E先生の大営業日記 1999年4月
これは「おにょれえええ!!!」な日々を送る私の友人である「E」の酒と涙の営業日記である。

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1999.4.30


京都での手伝い業務である。前日から京都のホテルに泊まり、
やる気満々で8:20に集合場所に集う。
 冒頭説明があり、「実は・・・」と話は始まった。
「データが出来ていないのでみなさんの作業は無理です」
・・・
ざっけんなああああああ!!!!!!!!!
データが出来ていないだとう??????????
このぼけえええええええええ!!!!!!!!!!
(データ作成の手順を間違えてしまい、リランする時間もないらしい)
 結局ユーザーへの納品ができないので、みんなで納品用の物品を
黙々と会社に持って帰るだけであった。

 帰社してしばらくすると社内メールでGW中にデータの再作成
をするので協力してくれ、という内容の通知が回った。誰がいくか!
 メールから1時間ぐらいして上の人が人集めに回ってきたので
すかさず「帰社」マークを張り別のフロアに避難するのであった。
拝み倒されてもGWに出勤はしないと心に誓うのであった。
(そうはいっても今この瞬間にでも「出勤してくれ!」と言われれば
 「ははは、いーすよー」と笑いかけてしまうであろうと
 自分で思うぐらい最近「いーすよ」化してるのも事実であった)

<本日のおにょれえええ!!!>
昨晩京都で繁華街にでて、ホテルの部屋で寿司でも食おうと
きちゃないカウンターだけの寿司屋に行き、持ち帰りで
にぎり2人前をたのんだ。
 やるきのなさそうなじじいがショーケースから「うに」と「いくら」を
出したので少し緊張した。値段を聞いていないからである。
(一見の場合、指定しなければ「特上」をだされることがある)
じじーがさらにショーケースのなかをまさぐるが、「とろ」を
どけて「普通のまぐろ」の方を出したので少し安心する。
 ネタを見る限り1人前あたり1,500〜2,000円ですみそうだ。
安心しきっていたところ、勘定で6,000円と言われてめまいがした。即座に
「高い!」と言いたかったが、いーすよ的におとなしく支払ってしまった。
 店を出て少しめげてしまった。6,000円ありゃー結構いいもの食って
酒代まででるものなー。だいたいあのじじー、「6,000円」と言うときに
妙に構えるような雰囲気があったからなー。ぼられたのだろうなー。

1999.4.29


前の週末頑張って、サターンゲーム「ラングリッサー5」を終了した。
ヒロイン3人ともハッピーエンドになったのでめでたしめでたし。
 いつものごとく序盤に数週間かけてキャラクターのレベルアップをしたので
最後まで「いじめ」風に敵をやっつけた。

<読書のコーナー>
「探偵物語」 小鷹 信光
 あまりにTV版がおもしろかったため、この小説は駄作に感じた。
ごくまじめで正統派のハードボイルド小説なのだが。

<ほんじつのおにょれえええ!!!>
 出勤である。しかも明日の手伝い業務に備えていまから京都に行き
ホテル泊のため、スーツ姿である。宿泊費は自腹である。
 自分とこだけでまかないきれんような仕事すんじゃねー!!!

1999.4.27


昨晩からとうとう「めぞん」20回目を読み始めた。今日から2巻。
前回読んでからキャンディを読んだりゲームをしたりで2週間ぐらい
ご無沙汰してたので、感動も新たである。

<本日のおにょれえええ!!!>
今日は何故か機嫌が悪く、ふざふざモードで時間後になったが、
とどめに手伝い業務の内容説明を聞かされてめげてしまった。
 あいかわらず説明書が確定していない。加えてユーザーに
システムの使い方まで教えろときたもんだ。あにょなー。
 自宅の電話番号まで聞かれて「もしかしたら
あさって(祝日)でんわするかもしれん」とのたまわれた。
「もしか」がリアリティあるので恐ろしい。

 以前の業務も手伝ってるしなー。わしの人生は
「手伝い人生」かああああああ????????

