E先生の大営業日記 1999年7月
これは「おにょれえええ!!!」な日々を送る私の友人である「E」の酒と涙の営業日記である。

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1999.7.30


AM、2ユーザー訪問、午後力仕事。
本日も非常に暑かった。そういえば、一昨日なんか、朝起きたら
セミがうわああああんと外で元気に鳴いていて、道路なんかもじりじりと暑そうで、
おもわず午前TEL休してしまった。はっは。天才はつれーよ。

今週はなんとかあだち充の「ラフ」の続きを買おうと本屋を回ったが売っていなくて
仕方無しに「タッチ」を買ってしまった。買った以上読んでしまった。
はまってしまった。季節もちょうど甲子園の時期、わしも鍛えて甲子園に行こうか
と思ってしまったぞ。

 高校の頃に読んだ時なんて、感動のあまり次の日の早朝に起きだして
近くの空き地の金網めがけてピッチング練習してしまった。肩をいわして
2日で辞めたけど。わしは虚弱なのだ。

<本日のおにょれえええ!!!>
朝上司に「人が増えるので席を移動するように」といわれ、いつから人が来るのかと
聞いたら「次の月曜」と言われた。なあああにいいい・・・、と心の中で呪いつつも
仕方がないので、午後パソコンやらホルダーやら引き出しやらを移していると、
その上司が外から帰社するなり、「朝言った場所ではなく、別の場所に移れ」と
いうではないか。

 あまりのむごさに怒る気力も無くなってしまった。そのうちグレて非行少年化
してやるぞ。もっともっとTEL休するぞ。

1999.7.27


昨晩、ついふらふらと「ラフ」(あだちみつる)を読み始めてしまい
夜更かししてしまった。前に読んだときは「つまらん」の一言であったが、
なかなかどうしておもしろいではないの。

これはたぶん「めぞん」や「みゆき」などの人間関係どろどろ系ばかり
読み過ぎたためにかえって「ラフ」の「日当たり良好」(あー懐かしい・・・)
的な青春さわやか人間関係漫画に新鮮な感動を覚えているためである。

 ・・・。なんか無性に「日当たり良好」が読みたくなってきたぞ。
週末買おう。

<本日のおにょれえええ!!!>
(1)AMユーザー訪問し機器設置及びシステム説明
(2)PMユーザーにて会議
(3)帰社後、ひたすらLANの見積作成、で今、22:30・・・。

解説:(1)(2)(3)とも昨年度までの本業であったが、今年度は
   わしの業務から離れてるはずの約束であった。

気分:みんなのうそつき、といいたい。ざけんな、ともいいたい。
   部下よ社畜のごとく働いておくれ頼む頼む、と
   泣きたい。

1999.7.26


AM会議、PM会議、時間後雑作業・・・。
働き盛りのわしの時間はかくも無駄に浪費される。
(わしの人件費の4割ぐらいは会議である。そう考えると
 お気楽な気もしないではないが、なんかもったいない)

<本日のおにょれえええ!!!>
今朝、地元の駅で「ジャンプ」を買おうと思ったら置いてなかった。
ふげえええ!!! 仕方ないので「週刊朝日」を買おうとしたら
これもまだ置いてなかった。ひでぶううう!!!
 おかげで難波までの35分、「読むものがない」という
想像するだにおぞましい時間を過ごしたではないか。

1999.7.23


午前中滋賀県石山のユーザーにて商談、午後池田市のユーザーにて商談。
横長に移動した一日であった。

 途中、梅田の公衆便所(大)に入ったのだが、例によって落書きがある。
いつも思うのだが、便所の落書きって、ひとつの文化だと思う。卑猥な絵
にしても中には「うーむ・・・」と唸らされるほどうまい絵もあるし、文の方でも
たまに笑わせてくれる内容のものもある。ところが今日みたのは

「会社やめたいよー
 もう大阪はいやだー
 **(九州の地名)はよかったよー」

というものであった。だいたい便所の落書きは、用を足している最中の、暇で
瞑想的な瞬間に笑えるものを表現する芸術であってしかるべきで、今日みたような
シリアスなものは似つかわしくない。「通ではない」と思ったのであった。

