Everyday I'm looking for a rainbow.
紫陽花あじさい EPISODE:03 2004.11.15



残されたハクオロも、どうしていいかわからずに手を挙げたまま。

だが、カルラの冷ややかな視線に、徐々に気おされてきた。

嫌な沈黙が辺りを覆う。

「あ、あのー、カルラ?」

このままではイカンと、ハクオロは残った意識を総動員し、なんとか作り笑いを浮かべた。

それを見て、カルラはやれやれと言った感じで首を振ると、ハクオロに笑顔を向けた。

「あるじ様、少し散歩に行きません?」





紫陽花あじさい
- EPISODE:03 -






ちょうど屋敷の裏の辺り。

小さな茂みを抜けると、そこは見晴らしの良い高台となっていた。

眼下は鋭い崖。

人が登ってくることは無理であろう、急斜面の崖である。

ハクオロの屋敷や朝議が行われる庁舎は、万が一にも背後から脅かされることの無いように、こうした崖を背に建てられている。

それ故に、この高台には警護のための衛士はおらず、屋敷の喧騒とは無縁の静かな場所であった。



カルラは比較的平らな岩を選んで、黙って腰を降ろした。

ハクオロも何も言わず、その隣にゆっくりと腰を降ろした。

どこに持っていたのか、カルラは小さな盃をハクオロに渡し、その盃に徳利を傾けた。

盃が薄緑色に満たされていく。

ハクオロの盃が一杯になると、次は自分の盃を満たす。

そして、盃を合わせるカチンという乾いた音が響いた。



「珍しいな」

「・・・」

「てっきり酒だと思ったのだが」

「薬草を漬け込んだものです。気分を落ち着ける、そんな効能があるものですわ」

「そうか」

それっきり、二人は何も言わない。

静寂。

ただ、風に流される雲だけが、その静けさに小さな彩を加えていた。






〜 〜 〜 〜 〜







「なぜです?」

静寂を破り、カルラの声が響いた。

「なぜ、あるじ様はそうまでして皆のために尽くしているのです?」

その言葉には、単純な疑問ではなく、どこか責めるような重さが感じられた。

「おかしいか?」

「ええ」

カルラがそっとハクオロの瞳を覗き込む。

だがハクオロはそれを避けるかのように、黙って目を閉じた。

そんなハクオロにカルラはさらに言葉を続けようとする。

しかし、ハクオロはカルラを軽く手で制して、口を開いた。

「どこの世界にも、心ある人と心無い人がいる。それは時を隔たはるか遠い昔も、変わることが無かった。そこで私は、その両方を傷つけてしまった。仲間や家族を殺めた心無い人だけでなく、私を救うために力を尽くした人の期待にも、応えられなかった。それだけでなく、この仮面を作ることにも、多くの犠牲が伴っているのだ」

「・・・」

「そしてまた、私はこの地で、同じ過ちを犯した。記憶を無くしていた私を、何も言わずに支えてくれた人たち。いつのまにか皇となったが、その矢先にお前をはじめとした、私を慕ってくれた人を傷つけ、姿を消した。再びこの地に戻ることの出来た私がすべきことは、今度こそ私を支えてくれた者たちに少しでも安らぎを与え、報いることだろう」

そこまで言って、ハクオロは自嘲的な笑みを浮かべた。

「私にできることは、それだけだ」

カルラは何も言わない。

盃を置いたまま、立ち上がった。

そして、空になった徳利を思い切り放り投げた。



ガシャン!カラカラカラ・・・

遠くで耳障りな音が湧き、それに驚いた鳥たちが一斉に飛び立っていく。



「あるじ様はそれで満足ですの?」

「ああ。少なくとも、それで皆の喜ぶ顔が見られれば、満足だ」

「嘘ですわね」

その語感の強さに、ハクオロは目を開ける。

その目を真っ直ぐに見据えて、カルラは言った。

「あるじ様の顔は、ちっとも満ち足りていない。当然ですわ。今のあるじ様は、ここにはいないのですから」

思わずハクオロは、自分の顔に手をやりその表情を確かめた。

―――わからない。

そんなハクオロに軽く首を振り、カルラは続けた。

「いつもあるじ様は、皆の輪の中にいませんわよ。一歩引いたところで、どこか遠い目をして見守っているだけ。あるじ様自身がどう感じているかなんて、気にもしていませんし。それに、今この國には、皆が理想とする『皇』がいるだけで、『ハクオロ』という『人』はいないのですわ」

