7・8月の焚木(全)     △戻る  ▲TOP

  02/08/31(土)   超時空要塞マクロス

「それでは来週の木曜日に、また。」

「はい、よろしくお願いします。」

夏が近づきつつあることが肌で感じられるようになり始めた六月のある日、私は某業界の大手B社のシステム部門に赴き、新規プロジェクトの打ち合わせをしていました。

B社のシステム部門は、本社ビルから離れた住宅街にある別館と呼ばれるビルに入っています。
私はこちらにお邪魔するのは初めてのことでしたが、オフィス街とは違う静かな雰囲気に溶け込んだ落ち着いた感じのビルで、打ち合わせを行った会議室の窓からは公園で遊ぶ幼子たちの姿なども見え、なかなか和みます。

どうせ仕事するならこんな所がいいなぁ。

そんなことを思いながら、私はB社側のプロジェクト責任者Eさんの後に続き、二階の会議室から廊下に出まし


ガガガガガガガガガガガガガガガガッ


そのとき、廊下の窓という窓にいきなり金属製のシャッターが下り始めました。

な、なんだ!?

会議室のほうを振り返ると、こちらの窓にも一斉にシャッターが下りてゆくではありませんか。


ガシャーン、ガシャーン、ガシャーン
パッ、バッ、パッ、パッ、パッ


呆然とする私の目の前で次々と窓のシャッターが閉まり、暗くなった廊下に蛍光灯が点灯されて行きます。

「あの、Eさん、これはいったい・・・」

「ああ、防衛体制に入ったようですね。」


ぼ、防衛体制!?( ̄□ ̄;


ひょっとしてあれですか、近頃の御社の躍進でその地位が脅かされつつある業界一位のA社が破壊工作員を送り込んでくるとか、昔から御社とは険悪な関係にあるといわれている業界三位のC社がスナイパーを雇って狙撃してくるとかするんですか。

でもトラックや飛行機で突っ込まれたらどうするんですか。
もしかして巨大ロボに変形して戦ったりするんですか。
大企業のビルはどれもこれもこんな怪しげなのばっかりなんですか。

いや、待て。
防衛といっても外部の敵からとは限らないぞ。

内部に潜入した部外者を逃がさない為か!?( ̄□ ̄;


















      内部に潜入した部外者→      ( ̄□ ̄;


















のおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?(Т▽Т)

ち、違います、Eさん!!
私は御社に対して悪意を持って近づいたわけでは!!
機密データを盗み出しA社やC社に売りつけて一儲けしようなんて考えは!!


「そろそろ株主総会が始まる時間ですからね。」

「へ?株主総会?・・・ああ、そういうことですか。」

ようやく私は合点が行きました。
今日はB社の株主総会がある日です。万一嫌がらせで投石行為などを受けたりした場合を考慮して窓にシャッターを下ろしたのでしょう。

「はあ、毎年株主総会のときはシャッターを下ろしているんですか。大変ですね。」

B社は特に黒い噂を聞くこともありませんし、過去の株主総会で大きく揉めたことがあるとも聞いていません。それでもこんな風に安全策を取らねばならないとは大企業も気苦労が多いことです。

「いや、例年はこんなことしないのですが、今年はちょっと。」


何をやった、あんたら。


いや、相手はお得意様、見ざる言わざる聞かざる、見ざる言わざる聞かざる・・・



その後、Eさんの案内のもと、窓と同じようにシャッターが下ろされた正面玄関にかわり、裏の通用門から私は外に出ました。
そこは、先ほどまで会議室の窓から見えていた公園に通じており、幼子やそのお母さん、お年寄りたちが、のんびりと日に当たっていました。

・・・きっと、なんでシャッターが下りたのだろう、なんて考えもしないんだろうな。

平和に時を過ごす公園の人々に複雑な気持ちで目をやり、窓という窓にシャッターの下ろされた別館ビルを一度だけ振り返ると、私は自社へ戻るべく歩き出しました。



B社の株主総会が何事もなく無事に終わったと聞いたのは、翌週の木曜、Eさんとの二回目の打ち合わせの席においてでした。

「それは何よりでした。」

「ええ、警察を呼ぶほどではなかったですし。」


何があった、あんたら。


いや、相手はお得意様、見ざる言わざる聞かざる、見ざる言わざる聞かざる・・・





こうしてまた一歩、溝口はサラリーマンとして完成されてゆくのでした。

完成されたくないんですけど(泣)




当サイトの今後の運営方針ですが、週一回、日曜の夜(もしくは土曜の夜)に正式更新を行い、それ以外は正式更新なし(簡単な連絡事項や小ネタの更新は、必要に応じて行う)、というスタンスで行きます。