<本日のおにょれえええ!!!>
 便所ついでに話を変えるが、先週行ったキャンプ場の便所(大)はおぞましかった。
「***がとびちり・・・」というスプラッター的なおぞましさはなかったのだが、
清く正しい巨大ボットン方式のため、ものすごい臭気であった。

おそらくはボットン便所に必須の換気機構の欠陥か故障によるものと思われるが、
初日の晩の宴会後に入ったときには、酔ってることもあり本当に吐きそうになった。

 結局吐くのは必死にこらえたが、「人は用を足しながら同時に嘔吐することが出来るの
だろうか」という命題を考えられずにいられなかった。誰か実験してくれ。リカバリーは
ケツから拭くんだろうか、やっぱり。

 しかしその凶悪ボットン便所の真の恐ろしさは、余りに臭気がきつすぎるために
目が痛くなると言う点にあった。うそではない。なんとか吐き気をこらえていたら、
今度は強烈に目がチカチカと痛み出したのだ。たぶんアンモニア濃度が濃すぎるの
だろう。用もそこそこに退散したぞ。便所から「逃げ出した」のは生まれて初めてだ。

 次の朝、神はわしに試練を与えたもうた。下痢であった。昨晩の経験を学習して、
今度は対策を講じた。便所に入る前に作戦を練るのも初めてだ。まず、におい対策と
して鼻で息をせず、口で息をすることにした。次にお目目チカチカ対策として、
しゃがむとすぐに目をつぶることとした。

 結果は・・・
後者(目をつぶる)は成功であった。ウタダヒカル以来の大ヒットと言ってもいい。
言わないか。しかし、前者は「目をまもる」点では成功したが、今度は喉がヒリヒリ
しだしたのだ。

結局3歩前進2歩後退、両者リングアウトの痛み分け、気分は敗残兵であった。
(後々考えてみたが、濡れタオルで口をガードする、という追加作戦が必要だった。
 というか、単に「毒ガスマスク」があれば問題なかったのだ)

 ひやー、もう二度とあのキャンプ場にはいきたくない。

 アルペンよ、ガスマスクを作るのじゃ。

1999.7.22


打ち合わせやら何やで一日が終わる。疲れた。
打ち合わせではいい加減にやってた部分を追求されてしまい、
コスモを最大限に燃焼させることもなく、
「その点は前向きに」とか「善処します」とか国会の答弁のように
逃げてしまった。わしはスチールセイントか。

昨晩再び、いや、去年から7回目ぐらいになるが「みゆき」を
読み始めてしまった。「めぞん」を読み終えてだいぶ日が経ち
響子さんの面影が薄れてきたので、「みゆき」に抵抗無く
没入できる。このあとは「キャンディ」→「めぞん」であろうか・・・。

<本日のおにょれえええ!!!>
最近ゴキブリのことを書いていないので、てっきり「combat」+
「ゴキブリほいほい」作戦で撲滅したかに見えたのだが、
先週風呂場で巨大ごきぶりを発見してしまった。あまり久しぶりだったので
おもわず「ごきちゃん!」と呼びそうになった。呼ぶなよ。

 ちゃっかりと生息しているのだなー。
それと家の中だけでなく、深夜帰宅途中の住宅街の
路上でも2回見つけた。最初ばったか鈴虫か何かだとおもったのだが、
近づくと真合事なきゴキブリであった。びっくりするわい。

 ごきぶりも蒸し暑い晩は夕涼みに出てるのだろうか。

1999.7.21


ようやく社内メールサーバーがおちついた。

<読書のコーナー>
「マルタの鷹」 ダシール・ハメット 創元推理文庫

 うーん、期待して読んだが・・・。情景描写が多すぎるし、
搭乗者の心の機微がかかれていない。そんなことに
ハードボイルドにならなくても。
 ハードボイルドでもなく推理小説でもなく、中途半端。
やっぱりチャンドラーにはかなわないか。