呆然と。ただ、ハクオロは呆然としているだけ。

「私達の隣にあるじ様はいない。いるのは『皇』を演じる役者だけ。ねえ、あるじ様はどこへ行ったのかしら?」

カルラの瞳がゆらいだ。

耐え切れず、ハクオロは目をそらす。

「私は・・・」

「・・・」

「私は、ただ・・・」

言葉は続かない。ハクオロは顔を俯かせた。

その時スッと、ハクオロの頬を柔らかな手が包んだ。

そして、ゆっくりと上を向かせた。

「もう、いいんですよ」

「えっ?」

「もう、終わりにしましょう。過去に捕らわれるのも、未来を捨てるのも。あるじ様は、現在いまにいるのですから」

「・・・」

「あるじ様が、皆の喜ぶ顔を見てやすらぐのと同じように、私たちもあるじ様の喜ぶ顔を見てやすらぐのですす。どちらか一方通行では、決してお互い幸せにはなれないのだから。あるじ様はもう少し、ご自分の事を大事にしていいんですわ」

カルラは優しくハクオロの頭を、胸に抱きかかえた。

ハクオロは力を抜き、そっと体をカルラに預けた。

「ありがとう」

そう、小さく呟いて。






〜 〜 〜 〜 〜







「随分と休んでしまったな」

どこかホッとしたように、ハクオロは言った。

今、彼は頭をカルラの膝に置き、ゆったりと寝そべっていた。

カルラは疲れたハクオロを癒すように、そっと彼の髪をなでていた。

「そろそろ戻らないと、今日の仕事が終わらんだろうな」

「何言ってるんです!あるじ様の今までの働きを考えたら、こんなの休みのうちに入らないですわ」

口調こそ怒っているものの、カルラの顔も穏やかなものに戻っていた。

「まったく、あれほど自分を大事にと言ったのに、まだわかっていないようですわね」

「そう言うな。こういう性分は、簡単には直らんよ」

「難儀な性格。それだけでなく、最近は私に割いてくれる時間も減ってますし。気付いてまして?」

拗ねたように口を尖らせるカルラ。

普段のひょうひょうとした態度からは想像できない可愛らしい仕草に、ハクオロは思わず笑ってしまった。

「まったく、ここは笑うところじゃ無いですわ」

そう言って、カルラはぷいと横を向いてしまった。

そんなカルラの頬に、ハクオロはそっと手を伸ばした。

カルラはそれに手を添え、いとおしげに頬を寄せた。

「寂しい想いをさせたか」

「お互い様ですね。あるじ様も、随分とゆとりを無くされてましたから」

「ああ、そうだな」

そう言って、ハクオロはゆっくりと目を閉じた。

―――思えば辺境の村を出てから、ずっと全力で走りつづけたようなものだ。

彼の脳裏には、これまでのさまざまな景色が、浮かんでは消えていった。

「ヤマユラの集落や、オンカミヤムカイはどうなっているのだろうな」

ハクオロの口から、懐かしい場所がこぼれた。

ヤマユラの集落は辺境の村。オンカミヤムカイはウルトリィ、カミュの育った國である。

どちらも一度は他國の襲撃にあい、廃墟と化していた。

だが、人の力は決して弱くは無い。

一度ちりぢりになった人々が、少しまた少しと集まって、ゆっくりと昔の姿を取り戻しつつある。

「行って見ませんか?」

「なに?」

「ですから、ふたりであるじ様が今まで走ってきた所を、一度訪ね歩いてみませんか?」

その何気ない提案に、ハクオロは目を見開いた。

その瞳に映るカルラは、相変わらず穏やかな表情を浮かべていた。

「あるじ様は、本当にもう少し休まれて、ゆとりを取り戻すことが必要ですし」

「そ、それは・・・」

「それに、私に寂しい想いをさせたのがわかっているのでしたら、少しは私との時間を作ってくれても良さそうなものですわよ」

そう言って、カルラは屈託無く笑った。

その笑顔につられるように、ハクオロも笑って言った。

「ああ、それも悪くない。いや、そうしたいな」

「あ〜ら、積みあがって崩れかかってる仕事はいいんですか?」

「誘ったのはお前だろう?それに、たまにはベナウィにも苦労してもらわないと。そうすれば私の大変さを理解して、少しは仕事の量も減らしてくれるだろう」

「それは言えてますわ」

いたずらっぽく笑った後、カルラはハクオロの手を引いた。

「よしっ」

軽い掛け声と共に、ハクオロは起き上がって、体をほぐすように、軽く肩をまわした。

「行きますか?」

「今からか?」

「ええ、善は急げと言いますから」

カルラは再びハクオロの手を取った。

「では、行きましょう」

そして、屋敷とは別の方に伸びる間道に進もうとした時に―――



「ちょっとまったーーー!」

バサッという大きな音と共に茂みから飛び出してきたのは、頭に葉っぱをつけたままのトウカであった。

「聖上、それがしも連れて行ってください」

「ト、トウカ。今までどこに?」

それまでのカルラとのやり取りを見られていたのかと想い、ハクオロは狼狽して言った。

だが、それ以上にトウカは慌てふためいて、まるでハクオロの腰にしがみつかんばかりににじり寄ってきた。

「そんなことはどうでもよいのです。いつも申し上げておりますが、聖上が行くところは常にそれがしの行くところ。確かに聖上をお守りするにはまだ力不足ですが、これから頑張りますから、見捨てないで下さいっ」