今の私は、例え一時的に仕事が暇になったとしてもすぐに次の仕事が回ってくる立場にあるので、結局のところ土日以外に自由な時間はとれず、無理なく仕事と両立させるには週一回が限度と判断しました。

仮に暇な週があった場合、更新のストックを作成し、土日すら時間の取れない忙しい週への備えとすることで、週一回の更新を保てるようにしたいと思います。

更新を楽しみにして下さっているお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解頂けましたなら幸いです。


  02/08/27(火)   お詫びと復活予告

<警告>今回のリンク先は18禁です。うかつに踏まないよう十分ご注意下さい。

ご無沙汰しておりました、溝口です。
前回更新から三週間。大勢のお客様に無駄足を踏ませてしまい、本当に申し訳ございません。

実は、この三週間で、三泊四日の旅行を2回、五泊六日の旅行を1回しまして。










宿泊先は会社の仮眠室ですがね!!(滝涙)


諸事情により大量に降りかかってきた仕事を回すのに手一杯で、サイトの更新はおろか、インターネットへのアクセス自体、殆どできませんでした。

空いた時間に秋葉原でエロゲを買い込むなど、物欲を満たすことでストレスを解消していましたが、さすがに耐えきれず、もう仕事なんか回らなくなっても良いから沙由香嬢のドキドキダイナモを目一杯回したいとすみません、何も聞かなかったことにして下さい。(「意味がわからん」という方は、どうかわからないままでいて下さい。お願いします(懇願)。)



そんなこんなで三週間以上も経ってしまったのですが、次の金・土・日は久しぶりに三連休が取れましたので、8月31日(土)夜の更新で正式に復活致します。


「そんなこといって、また直前になって仕事に忙殺されたりするんじゃないの?(疑いの眼差し)


あうっ(汗)

お疑いはご尤もですが、今度は大丈夫だと思います。
さすがに会社側もヤバイと思ったのか、半業務命令で取らされた休みですし、私自身、現在の大量の仕事を回すのに慣れてきましたので。



また、更新停止の間、多くの方に励ましのお言葉を頂いたり色々とお世話になったりしました。
特に、掲示板における藤八様のご厚意に対しては、感謝の言葉もございません。

本当にありがとうございます。



最後になりましたが・・・えーっと・・・あの・・・その・・・

・・・・・・・・・・・。










60万ヒットありがとうございます(恥ずかしさのあまり地面に掘った穴に首を突っ込んだまま小声で)


  02/08/04(日)   振り向けばそこに

「来年の4月1日から本番稼動とすると、2月末までにユーザーテスト完了というイメージで良いですか?」

「いや、△△プロジェクトは法律の施行に合わせたものだから、もっと早めに完了させておかないと。リリース延期は絶対に許されないし。」

「じゃあ、2月頭に完了といった所ですか。」

「そんなもんだろ。」

「わかりました。じゃ、それでスケジュール引きます。」

「よろしく。」

ある日の昼、私と後輩S君は会社の最上階にある社員食堂で昼食をとりながら、新規に立ち上げる△△プロジェクトについて話し合っていました。
何もお昼時にまでと思われるかもしれませんが、大小合わせて10近いプロジェクトに関っている現在、使える時間はフルに使わないと、到底仕事が回りません。

「さて、戻るか。」

「はい。」

話に一区切りつけた私とS君は、食器を片付け食堂を出ると、階下の自席に戻るべく階段へと向かいました。
エレベーターもありますが、腹ごなしと運動不足解消を兼ね、食堂から自席に戻るときだけでも階段を使って降りるようにしています。(行きはエレベーターを使います。私の体重で階段なんか上ったら、息が切れ心臓が壊れますから。)

そういえば午後は初っ端から@@プロジェクトの打合せだったな。

こちらもS君と一緒に関わっているプロジェクトですが、多少気になることの有った私は、歩きながらS君に話し掛けました。

「なあ、午後の打合せなんだけどさ。@@プロジェクト、テスト期間と内容の割に要員が不足気味だと思わない?」

「そうですねぇ。あ、じゃあ、ちょっと休憩室に寄って話しますか。」

「そうしよう。
んー、頭数は揃ってるけど新人が入ってるから実際にテストに入ったら遅れだすと思うんだよな。」


新人が一人いる場合、実質一人半、要員が少ないものと私は考えるようにしています。
新人の作業効率が悪いのは勿論ですが、新人の教育役になった人もそちらで相当の時間を取られ作業効率が落ちることが多いからです。
だからといって新人の指導を怠れば、将来自分達の首を締めるだけですから、疎かには出来ません。悩ましいところです。