「セイント星矢」 車田正美

 まんがだよーん。これを読書というのかは別として、はまってしまった。
日曜日、キャンプから帰宅して、ちょっと休んで会社に出勤だ! と
1巻を手にしたのが運の尽き。ずるずるとかっぱえびせん的に最後まで読んでしまい
当然のごとく会社に行く暇なんてなくなった。

1999.7.8


 昨日は再び四日市日帰り出張であった。以前なら帰りの車内で(2時間あるので)
「びーるびーる!」と相成るところであるが、さすがに忙しいのでジュースにとどめ、
帰社後23時近くまで残業であった。

 今日午前中からユーザーのとこでパソコンの納品とLANへの接続。また床を掘り
起こしてケーブルを埋めるのであった。帰社後チーム員とLAN提案のちゃちい打ち
合わせとか、スケジュール確認とか頼んでいた仕事の確認とか、新プロジェクトの
工数試算などを行う。その他昨日訪問した四日市のユーザーからのシステム質問の対応など。
 ここまであれこれやると、自分の本職がわからなくなってくるし、全然集中できん。


 話は変わるが、会社の連れと以前から「ジャンクなマトンでバーベキュー!」
計画をたてており、昨年キャンプに行ったとき、連れが「丸大 マトン焼き肉」
真空パックを持参してきて、たき火で焼いてみたのだが、吐きそうなぐらいまずかった。

これはマトンの責任というよりは、画用紙のような薄さの、しかも糸を引くほど新鮮な
ジャンク肉片を販売している丸大のせいではないかという結論になった。それで一時
いろいろスーパーなどを調べてみたのであるが、マトンなどどこもうっていないのだなあ。
たまにおいていたりするけど、常設ではないし、第一マトンではなくてラムのことが多い。
子供のころはよく食べたのになあ。考えれば牛肉もありがたみが無くなったものだ。

 今度こそ正真正銘あるべき姿日本のお母さんはどこにいった的正統派マトンを食うべく、
インターネットで検索してみたら、「ジンギスカン」で多数ヒット、うち2店が通販をしている。
だいたい値段は100g 120円程度である。豚より安い。海外産鳥もも肉といい勝負である。

昔の活躍もいまや忘れられ、食肉界の窓際族においやられたマトンに自分をなぞらえ、涙する
悲哀の中年サラリーマンも多いはずだ。「マトン族」という言葉がはやるかもしれない。
はやらないか。わしのことか。だまれだまれ。

 うーん、マトンよ、20年前の全国庶民お子さまの血肉に貢献したマトンよ。国民栄誉賞
とまではいかないが、もっと奉られてもいいと思うぞ。

1999.7.4


むちゃくちゃ忙しくて書く気がおこらなかった。

今、元のWINNT workstation以外にもう一台パソコンを併用している。ただ、
CPUがPentium133と低速なので、週始めにメルコのCPUアクセラレータ
ーを購入、装着してみた。ものはK6U−400MHZである。

 作業は5分ほどですんなり終了。どきどきしながら電源を入れてみる。
起動時にCPUエラーになるが、マニュアルに書いてあったとおりなので、
F1キーですすむ。

 ・・・。いきなりハングしやがった。再立ち上げ。今度はうまく起動する。わ
ーい!ベンチマークテストを動かしてみると、さすがに高速で、PenUの同等
周波数クラスと同じ数字を叩き出す。

 まー実際はCPUは早くてもディスクとかその他バスとかが古いので、感動する
ほど高速化はしないのだ。ふつうにアプリケーションヲ使ってみたが、
「うーん、そういわれてみれば少しは早くなったのかな???」という程度だ。
PenU時代の233マシンにつけたら実感できるのかもしれない。
(さすがにCPUにもろに依存する圧縮処理なんかは格段に早くなった)

ところが不幸はこれからおこる。再起動してみたらいきなり
”WINDOWS保護エラー”となってしまい、全然起動できなくなってしまったのだ。
結局何十回も再起動を試みると、まれに問題なく起動することがわかった。
2日目もやってみたが、同じであった。成功するのに何十分かかかる。

 ふー、ふー、ふざけええええんんんんんなああああ!!!
前のマシンといい、このマシンといい、1回でスパン!ときれいに
起動しろおおおお!!!

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