「いや、見捨てるとかじゃなくてだな」

「そうですよ、ハクオロ様、私たちを置いていくなんてひどいじゃありませんか」

振り返ると、今度はサクヤの姿。横には楽しそうに手を振るクーヤの姿まである。

「そうだぜ兄者。ユズハを置いてどこに行こうってんだい?」

いつの間にか、オボロまでが道を塞ぐように立っていた。

「そ、そういうわけでは」



「では、どういうわけなんですか?」

低く押し殺した声が、耳元で響いた。

驚いて振り向くと、肩を振るわせたエルルゥの姿があった。

「心配で来てみたら、まさに愛の逃避行をするところだったんですね。他の人はともかく、この私を置いて」

「お、落ち着いて話をしよう。な、エルルゥ」

エルルゥの体からは、暗いオーラが立ち上っていた。

それに触れた新緑はたちまちの内に生気を失い、エルルゥの周りだけがすっかりと季節はずれの紅葉を迎えていた。

「少しお仕置きが必要なようですね」

一歩、そしてまた一歩と。

顔を伏せたまま、辺境の女と化したエルルゥが足を進める。

気圧されるようにハクオロは後ろに下がろうとしたが、いち早く暗いオーラに絡め取られて、全く身動きが取れなかった。

「覚悟は済みましたか?」

そう言ってエルルゥは低く笑うと、ゆっくりとハクオロの首に手を伸ばして―――がしっと、その腕を掴まれた。

「おやめなさい。そうやって貴女が追い詰めるから、ハクオロ様がゆとりを無くしてきたんですよ!あなた方も、少しはハクオロ様の気持ちを考えたことがあるのですか!!!」

その凛と響く声に、エルルゥの、そしてその場にいた全ての者の動きが止まった。

「いつもいつもハクオロ様に甘えてばかりで。少しはハクオロ様の気持ちを察し、いたわる事を考えたらどうなのですか!」

そこには、普段の慈愛に満ちた姿からは到底思い浮かばない、怒りに目をつり上げたウルトリィが立っていた。

「わ、私は・・・」

何か憑き物が落ちたかのように、エルルゥは手の力を抜き、ガクッと膝から崩れ落ちそうになった。

それを軽く支え、一転してウルトリィはいつもの優しい声で言った。

「わかればいいのです。甘えることも自己主張ですが、過ぎては相手の負担になるだけですから」

「はい」

小さく頷くエルルゥ。

その肩を軽く叩いて、ウルトリィはハクオロに向き直った。

「あ、えっと・・・」

まだ事態が飲み込めてないのか、ハクオロは呆然としたままである。

そんなハクオロにも、ウルトリィは厳しい視線を向けた。

「こうなったのも、ハクオロ様が何もおっしゃらなかったのが一因です。皆を信用しているでしょう?」

「ああ」

「でしたら、もっと言うべきことがあるはずです。信頼しているからこそ、ハクオロ様にはもっと自分の気持ちや考えを、私たちに伝えて欲しかったです」

「そうだな」

「それに、皆からこれだけ想われていることを忘れないで下さい。軽々しく何も言わずにここを離れるなんて、もってのほかです」

「確かに、すまなかった」

そう言って、ハクオロも小さく頭を下げた。

それを見て、ウルトリィはにっこり笑っていった。

「では、帰りましょうか。ハクオロ様と私たちがいつも一緒にいる、あの屋敷へ」