1999.4.26


午前中サーバーのセットアップ、午後2ユーザー訪問。

<ほんじつのおにょれえええ!!!>
上司から電話がかかってきてなにげなく「はいはい」
と出ると、
「(例の手伝い業務)手伝ってくれ。明日と金曜日は
 空いてるか?」だと。やむなく金曜日手伝うことにした。

        ・・・

うわああああああああああああ!!!!!!!!!!!
もう手伝い業務は終わったんじゃないのかああああああ!!!!!

放心状態のまま「任務失敗、自爆する・・・」とニヒルに
決めようとしたら上司が来て、
「金曜日は京都に8:30集合やからね」とかわゆく言われてしまった。
うおおおおおおおお!!!!!! いやじゃあああああ!!!!!

1999.4.25


出勤である。それというのもインターネットがつながらないからである。
最近プロバイダーを変えた。今までOCNで会社に余ってるINS回線を
使っていたのであるが、月数時間を超えると超過料金(結構高い)をとられる
ので、7〜22時までタダの某社に変更したのだ。
 つながらん・・・。なまじルーターをかませてるのでよけいにわからん。
(OCN当時から使ってたので、ルーター内の相手先電話番号・DNSアドレス
 あたりを変更すればすんなりつながるはずなのであるが・・・)

 「キャンディキャンディ」はついに最後まで読んだ。再び涙で布団を汚して
しまった。あんなに楽しかったアンソニー、ステア、アーチ達が最後は一人になり、
テリーもいなくなってしまうのだが、丘の上の王子様がアルバートさんだとわかり、
ハッピーエンドをむかえるのである。
 なにか懐かしいなと思ってたが、「風と共に去りぬ」と似ていなくもない。
タールトン兄弟がスカーレットにドキドキする冒頭部と、アンソニーが死ぬまでの
仲良しムードがダブルのだ。古き良き時代というところか。アンソニーは落馬して、
ステアは第一次大戦で死に、タールトン兄弟は南北戦争で死んでしまうのだ。

<本日のおにょれえええ!!!>
 昨晩コンバットを設置した。もちろんゴキブリを殲滅せんが為である。30分位
じっとみていたが、ゴキブリがやってこないので寝床に入った。
 途中2回ぐらいのぞきに行ったが、まったくゴキブリの姿を見なかった。
やるきあんのか?
 やい、ゴキブリめ、せっかく自腹切ってかったんだからな、コンバットから
「うーい、満腹だじぇい・・・」と爪楊枝片手に出てくる姿を見せてくれい。

1999.4.23


午前中提案書作成、午後からそれを持って滋賀のユーザーに提案に行く。
たぶんこちらの提案通り受注するであろう。

 「キャンディキャンディ」はついにテリーと別れてしまった。
恥ずかしながら涙してしまった。泣くなよ。
うーん、スザナさえいなければ・・・。
 でも小学校の時はスザナが一番好きだった。

 {小学5年当時のベストランキング}
 ○1位:スザナ・マーロウ/美人で気が強そうだから
 ○2位:エレノア・ベーカー/美人で色っぽいから
 ○3位:パティ/美人ではないがのんびりしているから

 ×1位:イライザ/美人であるが意地悪だから
 ×2位:アニー/美人ではあるが暗いから
 ×3位:キャンディ/明るすぎてこちらが疲れる

というところか。うーむ、子供の頃からポリシーがなかったのか。
ちなみに今は

 ○1位:エレノア・ベーカー/美人で色っぽくて金持ちそうだから
 ○2位:スザナ・マーロウ/美人で気が強くてまじめだから
 ○3位:アニー/暗いけど美人だから
 ○4位:キャンディ/美人ではないがタフだから
 ○5位:パティ/美人ではないが優しいから

 △1位:イライザ/意地悪だが美人だから△

とより許容範囲が増えてるのがわかる。しかしポリシーのなさは
ちっとも変わりませんな。

<本日のおにょれえええ!!!>
なんたることか、おとといも昨晩も台所でゴキブリをみかけた。
なんちゅー家じゃ。昨晩なんか慣れてしまって
「よっ、元気?」と声をかけそうになった。やめろよ。

ということで、ちょっと作戦を変えて、薬局で「コンバット」を
買ってきた。今晩からゴキブリの大量虐殺だあああああ!!!

