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•  OH、 シリンダー、ヘッドの分解手順
  
  
  　
• 　事前準備

  
  
  
  
  エンジンを降ろす手順は別途
  エンジンの組み立て手順は別途
  　

  エンジン左側カバー	エンジン

  
  準備する小物

  荷札、ビニル袋	部品の分類の為
  荷札	ボールペンで、ラベルを書く
  	カムホルダー（前）、カムホルダー（後ろ）
  	バルブ（INT-左、INT-右、EXT-左、EXT-右）
  カッター	ガスケット剥ぎ
  ウエス	多数
  オイルストーン	ヘッド面等の面出し

  
  準備

  洗浄	腰上分解時に、クランク室内部のゴミを混入しないために、パーツクリーナーで、エンジン腰上を洗浄する。特に、シリンダー下部、ヘッドの下側の裏側の泥、セルモーター取り外し後のクランク室上部

  
  注意：

  以下の部品は元の位置関係を保つ必要があるので、ビニル袋に分けておく。カムの部品番号はINT/EXTで同一だが、当たりがあるので前後を区別して、ホルダーと一緒にしておく	カムホルダー＆カム、バルブAssy、バルブ・リフター＆シム
  シムはバルブ・リフターの裏側、あるいはバルブ・ステム側についています。カムチェーン・トンネル内に落とさないように注意する

  
  処理

  面	ガスケットを剥いだ後、オイルストーで面だし
  バルブスプリング自由長
  バルブの当たり
  クラッチ・プレート厚み
  クラッチ・スプリング・自由長

  
  
  
  　

  1	プラグを外す
  2	Ｆ／スプロケットの速度センサーAssyを外す。
  3	エンジン左側のセルモーターカバー（３つのネジ）を外す
  4	内部のギア、ベアリング、軸を取り出す
  5	エンジン左側のタイミングカバーを外す。(*)
  6	クランクを回して、ＯＴを出す
  7	シリンダー後ろ側のオイルライン（パイプを外す）
  8	銅ガスケットも忘れずに取っておく（エンジン内への脱落防止）
  9	オイルラインにウエスでフタをする（エンジン内への脱落防止）
  10	セルモーター後部の２箇所のネジを外し、セルを取り外す
  11	ヘッドカバーを３つのネジを外し、ショックハンマーで横から軽く叩いて、カバーを外す
  12	カムチェンを荷紐で吊り、カムチェン・トンネルに物と落とさないようにウエスを詰め込む
  13	シリンダー後部のカムチェーン・テンシャナーを取り外す、スリッパー（前側）を取り外す
  14	カムホルダーを取り外す。ダウエルピンも忘れずに、　ビニル袋に入れる
  15	カムを取り外し
  16	バルブリテーナ、シム（リテーナーの裏側）を取り外して、ビニル袋に入れる
  17	ヘッド下側のナット（前後２箇所）を外す
  18	ヘッドのボルト（６箇所）を外す。　６箇所を均等に緩めること。
  19	ヘッドを取り外す。ダウエルピン（下側（2箇所）も取り外す。
  20	シリンダーを取り外す。
  21	クランク室、カムチェーン・トンネルにウエスを詰めてから、ピンストンの「Ｃ」リングを外す
  22	ピストン・ピンを抜く　固いので、小指等でゆっくりと押して、取り外す。　叩いてはダメ

  左側カバーを開けない場合には、ＯＴを出したら、ギアを入れて、回り止めをする。
  
  右カバー

  1	キックアームを取り外す
  2	オイルフィルターのフタのネジ（３箇所）を外して、フィルターを取り外す
  3	フィラーキャップを取り外す
  4	カバーのネジを取り外し、ショックハンマーで軽く叩く

  
  クラッチ

  1	クラッチを手で固定して、５つのボルトを均等に緩めて、ボルト、ワッッシャー、バネを外す
  2	中心のナット、平ワッシャーを外す
  3	プレッシャー・プレートを外す。
  4	クラッチ板（リフィクション、クラッチ）を外す。　順番は変更しないで、ビニル袋等に入れ、平置き
  5	クラッチ・ロッドを取り出す
  6	シール、ボールが残るので、ウエスを詰め込んで、外に出ない様にする

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