E先生の大営業日記 2001年
これは「おにょれえええ!!!」な日々を送る私の友人である「E」の酒と涙の営業日記である。

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2001.12.23


<うふふははは>
出勤である。

「またか・・・」とおもうでな〜い!!!

今までのように仕事で出勤ではないのだ。

年賀状宛名&裏絵印刷という、非常に有意義かつ
めんどくせー任務なのである。

家にプリントごっこはおろか、パソコンすら無い
(というか、見たくもない)のだ。

さっき「完成じゃー!」とよくよく見ると、
間違えてウシの干支を印刷してしまっているではないか。

おぐぐ、うぐぐ、ぐわっ!やりなおしじゃ〜。こんなオチやめれやめれ!!!

しかし、年々年賀状が減っていく。毎年整理しているので、
こなかった人や異動してしまった人の分を出さないように
しているので、今年はわずか二十数枚しかださない。

そのうち「紙」の賀状なんてなくなって、年賀メールが主流に
なるのかもしれない。

お年玉くじのかわりにウイルスついてるのが当たりになったりして
なあ。もらいたないわい。あー、やな世の中だこと。

<いやんばか>
明日はなんとクリスマスイブではないか。
わしはなんとなんと明日休みではないか。

クリスマスイブを出勤しなくて良いなんて、
ああチアワセ。でも終日完全フリー・
ワシの人生オールホワイトなのであった。

るせーるせー、真っ白に燃え尽きるぐらい
寝て寝て寝まくってやる。サンタさん、
願わくはプレゼントに薩摩焼酎白波を!

2001.12.11


<しばくころす>
またまた、会社のワシ宛にウイルスメールが送られてきた。
WORM_BADTRANS.Bというやらしいやつである。

送り主は京都のホテルで、そういや今春出張で使った。
そやそや、メールで予約したのどす。そうどしたー。

そのホテルのHPを見ると、ウイルスに感染し、皆様に多大な
ご迷惑をかけましてすまぬすまぬと、テロップが流れておった。

いやーんでありんす。ワシの会社ではこういう場合、
課長・部長代理・社内監査セクション・社内LAN推進メンバーに
事情報告をしないといけんのだ。めんどくせー。

交通事故にあった気持ちで粛々と事情報告書作成にいそしむ一日であった。

ざっけんなー! やい、ホテルよ! おはんなんばしてるでありんすか〜!!!

日本語がかなり乱れてはおりまするが、全く後ろ向きな事務作業な日であったのであった。

2001.12.2


皆の衆、よろこびなさ〜い。日曜出勤であらせられ〜る。

何をしているかというと、部門サーバーのハードディスク増設である。
なーんてインテリジェンスなお仕事でありましょうか・・・。

まー、このサーバーに関しては重要な業務DBサーバーなので、
「わしが面倒見るっす。まかされたっす」といってしまったので、
しかたないんやけどなー。

それにしても、運用開始半年でもう増設とは。人間あるだけ
使いますな。数十人が「まっ容量あるし、とりあえず」とか「念のために・・・」とかで
処理済みデータを置きまくって、そのうちに本人も「うーん、必要かどうかわからん」とか
なって削除できなくなるのだ。

<ボーナス>
ついに下期ボーナスが出た。この不況下にあって、減額とかカットとかならずに
満額出たのであった。会社えらいっ!シャチョーすごいっ!

さー、銀行行って住宅ローン返すぞ!!! 今回繰り上げ返済すると、残額が
確か700万円ぐらいになり、半分以上返済したことになるのだ。
・・・。はーっ、まだ半分あるのか・・・。

<くたばれ情シス>
ワシの仕事の一つとして、インフラ導入というものがある。業務アプリをいれた
サーバー・PCをユーザーに入れるのだ。
そういう仕事柄、ユーザー企業の情報システム部門と打ち合わせることがままある。
ま、はっきり言ってロクなもんじゃございませんな。先日話し合いをした某企業情報部門は、
セキュリティについて非常にうるさく細かくつっこんでおきながら、社内メールの設定・社内標準
ウイルスチェックプログラムの導入設定については「うち(情報部門)は関知しません。そんなの
ディーラーの仕事でしょ」とのたまった。

その前に打ち合わせした別の企業情報部門は、もっと強烈にちくちくねちねちと、まるで
税務監査のごときつっこみをしておきながら、「ではどうしたらいいんですか?」と聞くと、
「それはあなたが考えることでしょ」と返された。まっ、そうかもしれないとエンドユーザーと
協議した結果をもって「これでいかがですか?」と聞くと、「エンドユーザーさんと御社の責任で
決めて下さい(情報部門は責任をとりません)」ときたもんだ。だったらつっこむなよなー。
その人は、毎月持参納品するデータについても、「取られたらどうするの?そこんところの
安全面をどう考えているの?」とおっしゃりました。シャーマン戦車で持参しろか?