1999.4.22


午前中ユーザー訪問。昨年導入したLANの調子が悪いので見に行く。
プリントサーバーにLPR印刷をかけたときに、ちょくちょくエラーになるのだ。
サーバーとの通信に問題があるようだ。
 よくわからんのでサーバーにスプールさせずに(PATH THRUもしない)
直接プリントサーバーに印刷させるように設定を変える。サーバーの管理ログを収集して
帰社する。

 帰社してそのログをしげしげと眺めていたら、NICが定期的にLINK DOWNしてい
るではないか。しかも「たまに」というレベルではなく、数秒おきにLINKDOWN−接続を
繰り返している。
HUBが10/100MBPS自動認識タイプなので、NICと相性悪いのかもしれない。
(HUB・NICともに10/100MBPS自動認識タイプの場合、どちらかを
 100MBPS固定スピードに設定したら障害が出たり、ひどいときには
 10MBPSより遅くなったりする場合があるのだ)

 念のためサーバーのメーカーに電話で聞いてみた。電話に出たおねいちゃんは
どこかけだるく物憂げで、「あたしこの仕事につかれました、人生にも疲れました」
という、やる気度5%ぐらいの対応であったが、わりとはっきりと
「保守会社に電話して下さい」と言った。そちらに電話すると今度は
やる気度20%といったところのおねいちゃんが「故障ですねー、修理します」と
断言した。

 うーん、NICの問題かー???

 昨夜「キャンディキャンディ」6巻を読む。ようやくテリュースと再会できた。
今晩続きを読む。喜びもつかの間、別れがくるんだよなー。

<読書のコーナー>
「かくも冷たき心」 J・C・ポロック ハヤカワ文庫
 凶悪犯罪者と対決する、元スパイのアクションもの。設定もありふれていれば
ストーリーも平凡であった。しかし結構読ませるからこの作者はただ者ではない。

<本日のおにょれえええ!!!>
 朝ユーザー訪問するときにタクシーで行った。淀屋橋から都島まで行くのだが
うんちゃんは桜宮(森ノ宮かも)の裏道をえんえんと走ってくれた。「絶対表通り
はハシンねーぞ」という意気込みが感じられてスリルがあったのだが、
ラブホテル街を抜けていった。暇なので見ていると、おるんだこの朝っぱらから、
お客さんが・・・。
 このわしがネクタイ締めて頑張ってると言うのに、朝っぱらからネクタイ外して
頑張るんじゃねーよ。まったく、うらやましいじゃねーか。

1999.4.21


こんな遅くまで仕事である。なにをしてるかというと
そこはやはり係長の仕事である。
−契約書の整理・・・。
これが泣かずにおれようか。
毎晩涙で枕を濡らさないように寝る前に
「キャンディキャンディ」を読んでいる。4回目の5巻まで読んだ。
会社で「おにょれえええ!!!」とか「ふざっけんな!!!」的な
ことがあっても「キャンディ」を読み
(わしもキャンディのように明るくたくましく生きよう・・・)
と毎晩ニヘラと笑顔で床につくのである。我ながら気持ち悪いのである。

<本日のおにょれえええ!!!>
昨夜台所でゴキブリを発見した。2日連続だったのでうんざりした。
年末に引っ越してきたときにかなり強烈にバルサン連続2缶もくもく攻撃を
したので安心してたが、やるぜゴキブリも。
 あと一回見つけたらバルサン・アース混合爆撃で殲滅してやるからな。

1999.4.20


事務作業でいそがしーぞー!!!

