11月の焚木(前)      △戻る  ▲TOP

  01/11/14(水)   会社でガッツ!

更新が二日間空いてしまい、申し訳ございません。

昨日は更新を予定していたのですが、会社に拉致られてしまい、どうにもなりませんでした。
(今日も拉致されかけましたが、何とか脱出。)


さて、こんな糞忙しい時だというのに、会社で避難訓練がありました。

うちの会社は人数が多いので全員参加は難しく、各課の課長と新入社員は参加必須、各課の課員から適当に数名選ばれて参加となります。

当課からの参加者の一人である例の新人女性社員Mさん、全社員に配られている非常用ヘルメットをかぶって緊張気味です。

「おお、似合ってるじゃない、Mさん。スーツ姿にヘルメット。」

「からかわないで下さいよぉ。」

不参加となった私は、休憩がてら非常階段を移動してゆく課長やMさんたちを見送りました。

訓練といっても、殆どの人は軽い運動のつもりでやっていますから気楽そうですが、Mさんを始め新入社員の顔には流石に緊張の色が見られます。うーん、初々しいねぇ。

「うーん、新入社員は流石に初々しいねぇ。」

「あ、部長。」

いつのまにか私の横に立っていた部長が、私と同じ感想を口にしました。

最近、若い人達を見ていると、こうした年配の人達と同じような感想を持つことが多くなりました。
やはりそれだけ年を取ったのでしょうか。

嫌といえば嫌ですが、自分の年齢を考えれば、そろそろ彼らと同じ感想を持てるようになったことを喜ぶべきなのかもしれません。








「スーツ姿にヘルメットなんてそそるよねぇ。」





前言撤回。

まだ私は彼らと同じ境地には達していません。
というか、達したくありません。
もんぺ姿ならまだしも。





申し訳ございません。ちょっと仕事が詰まり気味で、色々とレスが遅れています。
リンクして下さったサイト様のご紹介も、しばしお待ち下さい。m(_ _)m


  01/11/11(日)   エイケン

ぶるん!ぶるん!ぶるん!

ちょっと!そこの道行くおねーさん!

そんな薄手の服で!
そんな背筋を伸ばして!
そんな峰不二子胸で!

見せ付けてますか!?
見せ付けてますね!?

道行く人を振り向かせたいんですね!?
っていうか振り向かせちゃってますよ!?

ちくしょう!
そこまで露骨に見せ付けられたらおじさんだってじっくり見ちゃうぞっ!

ああっ正面から、正面から近づいてくるっ!
豪快に揺れてますよ!
ってよく見たらノーブラじゃないですか!

あああっ目の前を、目の前を通り過ぎて行くっ!!
もの凄い迫力ですよ!!
おじさんもう辛抱たまらないっすよ!!

あああああっ遠くへ、遠くへ歩み去って行くっ!!!
せめて後姿だけでも!!!
いっそ追いかけ


















ゴンッ!!


その日、「なぜか」よそ見をしていた私は、往来のど真ん中で電柱に激突し、右側頭部に裂傷を負いました。

東京神田神保町で、人間の頭部辺りの位置に血痕のついた電柱を見かけた人は私と握手。
したくないですか。そうですか。





昨日は熱が出て唸っていたのですが、今日は下がりました。疲れてたのでしょう。
で、昨日は熱っぽいままサイト巡回していたのですが、とある女性の方が運営してらっしゃるサイトの日記を読んだら、ちょうど同じ日に彼氏様が熱を出されて管理人様が看病されたと書いてありまして。・・・いいなぁ(しみじみと)。





オフ会参加希望の方、私を含めて8人。
実は参加者が一人も居なかったら「一人オフ」を決行してネタにする予定でしたが、どうやらそれはせずに済みそうです。

・・・だからって急に参加取り止めとかしないで下さいね。参加希望の皆様。(はあと)

さて、会場ですが・・・どうするかな・・・



  01/11/10(土)   定番イベント

風邪を引いたのか、熱が出て寝込んでる溝口です。疲れも溜まってたのでしょうかね。

数年前に熱を出して急に寝込んだときには、たまたま両親も、当時まだ嫁入り前だった妹も家に居なかったのですが、そのおかげでおかゆを作ってもらったんですよ。彼女(はあと)に。


















弟の。(滝血涙)

いや、いいお嬢さんなんですけどね、本当に。愚弟にはもったいないほどの。
というか、さっさと結婚しろよ、お前ら。


・・・おやすみなさい(涙で枕を濡らしながら)