私は階段を降りながら、S君と相談を続けました。

「@@プロジェクトのテストに入る頃って、S君が関ってる××プロジェクトのテストが終ってる頃だよな。あそこの若手を回してもらえれば助かるけど、どんなもんだろ。」

あるプロジェクトに関っている人間が、設計終了時やテスト終了時といった区切りの良いときに別プロジェクトへ移るのは、そう珍しいことではありません。

「ああ、でも××プロジェクトの若手ってS君の他は二年目のA君だけだったな。A君に移ってもらうわけにもいかないか。」

プロジェクト途中での移動は珍しくないとはいえ、教育面から考えると、できれば一つのプロジェクトに最後まで関らせた方が良いと私は思っています。
特に入社後数年の若手をコロコロ移動させるのは感心できません。

「あとは、K先輩のプロジェクト担当から回してもらえるかな・・・」

「どうした、溝口?」

急に名前を呼ばれ、私は我に返りました。
声のしたほうに視線をやると、階段を上ってきた課長が、私の方を見上げて怪訝そうな顔をしています。
ふと周りを見ると、課長以外の社員達も何やら妙な目で私を見ているではありませんか。

ありゃ、話に夢中になって大声になっちゃったかな。
階段で大声出してちゃ恥ずかしいよな。

「すみません、課長。S君、続きは戻ってから・・・」

私はS君の方を振り向き声をかけ・・・


S君、影も形も無し。


・・・・・・・・・・。


そういえば、S君、休憩室に行こうと言ってなかったっけ?


・・・・・・・・・・。


休憩室は食堂と同じく最上階にあります。


・・・・・・・・・・。


つまり、私は階段を降りながら、居もしないS君相手に延々と会話を続けていたわけで。









「あ、溝口さん。先に戻られていたのですか?
休憩室に行ってふと気付いたら居なくなっていたのでどうしたのかと思いましたよ。」


「・・・・・・・・・・。」

「そろそろ打合せに行きま・・・溝口さん?どうかしたんですか?」

「・・・・・・・・・・。」

「溝口さん?そろそろ急がないと打合せに遅れますけど・・・溝口さん?」

「・・・・・・・・・・。」





その日、溝口は貝になりました。





一生貝でもいいですか?(泣)




7月の更新は3回でした。(ワースト記録樹立)

お客様には大変なご迷惑をおかけしており、本当に申し訳ございません。

ただ、仕事が忙しく絶対的に時間が無いのは事実(今日も16時間労働)なのですが、ストレスをあまり感じていないので、仕事として内容は充実しているのだと思います。
食欲も十分ありますし、体調も特に悪く感じるところはありません。
心身ともにまずまず好調なので、心配ご無用です。

8月も忙しい日々が続きそうですが、何とか週1回は更新できるように努めたいと思います。
夏休みを9月上旬に申請しているので、上手く取れればそこで立て直したいのですが・・・どうなることやら・・・。

暑い日々が続きますが、皆様も体調管理には十分お気をつけ下さい。



  02/07/22(月)   シジフォスの神話

ガラガラガラガラガラガラガラ

・・・・・・・・・・。

「溝口さん、××プロジェクトのテスト結果が揃いました。検閲をお願いします。」

「あ、ああ。そこに置いといて。」

「はい。」

ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ ドカッ


七箱か・・・はぁ・・・。

先週、月曜日の朝。
台車から下ろされたダンボール箱が次々と自席の横に積み上げられて行くのを見て、私は嘆息しました。

先々週、昇格して別部署へと移った先輩から幾つかプロジェクトを引き継いだら、ちょうどテストの真っ最中。その結果の検証物が上がってきたのです。


現在、主にプロジェクト管理者として動くことの多い私は、自分でプログラムを組んだりテストを実施したりすることは殆どありません。
しかし、報告書に捺印するだけで済むほどには偉くないので、各担当者が上げてきたシステム計画書やプログラム仕様書、テスト結果など全てに目を通さなければなりません。
つまり、担当者が五人居れば五人分の、十人居れば十人分の作業成果物を検閲しなければならないのです。
もちろん、各担当者と同じくらい詳細に目を通していたら幾ら時間が有っても足りないので、重要な点に絞って見ることになりますが、それでもかなりの労力を費やさなければなりません。