<本日のおにょれえええ!!!>

午前中マイクロフィルム撮影のスポットの仕事が入ったので(営業窓口を
している)業者と共にユーザーのとこにいく。
その業者がアルバイトを連れてくるはずがつれてこず、わしも撮影ブツの
運搬をする羽目になる。やい、立ち会いだけが目的のわしに力仕事させん
じゃねー!!!
 なんでもアルバイトが遅刻か無断欠勤かしたらしい。こら、学生よ!勉強も
大事だがアルバイトもまじめにしなさい!!!

1999.4.15


朝から滋賀のユーザー訪問。遠い・・・。

<本日のおにょれえええ!!!>
滋賀から帰ってきたら電話メモが数枚あって
昨年度までの業務の内容であった。
 あのなー、兼務とはいえいちおうわしは
もうその業務担当ではないのであるぞー。
気を利かせて自分らで処理しといてくれー
(わし宛の電話だからといって、
 1.LANカードが壊れたので注文したい
 2.機器保守契約の内容変更をしたい
 というのもあった。もちろんなにも
 手は着けられていない。こんなもの自分らで処理して
 事後報告だけにしてくれよ!いちいちふるんじゃねー)

はやく後任に引き継がねばわしはT氏のように社畜になってしまう。

1999.4.14


午前中打ち合わせ。午後は全然やる気なし。体調が絶不調である。
風邪かもしれん。

<読書のコーナー>
「殺し屋」 ローセンス・ブック 二見書房
 うーん、そこそこか。たまにうまい言い回しが見られるが、この方面は
レイモンド・チャンドラーが抜きんでている。

<本日のおにょれえええ!!!>
怒る元気がない・・・。(怒るのは結構体力気力を消耗するのだ)

1999.4.13


昨日休んだので、溜まったTELとか書類仕事で一日が終わった。

週末で「めぞん一刻」最終巻迄読んだ。今日からリスタートである
(おそらく20回目になると思う。いい加減飽きそうになるが、
何故か「やめられないとまらない」かっぱエビせん状態なのである。
既に日常の生活習慣の一部になってしまった。あな、おそろしや)。

<本日のおにょれえええ!!!>
最近仕事に疲れてきた。単純に「飽きた」というのもあるが、
職場でのチーム編成替えで、わしの立場が
・今までの仕事も兼務+新しい仕事
・今までの仕事については「係長」の立場ではないが、
 代わりの人が業務知識不足のため、結局最終決定は
 わしがする。その限りに置いて責任も発生する。
 但し今までの部下は直接の指揮下にはない。
・新しい仕事はあまり得意分野ではない。単に今の
 職場歴が古いため、ひっぱられた。
  男ばかりのチームで華がない。
  係長クラスばかりでわしが一番下っ端である。
  部下が存在せず、見積作成・FAX送信まで自分でする。

という状況である。
あー、開発したいよーインフラ構築したいよードレイ部下ほしーよー。

1999.4.9


今日は一日予定がなかったので、さー自分のマシンの
調子悪い現象を調査しようとはりきっていたら朝一番に
ユーザー訪問があることを告げられた。先に言っておけよ。

15時に帰社して、さーやるぞと思ったら先輩に呼ばれて
これからの会議に出ないのかと言われる。先に言っておけよこれも。

結局なにも出来なかった。

<読書のコーナー>
「高度6万フィートの毒殺」 ゴードン・トーマス 新潮文庫
 駄作。しかも”毒殺”ではない。

<本日のおにょれえええ!!!>
先ほど本屋でビルゲイツ著の新刊本が出ていた。それだけでも
「けっ」ものなのに、ハードカバーの帯に
”情報をいかに収集・活用・管理するか。あなたが勝つか負けるかは
それにかかっている”
という文言が書いてあった。

・・・。

おい、ちがうだろうビル。それをいうなら
”私が「バグのない」「寿命の長い」「安定した」ソフトを出せる否か。
あなたが勝つか負けるかはそれにかかっている”
だろう。まったくなー。

1999.4.7


ほぼ終日事務作業。昼前に「プリンタがうごかん!」という客先に行く。なんたる
ことかケーブルがゆるんでいただけであった。ぼっけえー!
電話で対応もできたが、別件があったので訪問したのだが。
お詫びのしるしに昼飯をおごってもらう。うーん、なんかわしの人生はゆがんできたぞー。
 昨晩「メゾン一刻」9巻まで読了。今晩最終巻を読んで、明日から再び読み返すぞー。
なんだかライフワークのようになってきた。