【エピローグ】



結局、正妻は決まらなかった。

あれから後、エルルゥをはじめとして女性達は別人のように、ハクオロの世話をやくようになった。

そこには他の者を差し置く、そんな気配は微塵も感じられなかった。

もちろん、内心には『自分こそがハクオロの正妻に』という消しがたい想いを抱えているため、ハクオロの知らないところで火花が散っていたりもするのだが。



また、正妻が決まらないからといって、他の國からの婚姻の申し入れが増えたかというと、実はその逆であった。

屋敷の裏で起きた出来事は、多少の脚色を交えつつ、街の噂になっていた。

それが広がり、いつのまにか『ハクオロの周りは、既に有力氏族の息女が固めている』という認識が、一般的なものとなったからである。

エルルゥはともかく、ウルトリィやクーヤ達はもとを正せばこの地に大きな勢力を誇った國の息女である。

今やその國は無いが、その威厳は人々の意識の中に深く根付いている。

そうした事もあってか、婚姻の申し入れは着実に減り、エルルゥ達の心配も少しずつ減ってきて、ハクオロも一安心したところであった。





しかし、そんな平和な時も、壊れるときはあっさり壊れるもの。

波乱は、ベナウィによる何気ない一言でもたらされた。

「聖上。婚姻はまあひと段落したことにして、そろそろこちらも考えませんと」

「なんだ、まだ何かあるのか?」

「そろそろお世継ぎのことを考えてください」

「な、なにぃ!」
「え、ええー!」

ハクオロとエルルゥが一緒になって声をあげた。

「別に他意はありませんが、聖上にもしものことがあった場合を考えるのも臣下の勤め。万が一に備えても、そろそろお世継ぎのことも考えてください」

「いや、まあ、そうは言ってもな」

慌てふためくハクオロ。

一方、エルルゥは以前と同じように、何を想像したのか、頬に手を添えていやいやと頭を振っていた。

それを見て、ハクオロはがっくりと肩を落とした。

そして、肩を震わせると―――



「またこの展開なのかぁーーー!!!」

庁舎には、再び皇の悲痛な叫びが響いた。






〜 〜 〜 〜 〜







「また面白いことになりそうね」

そう言うと、カルラは手にした盃をぐっと飲み干した。

彼女がいるこの場所は、庁舎の屋根の上。

ちょうどハクオロの叫んだ、その真上である。

「ええ。楽しみですわ。私も早く子が欲しいと思っていましたから」

そう言ってうっとりとした表情を浮かべるのは、背に純白の羽を持つウルトリィ。

彼女達はよくここで、のんびりと街の様子を眺めるのが好きだった。

「ごめんなさいね、すっかり悪役をやらせてしまって」

「なに、良いって事さ。それに、あれはいい薬だ。あるじ様にも、みんなにも、そして私たちにも」

「そうね。でも、上手くいって良かったわ」

ホッと胸をなでおろしたウルトリィ。

そう、実は今回の出来事は、同じようにここでベナウィとハクオロのやりとりを聞いてから、彼女達が仕組んだことであった。

「それに、あなたには私が言いたかった事を全てハクオロ様に言って貰えて、本当に感謝しているわ。私だったら、あそこまで上手く伝えられたかどうか」