こうした検閲作業の中でも最も精神的に疲れるのは、テスト結果の検閲です。
テストの内容にもよりますが、大抵はダンボール箱単位で上がってきますから見るだけで嫌になってきますし、テスト担当者によっては検証物がきちんと整理されていないことが多く、さらに嫌気が増すからです。


金曜までは毎日終電、プラス土曜午前は出勤だな、こりゃ。

テスト結果の検閲だけが仕事ではありませんし、引き継いだばかりのプロジェクトのテスト結果なので慎重に検閲せねばなりませんから、平日はどんなに急いでも一日一箱が限界です。

月曜日にして既に土曜出勤が決定した私は、あきらめて一箱目の蓋を空けました。





何とか予定通り土曜の午前中で片付きそうだな。

金曜日の夜。
予定通り五箱目のテスト結果を検閲した私は、ほっと一息つきました。

やれやれ、これで土曜の午後には秋葉原に行けるな。(またか、とか言わないで下さい。)
とりあえず、前々から目をつけていた新作エロゲの予約を


ガラガラガラガラガラガラガラ

・・・・・・・・・・。

「溝口さん、△△プロジェクトのテスト結果が揃いました。検閲をお願いします。」


私が無事、新作エロゲの予約を果たしたのは、日曜の夕方のことでした。





結局、先週はエロゲの予約をしただけで一週間が終ってしまったなぁ、とほほ。

明けて月曜日の朝。
疲れが抜けきらない自分に年齢を感じつつ出勤した私は、先週の自分を想い嘆息しました。

でも、まあ、先週頑張ったおかげでテスト結果の検閲は全て終ったわけだし、今週は楽できるだろ


ガラガラガラガラガラガラガラ

・・・・・・・・・・。

「溝口さん、@@プロジェクトのテスト結果が揃いました。検閲をお願いします。」





(私の今週が)




ペースを上げるどころか下がってしまい、申し訳ございません。

現在の私の状態ですが、
今回の更新の通りです。たすけて!ポパイ!

・・・なんでテスト中のプロジェクトばかり私に引き継ぎますか、先輩(泣)



cova様から55556ヒット、サツキ様から56000ヒットを踏まれたと、ご報告を頂きました。

ありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します・・・とはいえ、今の更新状態ではちょっと恥ずかしいのですが。


  02/07/11(木)   ドナドナ

「S君、お土産ごちそうさま。なかなか美味かったよ。」

「お口に合って良かったです。」

「@@国のお菓子って激甘って印象があったけど、これは意外に・・・何それ?」

先日、放牧の盛んなヨーロッパ某国へ旅行に出かけた後輩S君が無事に帰国し、ストレスの抜けきった呆け面で出社してきた朝のことです。
お決まりのご当地銘菓を課のメンバーに配ったS君、自席に戻ってくると、何やらカバンから別の包みを取り出しました。お菓子・・・にしては小さいし、なんだろう?

ビリビリッ

包みを破ってS君が取り出したものは・・・

カラン カラン

「それは鈴?・・・堅くて乾いた音だな。何処かで聞いたことがあるような・・・」

「カウ・ベルですよ。」

「ああ!牛の首につけるあれか!」


カウ・ベル。
映画やアニメの放牧シーンでは必ずといってもよいほど首にこれをつけた牛が出てきますが、実物を見るのは初めてのことでした。

黄色味がかった鈍い光沢は真鍮製でしょうか。
大きさは掌くらい。想像していたよりもかなり小さく感じましたが、それでも小型犬や猫につけるような代物でないことは明らかでした。


「両親や親しい友人用のお土産に買ってきたんですけど、1個余っちゃって。もし欲しい人が居たら差し上げようかと・・・溝口さん、如何ですか?」

「うーん、こういうの嫌いじゃないけど・・・貰っても使い道がないしな。」

彼女の首につけてみるとか。」

つけてどうする( ̄▽ ̄;
モーッ、モーッ
と鳴いてもらえとでもいうのか。」

「そうですね。首輪プレイ入門用に・・・」

「どこが入門だ。思い切りマニアックじゃないか。
あ、でも牛のコスプレしたグラマーお嬢さんにならつけてみたい気も・・・」


「・・・・・・・・・・」

「あ、いや、その、ええい!
そもそも「彼女の首に」って、俺に彼女が居ないと知っての嫌がらせか!?
ええ!?