オフ会、現在の参加希望者は私を含めて7人です。明日には参加希望メールへのお返事を出しますので、宜しくお願い致します。・・・予想よりも大人数になってる(汗

あと、メールでご質問が来ていたのですが、過去に掲示板に書き込みされたり感想メール等を送って頂いたことの無い方でも、もちろん歓迎します。
ただ、言うまでもありませんが、オフ会での冗談の範疇を超えるような暴走行為は論外ですので、念の為。


  01/11/08(木)   ハブロフの犬 すみません。木曜サスペンス劇場じゃないんです。

電車の中などで、色っぽい女性や綺麗なお嬢さん、かわいい娘さんを見ると、ついつい見蕩れてしまいます。三十路だし少しは落ち着いて、と自分でも思いますが、そこはやはり男ということで。

「向こうの若いOLさん、颯爽としてスーツ姿が決まってるな。

あの女の子なかなか可愛い。連れはお母さん?こちらも美人。

是非とも親子丼を。

うおっ!?中学生、くらい?綺麗だなぁ、モデルでも通用しそうなくらいだぞ、あの男の子。」















ち、違う!違うんだ!!

まず最初に「綺麗」という認識があって、それから「男の子」という認識が来たんだ!決して逆ではないんだ!いや、それはそれで何か間違っているような気もするが、とにかく私にショタの気はっ(ここに居ない誰かに向かって弁解)





「火あぶりオフ」のお知らせ 

11/6に予告したオフ会について、正式に告知しました。
興味のある方は、是非、覗いてみて下さい。

大丈夫です。何も怖いことはありません。・・・多分。

それにしても、オフ会参加経験が一度きり(7/30のこれです)で主催なんて、かなり不安ですが、できるだけ頑張りますので宜しくお願い致します。
そもそも参加者が居るかどうかという問題は目をつぶるとして。


  01/11/06(火)   初恋の味

電車の中で、母親に連れられた小さな男の子が、吊り広告を大きな声で読んでいました。
まだ読めないのか、ひらがな、カタカナだけで漢字は飛ばしてます。

「それじゃあ、これはなんて読むのかな?」

「んーと、ろーやるぜりー・・・・んーと、えーと・・・










ほもの・・・んーと・・・」



次の駅についた途端、母親に抱きかかえられて去っていった男の子。


少年よ、残念ながら君にその味はまだ早い。

十年ほど経ったらまた来なさい。(こら)





オフ会のお知らせ(予告編) 正式に告知しました(11月8日22時半)

オフ会を予定しています。

日時は、
11月25日(日)の午後です。基本的に13時から21時までの間で。
場所は、
東京の山手線で回れる範囲内。具体的な場所は未定。
内容は、オーソドックスな飲み会+オプションになると思います。

明日か明後日、正式な告知を打たせて頂きますので、興味のある方は宜しくお願い致します。





当サイトにリンクを貼って下さったサイト様のご紹介・・・。
申し訳ございません、しばしお待ちを(ぺこぺこ)



  01/11/04(日)   スパイ大作戦

「わかりました。これからそちらに伺いましょうか?」

「いや、いいよ。これから出てくるのも大変だしね。君のパソコンに原本が入っているのだろう?格納場所とパスワードだけ教えてくれれば、後はこちらでやるよ。」


月曜から土曜まで働き詰めで、死んだように寝ていた日曜日の昼前、会社からトラブルの電話が入りました。
たまたま休日出勤していた課長がお客から連絡を受け、担当の私に回してきたのです。

またかい、と泣きそうになりましたが、手順書に沿ってやれば簡単に解決するトラブルだったので、その旨を課長に伝えました。

ところが、先方がこの手順書が見つからないと言い出したのです。

確かに手渡したはずなのに、と愚痴ってもしかたありません。作成者である私のパソコンに原本が入っていますので、課長にプリントアウトしてもらうことにしました。

私的な文書は一切入れていませんから、問題ないでしょう。

「では、ログインのパスワードを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!」

「溝口くん?どうした?」

「あ、いえ(汗 ・・・えーとですね、パスワードは八文字。全て大文字の半角英字です。」

「おいおい、パスワード規則を守ってないじゃないか。ははあ、さっき躊躇したのはこのせいだな。まあいいけど、次回更新時には規則を守ってくれよ。」

「はい。」

通常パスワードは、破られにくくするために、大文字英字、小文字英字、数字、記号を混ぜて作成するように決められています。

「では、行きます。・・・デー・・・」

「D・・・」

「エー・・・」

「A・・・」

「アール・・・」

「R・・・」

「シー・・・」

「C・・・」

「アール・・・」

「R・・・」

「オー・・・」

「O・・・」

「ダブリュー・・・」

「W・・・」

「エス・・・」

「S・・・」

「以上です。」

「・・・・・DARCROWS・・・・・」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった。ありがとう。」