まー、大体において、「文句は言う」が「解決策は提示せず」かつ「責任は持ちません」やなー。

2001.11.30


<てへへ>
冬の到来を感じさせる寒い日々が続く今日この頃、皆様
かわりはないだろうか・・・。

いやー、他人口調で始めてしまった。一ヶ月以上も
投稿していなかったので、照れているのだ。
恥ずいんだよ。

この前投稿したのが9月だからなー。「月刊大営業日記」を
通り越して、「季刊」になりそうだ。

仕事は混乱・壊滅を通り越して、阿鼻叫喚の仕切直し&
はっけよーいのこったのこったである。いちおー
なんとかメドらしき薄明かりがみえてきているので、
いつぞやのお手伝い業務のように、徹夜・土日出勤・徹夜・正月出勤
みたいなことには至っていない。「なーんだ、チッ」と画面の向こうで
いわないように。

<研修>
会社主催の2泊3日の研修があった。わしは研修が大嫌いなので、
非常に憂鬱な3日間であった。毎晩部屋(個室)にこもり、
持参した薩摩白波900mlをお湯割りにしてグビグビ飲んだり
していたのである。

結構しんどい研修で(言い換えると真面目な研修でもある)、プレゼンこけるわ、
クレーム処理演習ミスって客激怒させるわ、あまつさえ最後の個人面談で
講師から「君の価値、ゼロ」とまで言い切られてしまうのであった。

・・・。

「ゼロ」っすかー。いくら何でもその言い方はないんじゃないっすかー。

しかし偉大な教祖様、プロフェッサーEは「あはは、そーっすねー」と条件反射的に
講師に応えてしまい、「君はやる気があるのか!?」的な顔をされるのであった。

るせーるせー。

2001.9.23


<ひさしい>

皆のものよひさしゅうのう。

遠慮は要らぬ、ささ、もっとちこう寄れちこう寄れ。

この一ヶ月というもの、まったく不条理にへろへろであった。

まず業務であるが、壊滅的様相を帯びてきて、
組織図的上位者であるわしはひじょーに
胃の痛い思いをする日々である。「である」であって
「であった」でないのは、本番がこれから年内一杯にかけて
だからだ。夏休みもとれない(雰囲気的にもとれない)。

その上、母方の叔母が倒れて親が急遽田舎に帰ったと思ったら、
父方で不幸があったりで、早朝・深夜の電話にたたき起こされることも
しばしばであった。

<うおおおお1>
またまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまたまた
日曜出勤であらせられる。ちっ。

何をしているかというと、はっきり言って、部門サーバー周りの掃除である。
新しいサーバーとPCを増強したのだが、古いサーバー環境の電源/
LANケーブルがまるで蠢くサナダムシの如く(食事中の人、すまねー)
こんがらがって乱れており、
一斉にシャットダウン後にケーブルを整理したり、タグを付けたり
実に第一次産業的肉体労働なのであった。わしの仕事か???

<うおおおお2>
つひに、健康診断の結果が帰ってきた。おもむろに開封して眺めるが、
即座に「むむっこれわ!!!」と劇画的に反応してしまった。
γ−GTPが600弱に増えているではないかっ。

昔ワイルドセブンに「はっぴゃく」というメンバーがいた記憶があるのだが、
そこまでいかないが「ろっぴゃく」っすかー。

そーかそーか、それで最近めっきり酒量が落ちたのか、
なーんだ、了解。と一件落着しそうになった。

そろそろ入院ラインではないか。

<うおおおお3>
会社のPCの液晶ディスプレイを15インチから18インチに換装した。

ひえ〜、でかいっす。いいっすねー。なんか、人生開けたみたいっす。
ワシの未来も開けてくだせい。

<読書のコーナー>
「二度目の破滅」 ロバート・B・パーカー 早川書房

→スペンサーシーズで「男」を追求するパーカーが、今度は
 「自立した女」を追求する、女探偵サニー・ランドルシリーズの第二弾

 適度に乾いたハードボイルド、どことなくチャンドラーを彷彿させる
 せりふ回しに○。安定力のある一冊。値段以上のおすすめ本。

2001.9.6


<ううう>
ううう、である。なんか、本業以外の仕事の比率が
50%を越えている。

やってられるかー!!!(そーだそーだ!)
なのである。助けてくれー!!!(これは、イヤ)

担当プロジェクトが、破綻してるではないか・・・。
このままでは崩壊しそうだ。

<体もううう>
先日会社で受診した健康診断の結果が
帰ってきた、ようだ。

「ようだ」というのは、私には返ってこなかった
ということなのである。探し回ったが、なかった。

やっぱりなー、肝臓と腎臓がひっかかって人事部とかに回っている
んやろーなー。

<心もううう>
最近ほとんど出社拒否に近い状態である。朝、目が覚めるのであるが、
「行きたくない行きたくない」とぐずぐずして、遅刻したりしている。

晩は晩で23時すぎに帰宅して、夜中暗い居間で一人焼酎お湯割り
をあおるように飲みながら、時には吐きながら、「ブツブツブツブツ」と
この世のすべてを呪いながら泣き濡れてるしな。

本業外の打ち合わせでまだまだ解放されないことが確実となり、
さすがに昨日先輩に「もう・・・かんべんしてください・・・」と
泣きをいれてしまったぞ。

<車もううう>
税金払ってないなー。あはは。この前実に4ヶ月ぶりに車に乗らなければ
いけなくなり、イグニッションを回したら、「ギュル」と一回いったきり
バッテリーがお亡くなりになった。むむむ、その前の週に試した時は
一発でかかったのに。

さすがに親もあきれて(その前も同じぐらい乗っていなくて、バッテリーを交換し
た)
無言でバッテリーケーブルを出してくるのであった。ケーブル接続のために
車を少し車庫から出す必要があり、親もそのつもりで言ったのだが、
「××(わしの名前)、ブレーキ解除して、”押しがけ”しろ」とのたまった。

「押しがけ」??? ・・・。やるの? ていうか、オートマでできるの?
根本的に住宅街で車の押しがけなんて、できるのか???

とひどく混乱するプロフェッサーなのであった。

この日次の日で200kmちょっと走ったのだが、やっぱり又バッテリー交換かなー。

あーあ、コンビニにレンタルバッテリーあったらいいのに。

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