「伝えられただろう、あなたはあなたのやり方で。まあ、即効性という意味では、がさつな私の方が効果があったかも知れないけどね」

再び乱暴に盃を開けるカルラ。

そんな彼女に目を細めて、ウルトリィはいたずらっぽく言った。

「でも、本気だったでしょう」

なにが、と目だけでカルラは聞き返した。

「ハクオロ様とふたりっきりで、思い出の地をまわること。ハクオロ様が同意するのは予想の内だったけど、あの時のあなたは本当に嬉しそうだった」

「そうだったかな」

「ええ」

カルラは応えない。

だが、そらした目が、雄弁にそれが正しいことを物語っていた。

「それにしても」

それ以上は追求せず、ウルトリィは話題を変えた。

「私たちって、紫陽花あじさいみたいよね」

「・・・色々な色を咲かす華だから?」

「ええ、それもあるわ。ハクオロ様の周りに咲く色とりどりの華ですもの。だけど、それだけじゃないの」

何も言わず、カルラは続きを促した。

「ねえ、知ってる?紫陽花はどこでも色とりどりの華を咲かせるものじゃなくて、育った場所に合った色の華を咲かせるそうよ。だから、どこかで綺麗な青い色の紫陽花を見つけて自分の庭に植えたら、いつのまにか赤い色の華を咲かせるようになったりもするの」

「それは、確かに今の私たちみたいね」

この地には様々な國があり、そこでそれぞれに色をなしていた華たちがいた。

それが、ハクオロの元に集まり、いつのまにか同じ色の美しい華を咲かせるようになった。

確かに、元の色は失われてしまったかも知れない。

だが、その華の色は、今ここにもっとも相応しく、しっかりと色づいている。

「願わくば、いつまでも綺麗に咲き誇りたいもの」

そう言って、ウルトリィは空を見上げた。

そこには、果てしなく続く、澄んだ青い空。

それは、いつまでも華を美しく咲かせる、澄んだ水のような清らかさをたたえていた―――


――― FIN ―――




PostScript
長かった・・・1話と2話の間が1年半以上(苦笑)。自分で言うのもなんですが、完結させられるとは思っていませんでした。
実は、1話を書いたとき、紫陽花には全体のプロットが存在しませんでした。
思い返せばこのサイトを立ち上げる時、当時は月姫とランスとオリジナルの3つしかジャンルが無く、ちょっと物足りなさを感じて、その時にはまっていたうたわれるもののSSを急遽追加しました。それがこの紫陽花です。
急いで書いた為、プロットも無ければ誰を登場させるかも何も考えてませんでした。
で、しばらく忘れて放置していたのですが、意外と続きを希望される方が多かったので、プロットを引きなおして、どうにかここまでこぎつけました。

個人的には上手くまとまったし、気に入ったキャラ(カルラとウルトリィ)を活躍させることができたので満足しているのですが、如何でしたでしょうか?
相変わらず起伏の少ないSSですが、楽しんでもらえれば嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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