す
    15 リムバンドを外す


    a

    口金の付け方
    タイヤのビートを落とした状態ではビートがリムの中央部あたりに来るので、口金が入らない、入り難い
     


    1、工具を使う (口金の虫の部分にワイヤーを付けたもの)


    2、タイヤレバーを使う

    口金を固定するナットを準備しておく

    チュ−ブを入れる
    タイヤを立てる
    人差し指、中指で口金部を裏側から押しておく
    反対側(リムが外側)から、タイヤレバーを入れて、
    タイヤのビートを持ち上げて、リム側に引っ張る
    口金を差し込む


    手を入れる時にはリムとビートの裏側に挟まれて、結構痛いです。
    ダンボール、あるいは、プラ板を手の平、手の甲に当てて置くと軽減されます(厚いのはダメ)
     

     

  •  清掃、取り付け手順
     
    1 軍手を外して、リムの内側にバリが無いかを確認、バリがあれば紙ヤスリで修正
    2 リム内側を洗浄して、乾かす
    3 リム内側にシリコンスプレーを吹く
    4 リムバンドをセット
    5 タイヤのサイドに矢印(最軽量のポイント)があるかどうか、回転方向を確認
    6 ディスク面を左にして、タイヤの回転方向を確認する
    7 ディスク面を上にした時の状態でタイヤを地面に置く
    8 ディスク面を上にしてホイールをセット
    9 タイヤを重ねる。 矢印をビートストッパーの位置にします。
    ビートストッパーが無ければ、口金の位置にします。
    10 とりあえず、タイヤの反対側のビートをセットします。 これは簡単に入ると思います。
    11 チューブから、「虫」を外します。
    12 チューブをセットして、口金部を下側にして、リムを立てて、口金と引きだし、ナットを仮止めします。
    13 チューブをタイヤ側に押しながら、ビートストッパーをセットして、ナットを仮止めします。
    14 寝かせて、タイヤとリムの位置が均等になる様にしてから、チューを内側に押し込みます。
    15 チューブがリムにかかっていないことを確認しながら、セットしていきます。
    16 厚いタイヤレバーをディスク・ローターに引っ掛けて、かつ、タイヤをセットした部分を踏んで、外れない様にして、ビートを入れていきます。
    17 最後のセットでは、薄いタイヤレバーを利用すれば、簡単にセットできます。

    タイヤの矢印は「最軽量部」の印です。
     

  •  ホイールベアリングのチェック

    ホイール・ベアリングの回転をチェック、抵抗があったら、交換します。
    ベアリングはシールを開けて、ウレアグリスを詰め直すことをお奨めします。
    工場出荷状態では申し訳程度のグリスしか塗布されていません
     
  •  ホイール・ディスタンス・カラーの確認

    左右のベアリングの間に入っているパイプです。内部の錆をチェックします。
    スムーズの回転することを確認します。
    カラーはベアリングのインナーに軽く接触しているだけなので、本来なら、軽く回るはずです
    回らない場合には、ベアリングの損傷、あるいは、水の混入でカラーの外周に錆があります



     

     

  •  オイルシールの確認






     

     

  •  スネイルカムのとリスケ

     

 

 


            Prev  | Home | Next
             This Home Page is create by Microsoft FrontPage 2000
             Authorized by wanawana                      Update at 2009/01/06