<読書のコーナー>
「週間読売」と「少年マガジン」

<本日のおにょれえええ!!!>
某社の(かなりメジャー)アンチウイルスソフトを自分のマシンに入れてみた。
ウイルスパターンファイルも最新にして、「うりゃっー」とマシンチェックをしてみた。
しばらくするとCPUを100%占有したままブルースクリーンになってしまった。
2回目も同じだった。
このソフトが新手のウイルスなんじゃあないのか?といいたくなるしろものだった。
ははは。・・・笑い事か!
 リブートの課程でたまたま発見したのだが、このマシンは以前から
「ドメインコントローラがみつかりません」とよくひねくれるのだが、
ログをみると起動時でも頻繁にマスタブラウザを見失ってしまうようで、
唯のWIN95パソコンをマスタブラウザと認識したりするのだ。
 まー、親玉のNTサーバーがレイヤ3スイッチ積層のはるか向こうなので、
マスタブラウザ認識の問題はありうるとしても、せめてNTワークステーション
である自分がマスタブラウザになるぐらいの気概と根性を持って欲しいものである。
(たしかNTサーバー>NTワークステーション>95の順でマスタブラウザになるはずである)

1999.4.5


午前中尼崎でパソコン2台の設置&Netbeuiを使ったWINDOWS95簡易ネットワークの設定を
行う。所要時間15分でネットワーク設定料として10万円ゲット!らくちんらくちん。

午後会議一辺倒。

<読書のコーナー>

「エトロフ発緊急電」 佐々木 譲 新潮文庫
前作「ベルリン飛行指令」がおもしろかったので読んだ。前作の方がおもしろかった気がする。

<本日のおにょれえええ!!!>

午前中にパソコンの設置に行ったが、空き箱の処分をユーザーに依頼したら
廃棄する場所がないとのこと。まさかでんしゃでもって帰るわけにも行かず
こまってると、にこやかに「家庭用ゴミ袋40L・青色」とカッターナイフを
手渡された。

段ボールを裁断してゴミ袋サイズにしろということらしい。あのなー、いうちゃわ
るいがこちとら江戸っ子ではないが、まがりなりにも30を過ぎたれっきとした
「課長代理」様であるぞー。名刺だけやけど。ホントはもっと下っ端やけど。

 即座に「いやー、すいませんねー、ゴミ袋いただけるんですかー、やりますやり
ます」と超にこやかに裁断を始めたのであった。うっ、涙が出そうだ。いい年して
なにやってんだろ。

1999.4.2


3ユーザーを訪問し、システム導入やらを行う。

<本日のおにょれえええ!!!>
あるユーザーで、マクロウイルス「ラルー」が発見された。ユーザーからウイルス
ソフトを見繕うようにと依頼があったので、インターネットで評価版をダウンロード
しようとシマンテックの「NORTON アンチウイルス」のダウンロードをする。
 実は昨日からやっているのだが、全然ダウンロードできずにタイムアウトしてしまう。
当社のサーバーがわるいのかもしれないとINS回線に直にルーターを接続してみる。
OCN経由である。

 さすがにダウンロードは出来るのだが、非常に遅い。おおむね0.2KB/Sだ。
信じられない。200BPSだぞ、200・・・。こんなの昔のZ80マイコン時
代のマイコン−カセットテープ間の転送速度ではないか。200ボーか。
(わしが高校の頃の個人パソコンは今と違いFDや磁気ディスクが無い・或いは子供の
買える金額ではなく標準的な外部記憶装置としてラジカセなんかのテープ装置を使って
たのだ。単位も「BPS」とはいわずに「ボー」と表現していた)
目指すダウンロードデータは11MBもあるので、さすがに「やるきあんのか!」と切
断してしまった。