「逆切れしないで下さいよ(汗」

「電話当番のぬいぐるみにつけてみたらどう?」

「あ、それは良いかも。」

私とS君の会話を聞いていた先輩女性社員Kさん(既婚)が、笑いながら提案してきました。
下ネタ混じりの会話でしたが、びくともしなかったようです。さすが人妻(違

我が社では、昼休みの時間が何時から何時までと決められているのですが、全員が出払うと不味いので、課毎に1人ずつ電話当番を残すようにしています。
私の所属する課では、役職者を除いたメンバーが毎日交代でこの電話当番に当たっているのですが、犬のぬいぐるみを電話当番の机に置くことで、当番が役目を忘れないようにしているのです。

なるほど、牛と犬の違いはありますが、あのぬいぐるみにつけたら可愛いかもしれません。

が・・・

「あのぬいぐるみには大きすぎませんか?」

「うーん、そうか・・・。」

む。確かに。
電話当番用のぬいぐるみは、カウ・ベルの二倍くらいの大きさしかありません。
幾らなんでもバランスが取れないでしょう。

でも、電話当番用にこのカウ・ベルを使うのは面白そうだよな・・・おお、そうだ。

「いっそのこと電話当番の首につけるというのはどうだろう。」

「あはは、可愛いかも。」

「また変なことを・・・(汗」

「今日の当番に無理矢理つけさせてみようか。誰ですか?今日の当番は。」

「えーと・・・・・・溝口さんね。」





カラン カラン

(視線を落としたまま肩を震わせつつ)あ、溝口。@@案件の進捗についてなんだが・・・」



カラン カラン

(視線を落としたまま肩を震わせつつ)あ、溝口さん。来週のテスト予定を・・・」



カラン カラン

(視線を落としたまま肩を震わせつつ)おう、溝口くん。XX社との打ち合わせは・・・」








・・・・・・・・・・。








モ゛オオオォォォォォォッ!!(滝涙)




暖かい励ましのお言葉を色々と頂きまして本当にありがとうございます。
ようやくテンションが上がってきましたので、ぼちぼちペースを上げて行くつもりです。


  02/07/03(水)   グリーン・グリーン

お久しぶりです。
またもや半月も更新が止まってしまい、本当に申し訳ございません。

仕事はそれほどでもなかったのですが、実は・・・・・・重苦しい私事について書くのは好ましくないとは思いますが、今後のこともありますのであえて書きますと・・・・・・親父が倒れまして。



ここ一年ほど、土地問題が持ち上がったり、引っ越しを余儀なくされたり、親父が今まで通りには仕事を続けられなくなったりと、私事で色々と問題が続いていたのですが、きっと心労が重なっていたのでしょう。先日、私と十年ぶりくらいの大喧嘩をした直後に高熱を発し、四日ほど起き上がることが出来ずにいました。

親父の心労を見抜けず喧嘩してしまった自分の至らなさに私の方もショックが大きく、また、改めて親父が年をとってしまったのだと痛感させられ、ここ半月ほど、今後の事について想いまんじりともせず夜を明かしたり、家族で話し合ったりする日が続いていました。



幸い大事には至らず、親父も無事回復したので、本日から更新を再開したいと思います。

ただ、正直なところ私の方がまだ精神的に復活しきっていないので、暫くの間、今までと多少ノリの違う更新になってしまうかもしれません。

予めご了解頂ければ幸いです。



あ、親父についてですが、本当にすっかり元気を取り戻しているので心配はご無用です。
仕事にも戻っていますし、食欲も出てきていますので。

と、いうか・・・



モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ < 食ってる


「食欲が戻ったのは良いけど朝っぱらからカツ丼食うなよ( ̄▽ ̄;
 しかもトンカツ一枚使って・・・とても病み上がりとは思えん。」


「病み上がりだからこそ、しっかり精をつけないとな。」

「つけすぎだって( ̄▽ ̄;」

「これくらいは普通だろう。」

「・・・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;」


モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ < 食ってる



長生きする。絶対に私より長生きする。





去る6月23日、当サイトは一周年を迎えることができました。
また、ほぼ同時期に、50万HITに到達いたしました。・・・マジですか?(汗)

色々とお祝いのお言葉なども頂き、本当にありがとうございます。


正直に言いますと、三十路半ばになってからのネタ日記サイト開設とその運営は想像以上に厳しく、この一年、何度も「閉鎖」の二文字が頭をちらつきました。
それでも続けてこれたのは、やはり皆様のご訪問とご声援があったからです。

それにも係らず、不安定な更新間隔や遅いレスポンスなど、皆様のご好意に背く運営状態が続き心苦しいのですが、もう暫く頑張っていこうと思っています。

宜しければ今後ともお付き合い下さい。


最後になりましたが、改めて。
この一年、当サイトをご訪問頂いた全てのお客様に。

ありがとうございました。











モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ < まだ食ってる

「・・・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;」



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