ガチャン!ツーツーツー


電話を切る直前の課長の沈黙が、やけに長かったのは気のせいでしょうか。




課長とは、明日の朝、顔を合わせることになります。

来週の更新で「会社を辞めました」とあったら、「ああ、やっぱり」と思ってくださって結構です(滝血涙)。


  01/11/03(土)   行く年、来る年

先週行われた秋の健康診断でのことです。(私の会社では春・秋の二回、健康診断があります。ちなみに壮年検診はまだですので、念の為。)

今回は、春の健康診断と違い、採血検査はベテラン看護婦さんが担当されていると、先に健康診断を受けた同僚に聞いていたので、その点は心配ありませんでした。

しかし、昨年の冬服やYシャツがきつくなっていた私の体重は、去年と比べてかなり増えているのが確実だったので、なんとも憂鬱な気分です。

受付で診断用紙を受け取り、所属部署や名前を記入。
案内板に沿って、まずは身長測定、そして体重測定です。

初っ端から死刑執行の気分。

担当の若い看護婦さんに診断用紙を手渡した私は、彼女に促され、恐る恐る身長・体重を同時に測れる計器に乗りました。


「ええと・・・108.1キロですね。」


うう、去年はもちろん、春と比べても随分と太っちまったなあ。
やはり、少しは痩せないと。

若い看護婦さんは、診断用紙に身長・体重の測定結果を書き込むと、用紙を私に手渡しながら、にっこり笑って言いました。




















「煩悩の数と同じですね。」








うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ(号泣) < 夕日の浜辺を泣きながらダッシュ

もう少し、こう、例えば 「梁山泊の豪傑たちと同じ数ですね」 とか言い様ってものが・・・(泣)


  01/11/01(木)   木曜サスペンス劇場

そろそろ眠気が襲ってくる午後3時。

ちょっと一服しようと、私は本社最上階の喫茶室へやって来ました。

喫茶室には先客がありました。窓際で新人H君がボーっと外を眺めていたのです。

彼は他所の課の所属で、会議で顔を合わせたことは何度かありますが、新人ということもあってか殆ど発言を聞いたことがありません。

かといって、私の会社は結構人数が多いので、他所の課の新人ともなると、顔は知ってても個人的に話す機会はなかなか無いというのが現状です。

実はこの新人H君、変わり者と噂に聞いているのですが、実際はどうなんでしょう。
せっかくの機会ですから、私は声をかけてみることにしました。

「よっ、H君 ( ̄− ̄)」

「あ・・・溝口さん・・・ ( ̄o ̄)」

「休憩? ( ̄− ̄)」

「あ・・・ええ。日が、当たって・・・暖かいので ( ̄o ̄)」

なるほど、確かに南向きの窓から日が差して、なかなか心地よい暖かさです。

変わり者とは聞いていましたが、ちょっと口下手なだけで、ごく普通の青年じゃないですか。
私もどちらかといえば口下手だし、気にするほどではありませんでした。



ぼーっと日向ぼっこをする三十路サラリーマンと新人サラリーマン。


「・・・・・・・・・・・・・・・いい天気だね、ぽかぽかして ( ̄▽ ̄) 」

「・・・・・・・・宇宙人を呼ぶのにちょうどいいですね ( ̄▽ ̄) 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄▽ ̄;; 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄▽ ̄) 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄▽ ̄;;;; 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄▽ ̄) 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そろそろ仕事に戻るね ( ̄▽ ̄;;;;;; 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、はい、私はもう少し ( ̄▽ ̄) 」



冗談なのか本気なのか、かなり微妙なんですけど ( ̄▽ ̄;;;;;;;;



冗談なら騒いだりしては不味いし、でも電波くんだったら困るし、とりあえずは静観しよう。
事勿れ主義を決め込んだ私は、自席に戻って仕事を再開しました。

あ、社内メール。

>送信者:後輩H  件名:先ほどはありがとうございました。

・・・ありがとうって、日向ぼっこしてただけなんですけど ( ̄▽ ̄;;;;;;;;;;


















>本文:よろしければ、またご一緒してください。




















( ̄□ ̄;




















誰かっ、誰か助けてええええええええっ(泣) 
(柔道着を引き裂くような男の悲鳴)


続く


完結編はこちら



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