これはどう考えてもシマンテック側のサーバーがどんくさいに違いない。おい、シマン
テックの社長よ、にこやかに腕組みしてパッケージの写真に写っている暇があったらこの
状況を何とかしなさい。

 しかし割と固い製品を出荷してるシマンテックだから、腕組みしてパッケージに写っ
ていられるのであって、ビルゲイツが自社製品のパッケージににこやかに写っていたら腹立つ
だろーなー。そくざに全世界で100人ぐらいは「けんか売ってんのか!」と、パッケージを
投げつけるであろう。いっそビルがパッケージに写るなら、「マイ・ガー!」的に憤怒と
絶望感漂わせ髪かきむしり状態なのがうけるかもしれない。ブラックジョークとして。
うけないか。それか、もう真実一路・あるべき姿として
すなおに福助状態で土下座している写真のほうがいいかもしれない。

<若気のあやまちコーナー>
ウイルスソフト。以前ユーザーに納品するサーバーに、これもユーザーから要望のあった
ウイルス対策ソフトを入れたときのことである。

 わし自身そのソフトを導入するのが初めてだったので、本当にウイルスチェック
が動作してるのかと不安になり、自分で隠し持ってる「ラルー」をわざと感染させてみた。
結果はちゃんと防御・削除が機能したので安心したのだが、困ったことにその感染・駆除ログ
が消えないでそのソフトの管理モニターを起動する度に赤字で警告してくるのだ。

 ユーザーへの発送が近づいてるのでインストールし直すこともできず、「テスト
した結果です。心配いりません」と伝えようと対策を考えた。
 さっき思い出したが、伝えるのをコロッと忘れていた。ははは。電話が無いとこ
ろをみるとユーザーはぜんぜん使ってないんだろうなー。まー、よいよい。

1999.4.1


新年度開始と言うことで、進発式やら朝礼やら夕礼やらでばたばたと
一日を追えてしまった。

<読書のコーナー>
「無法投機」 ポール・アードマン 新潮文庫
 この作者は作家になる前はスイスの某商業銀行頭取であったが
投機失敗にからみ投獄されるという変わった経歴を持っている。
ゆえに金融界の犯罪的なものを書かせたら抜群である。

 本書は可もなく不可もなくといったところか。断然
「ゼロクーポンを買い戻せ!」のほうがおもしろい。
あまりに気に入ったので5回ぐらい読み返してしまった。
金融関係の小説のなかではダントツにおもしろいぞ。

 あと、この分野ではジェフリー・アーチャー(だったとおもう)の
「ケインとアベル」とか、作者は忘れたが「女銀行家デボラの復讐」とかが
おもしろい。
 ちなみに「女銀行家〜」の作者を捜そうとWWW.BOOKS.OR.JPで
検索したが見つからなかった。少しタイトルを間違えてるかもしれないと思い
”女銀行員”で検索したら「3冊が見つかりました」とでたので
見てみるとなんと
 「女銀行員・生贄の姉妹」
 「濡淫乱の檻・女銀行員二三歳」
 「女銀行員・美樹」
なんてでてきてしまった。ちっがーう、わしが探してるのは「デボラ」であって
「美樹」ちゃんではなーい。
どないせーちゅうのじゃ、とタイトルをまじまじと見つめてしまった。

<本日のおにょれえええ!!!>
昨夜遅くに帰宅しようと南海電車にのってたら、酔っぱらいのおやじたち二名が
口喧嘩を初めやがった。聞いていると原因は混雑してるのでもうちょっと詰めろ
とか俺が先に乗ってたのだからおまえのほうこそもっと遠慮しろとか、まるで子供
みたいな喧嘩であったがだんだん双方エスカレートしてきて片方が「降りろ!」
とか言う展開になってしまった。

 結局もう一人が「俺はこの電車で帰宅するんじゃ!降りん」とあっさり矛先を
納めたので相手もやる気を無くして血みどろの抗争にはいたらなかった。
 うーん、日本のおやじ達よ、どうせ口論するならもっとハイレベルな理由で口論
するように。

Copyright © 1998-2002 E

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