ディルムンの蛇





数年前に書いて、お蔵入りしていたシュメール話です。
こちらは、『シュメールの逸話』よりも、先に書いたSFもどきで、なぜお蔵入りになったかというと――読めばわかりますが、設定が――特に瞬ちゃんの設定がとんでもないのです。

絵梨衣さんを主役に持ってきてますし(オリジナルの絵梨衣さんのイメージはかけらも残っていませんが)、氷河も瞬ちゃんも普通の家の子で、それぞれに両親も健在、綺麗でお勉強ができるだけの、ほんとに普通の高校生です。


ちなみに元ネタは『ギルガメッシュ叙事詩』。
作中出てくるジウスドラくんは、『ギルガメッシュ叙事詩』の、バビロニア版ウトナビシュティム(大洪水で生き残った人の名前です)のシュメール版での呼び名です。


『私は寛大な人間である』という自信のある方だけ、読んでやってくださいませ。




◆ 第一章 見知らぬ星空
◆ 第二章 廃墟
◆ 第三章 蛇の宮殿
◆ 第四章 謀略
◆ 第五章 弑逆の祭儀
◆ 第六章 ディルムンの別れ
◆ 第七章 帰還

◆ 後記





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